女の子を好きになったらいけないんですか?

 プロトタイプは、発売中のPC用ソフト『FLOWERS』をプレイステーション・ポータブルおよびプレイステーション Vitaで発売すると発表した。発売は2014年10月9日を予定、価格は4800円[税抜]。以下、リリースより抜粋。

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■『FLOWERS』とは
 『FLOWERS』は、数々のミステリィアドベンチャーゲームの名作を世に送り出してきたPCゲームブランド“Innocent Grey”により、“少女同士の恋と友情”をテーマに制作されたPC用アドベンチャーゲーム(全年齢)です。

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 2014年4月18日に発売されて以来、原画・スギナミキ氏の描く繊細で柔らかなビジュアルと、少女たちの心の機微を丁寧に描いたシナリオにより各所で話題沸騰。全寮制のミッションスクールで紡がれる少女たちの友情、成長、そして純愛の物語を、美しいグラフィックと音楽と共に、プレイステーション・ポータブルとプレイステーション Vitaへお届けします。

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■Feature of PSP プレイステーション・ポータブル版の特徴

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◆メモリーディスク機能搭載
 メモリースティックの空きエリアにゲームデータを転送しメモリーディスクとして使用することで、ゲームをスムーズに進行することができます。
◆スクリーンショット機能搭載
 ゲーム中に見たあらゆるシーンをメモリースティックに保存可能。プレイステーション・ポータブル本体の壁紙に設定できます。

■Feature of PS Vita プレイステーション Vita版の特徴

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◆高精細グラフィック
 プレイステーション Vitaの高解像度画面にフル対応。プレイステーション・ポータブル版の4倍にも及ぶ960×544ピクセルの高精細グラフィックにより、美しいビジュアルでお楽しみいただけます。
◆快適なタッチ操作対応
 操作性もプレイステーション Vitaに最適化。プレイステーション・ポータブル版同様のボタン操作に加え、選択肢の決定、早送りや巻き戻し、選択肢ジャンプなど基本的な操作は全てタッチスクリーンに対応し、直感的操作で快適にプレイできます。
◆プレイステーション Vita TV完全対応
 プレイステーション Vita版『FLOWERS』は、プレイステーション Vita TVに完全対応。コントローラでも操作性を損なうことなく、ご家庭の大画面でも快適にお楽しみいただけます。

■System ゲームシステム

 プレイステーション・ポータブル、プレイステーション Vita版『FLOWERS』は、ストーリーの途中に現れる選択肢を選ぶことによって以後の展開が変化するオーソドックスなアドベンチャーゲームです。

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 “CG鑑賞”“音楽鑑賞”“ボイスコレクション”などのギャラリーモードも充実。さらに、定評のある高速スキップ・巻き戻しはもちろんのこと、より快適にお楽しみいただくために多彩な機能を搭載しています。

・一度見たことのある選択肢へのジャンプ機能
・ロード地点からの巻き戻しも可能

■Story 物語

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 高い塀と森に囲まれたミッションスクール、聖アングレカム学院。美しい少女たちが集う閉ざされた学院に、心に傷を持つ少女、白羽蘇芳が入学する。

 とある事情から内にこもり家族以外の者と触れ合ったことのない彼女は、擬似的に“友人”を作らせ学院での全てを共にさせる“アミティエ”と呼ばれる試みを行う学院に惹かれたのだ。

 学院からあてがわれた仮初めの友、彼女らへ向けられる仄かな恋心。緩やかに流れる学院生活の中で起こる、学院生徒の不自然な消失。少女たちは学院の中で何を見、何を掴むのだろうか──。

■Stage 舞台

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◆聖アングレカム学院
 3年制のミッション系女学院。1、2、3年生ともに一クラス23名ずつの69名が在籍する。1クラスにひとり、クラス委員(級長)が設けられクラスを取りまとめる。

 なお、生徒会に準ずるものとして、“ニカイアの会”という生徒会組織があり、1、2年生から優秀な生徒が選ばれる(三年生は引き継ぎ終了とし、ニカイアの会は卒業する)。

 ニカイアの会の生徒は学院で行われる年間行事を取りまとめるのが主な活動。代表的なものは“聖母祭”だが、ほかにも“新入生オリエンテーション”、“健康診断”、“フィールドワーク(遠足)”、“宗教講演会”“合唱会”“礼拝”などを教師と共に執り行う。

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◆アミティエ制度
 未来を担う女性の育成を目指し、実践的なコミュニケーション能力取得の為に作られた教育システム。入学時に面接、筆記試験が行われ強制的にその者にもっとも適したアミティエ(疑似友人)をあてがわれるというもの。

 これは全寮制という性格上、学院側から親しい者を作らせ生活に馴染ませるという理由と、卒業時に広くコミュニケーションが取れる人物を育てるという二つの理由からである。昨年までは“アミティエ”はふたり一組であったが、今年度から三人一組となった。

■Character 登場人物

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◆白羽 蘇芳 (しらはね すおう) 声:名塚佳織さん

 無口で心配性で小心者──。しかし、群を抜く美人のためか言葉数が少ないのはクールだからとなり、小心者ゆえ人の輪に入れないことは、自立した確固たる個性を持つ少女だと勘違いされてしまう。

 学院に入るまでは家族間の事情から祖父と暮らし、学校も通信教育で行っていたため人付き合いが苦手。しかし“人”が嫌いなのでなく、友人を作りたいと思う気持ちは人一倍ある。

 また非常に恥ずかしがり屋で、小心者の性格もあいまって緊張するとすぐに赤面してしまう。映画や小説を友としていたため、会話の中で映画・小説の台詞を引用する癖がある。

 趣味は文学・音楽・映画鑑賞。

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◆花菱 立花 (はなびし りっか) 声:明島ゆうりさん
 生まじめで面倒見がいい穏やかな性格。クラスのお母さん的立場にあるが、ただ優しいだけでなく駄目なことはダメと言える優しくも厳しい母像。

 その面倒見が良く穏やかな性格から慕われ、クラスの中心人物の匂坂マユリと同程度の影響力を持っている。入学試験ではトップの成績であり、面倒見もよく行動力もあることから担任から直々にクラス委員長に指名される。

 本人も期待され、応えられる自分に誇りを持っており率先して役職にいそしむ。趣味は紅茶の茶葉集め。淹れるのも飲むのも好きでお茶会を主催する。

 蘇芳のアミティエのひとり。

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◆匂坂 マユリ (こうさか まゆり) 声:岡本理絵さん

 何ごとにも前向きで明るく周囲から慕われるクラスの中心人物。表には出さないものの努力家で、ひとつのことに集中すると驚くほどの成果をあげることも。

 学院に入学したのは自分からの希望ではあるが、それはある悩みを抱えていたことから。社交的ではあるが、たとえアミティエであっても悩みを知られないよう気を付けている。

 趣味はお菓子作りと絵画鑑賞。蘇芳のアミティエのひとり。

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◆沙沙貴 苺 (ささき いちご) 声:長妻樹里さん

 好奇心旺盛なトラブルメーカー。意図して災いを振りまくのではなく、箱入り娘だったため何も知らないがゆえに誤解と衝突をまねいてしまう。

 双子の妹とともに寮生活をスタートさせたが学院生活は目新しい物が多くおおむね満足している。明るい性格であるため周囲ともすぐに打ち解け、クラスメイトとの仲は良好である。特に匂坂マユリと仲が良い。

 趣味は流行り物とカエルの置物集め。

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◆小御門 ネリネ (こみかど ねりね) 声:西口有香さん

 カトリックの教義に従い、善良かつ温和な人の良い好人物。ハーフであり現実離れした美しい容姿を持つことから、自然と壁を作られ接せられることが悩み。

 甘えたがりの面もあるが、誰にも地を出せないのが現状。ニカイアの会の副会長であり、会長の八代譲葉とは幼なじみ。一時期、八代譲葉との交際の噂もあったようだが根拠のない噂どまり程度だったよう。合唱部に在籍しており部長を任せられている。担当はソプラノ。

 趣味は怖い話収拾に、食べ歩き。スイーツは底なし。

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◆車椅子の少女 声:佐倉綾音さん

 人嫌いの変わり者。男性的なしゃべり方をするが、これも人と自分との間に壁を持ちたいがゆえ。基本としてひとりを好むものの、からかうためなら相手に声を掛けることも。

 猫のように気まぐれな性格なため掴みどころがない。通称、車椅子の少女。病気で足が動かせず車椅子にて生活をしている。

 趣味は読書と人の弱み探し。

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◆沙沙貴 林檎 (ささき りんご) 声:長妻樹里さん

 快活な姉とは真逆のおっとりとした性格……と思われるが実は怠け癖がついているだけ。長く付き合っていくうちに変わり者としての性格が見えてくる。

 変わり者で物怖じしない性格ゆえかクラスでは高嶺の花となっている蘇芳にも気負わずに話しかけ、すぐに知人程度の付き合いにはなる。お互い本好きという面が惹かれあうのか……。

 趣味は読書と怪談話。

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◆八代 譲葉 (やつしろ ゆずりは) 声:瑞沢渓さん
 
 エキセントリックで行動的。話し方や話題がとびとびになるため変わっているように思われるがそれも彼女の世界。

 我が強く思われがちだが、組織の長を務めているゆえか周りに目を配り気遣いのできる好人物。言動や行動が芝居がかってはいるものの、ニカイアの会の会長としての立場からある種の威厳として取られている。

 学院生徒からの信頼は厚く熱狂的。ニカイアの会の副会長、小御門ネリネとは幼なじみであり、彼女をネリーとあだ名で呼ぶ。料理部に所属しているも料理下手。

 趣味はスポーツ観戦と写真。

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◆ダリア=バスキア 声:高城みつさん
 
 聖アングレカム学院教師兼シスター。穏やかで包容力のある教諭だが、母というよりもおっとりした姉といった風。

 厳格なカトリック教徒ゆえ宗教がらみではひかないものの、他の事柄ではまま融通を利かせてしまう面も。一年生の担任でありバレエの指導もこなし生徒からの信頼も厚い。

 宗教以外に目を向けた方がいいとのことで、最近は学院温室にて自分の名前と同じ花、ダリアを育て、新しい品種を自分の手で作り上げようと生育している。

 趣味はバレエとガーデニング。

■初回生産分特典
・ドラマCD“乙女たちの休日”
※PC初回限定版に同梱されていたドラマCDと同内容です。
※プレイステーション・ポータブル、プレイステーション Vita版ではパッケージ外付けの特典として添付されます。


FLOWERS
メーカー プロトタイプ
対応機種 PSPPSP / PSVPlayStation Vita
発売日 2014年10月9日発売予定
価格 4800円[税抜]
ジャンル 百合系ミステリィアドベンチャー
備考 原画:スギナミキ、シナリオ:志水はつみ