イベントでは『ガンダム Gのレコンギスタ』の最新映像も披露!
2014年7月12日から8月31日まで、大阪文化館・天保山(大阪市港区)で開催される“機動戦士ガンダム展”。本イベントは、ガンダム35周年を記念し、シリーズ第一作となった『機動戦士ガンダム』を中心に、ガンダムの魅力を徹底的に解き明かす展覧会だ。
なお、翌年の2015年7月18日~9月27日には、東京でも本イベントが開催される予定だ。以下、リリースより抜粋して、展覧会の内容をお届けしよう。
また、本イベントの招待券(大阪会場)を、5組10名様にプレゼント! 希望される方はページ下記のフォームに必要事項を明記のうえ、ご応募ください。
■展覧会の全貌が明らかに!
来場者はまず、特設シアターで『機動戦士ガンダム』の世界観に没入します。ホワイトベースのメインデッキ内で、ブライトら同艦クルーと大気圏突入をめぐる戦いを体験する、新作映像を鑑賞します。
展覧会最大の見どころは、一挙1000点を公開する制作資料です(一部複製)。物語の生みの親・富野喜幸総監督(現・富野由悠季氏)の企画段階のメモや、美術監督の中村光毅氏が同総監督のイメージを視覚化した美術設定、美術ボード。キャラクター・デザインを手掛けたアニメーション・ディレクターの安彦良和氏が、アムロやシャアら魅力的なキャラクターを描いた原画の数々。ガンダムやザクなど、スタイリッシュなモビルスーツをデザインしたメカニックデザイナー、大河原邦男氏の精密な設定画。4名をはじめとする多数のクリエーターの息づかい漂う作品を、光や音、映像を交えた演出で展示し、ガンダムの豊穣な世界にどっぷりと没入することができます。
そのほか、富野由悠季監督が手がけるガンダムシリーズ最新作『ガンダムGのレコンギスタ』の最新映像も披露します。ガンダムの魅力をさまざまな角度から存分に味わう、質量ともに圧倒的な規模の展覧会です。
本展は、2014年のガンダム誕生35周年、2015年のガンプラ誕生35周年を記念し、14年と15年の夏休みに大阪と東京で開催されます。なお大阪会場と東京会場では、一部展示構成やグッズのラインナップを変更する予定です。
■“機動戦士ガンダム展”開催概要
展覧会タイトル:機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM
主催:朝日新聞社、創通、サンライズ、バンダイ、バンダイナムコゲームス、バンダイビジュアル、大阪文化館・天保山(大阪会場)、森アーツセンター(東京会場)
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大阪会場
開催日程:2014年7月12日(土)~8月31日(日) 会期中無休
開館時間:10:00~20:00(入館は19:00まで)
会場:大阪文化館・天保山(大阪府大阪市港区海岸通1-5-10)
料金:一般・大学生2000円(1800円) / 中学・高校生1500円(1300円) / 4歳~小学生800円(600円)
※カッコ内は前売・団体価格(団体は20名以上)
展覧会に関する一般問い合わせ:TEL 050-5542-8600 (ハローダイヤル)
※5月12日より
東京会場
開催日程:2015年7月18日(土)~9月27日(日) 会期中無休
会場:森アーツセンターギャラリー(東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー52階)
チケット発売情報
前売券を5月12日(月)から販売します。公式サイト上のオンラインチケット、セブンチケット、ローソンチケット、チケットぴあ、イープラスなどで販売予定。お得な前売りペアチケットなど、各種チケットの種類や販売の詳細は、決まり次第、公式サイトに掲載します。
■“ガンプラ大作戦”実施決定!
大阪会場での作戦参加者がガンプラを1000体組み立て、翌年の東京会場でインスタレーション展示を行う、1年越しのプロジェクトです。参加希望者は大阪会場の“ガンプラ組立セット券”(通常の入場券と参加費無料の日時指定のガンプラ組立券がセット)を購入し、会場内に特設する“ガンプラ工場”で“HGUC 1/144(完成高さ約13センチ)”のガンプラを1体組み立てます。ガンプラは通し番号を貼付し参加者と記念撮影を行い、同工場内に展示します。東京での展示方法・内容は後日公式サイトなどで発表します。
※参加はおひとり様1回まで。“組立券”1枚につきふたりまで参加可(組み立ては1体)。参加資格は8歳以上(2名で参加する場合はいずれかが8歳以上ならば可)。
※セット券はセブンチケットとローソンチケットのみの取り扱い。
※セット券は1000枚限定です。5月12日(月)から完売時まで販売します。
※組み立てるガンプラは、ザク、ジムなど量産型を中心とする数種類から当日抽選で割り振ります(選べません)。
※組み立てたガンプラは持ち帰ることができません。
※記念品をお渡しします。
※詳細は公式サイトを確認ください。
■“機動戦士ガンダム展”の見どころ
第1章:オー プニングシアタ ー“大気圏突入”
ホワイトベースのメインブリッジを模した入替制シアターで、大気圏突入をめ ぐる戦いを描いた新作映像を上映(約5分)。ブライトやミライの作戦指揮や、目の前でくり広げられるガンダムとシャアザクの戦いを、臨場感たっぷりに体感することができます。
第2章:メイキング・オブ・ガンダム
『機動戦士ガンダム』制作に使われた貴重な資料約 1000 点を、4つのコーナーを中心に展示します。映像や音 声、空間演出を加え、名作が生まれた過程や魅力の源泉を解き明かしていきます。
物語のはじまり
世界観やストーリーの基本構想を生み出した、富野総監督の設定書やメモを展示。また企画段階で試行錯誤を重ねたキャラクターやメカニックの初期設定資料も紹介します。
Column ~『機動戦士ガンダム』を生み出したクリエーターたち(1)~
富野喜幸(現:由悠季)
原作・総監督
1941年生まれ。虫プロダクションで『鉄腕アトム』、『リボンの騎士』などの演出を担当した後にフリーとなり、1972 年『海のトリトン』で初のチーフディレクターを務める。
監督を手がけた『無敵超人ザンボット 3』、『無敵鋼人ダイターン』、『機動戦士ガンダム』の3部作で“リアルロボットもの”の ジャンルを確立したと言われる。『機動戦士ガンダム』では原作者・総監督。“井荻麟”名義で『翔べ!ガンダム』などテ ーマソングの作詞も手がけた。ガンダムのテレビシリーズではこれまで5作を生み出し、2014年秋には新作『ガンダム Gのレコンギスタ』を予定している。
近未来の宇宙で
『機動戦士ガンダム』の魅力は、リアリティあふれる近未来のSF設定です。折しも、1960年代末~70年代初頭は、アポロ11号が人類初の月面着陸を成功させ、日本でも初の人工衛星の打ち上げに成功するなど、宇宙を取り巻く環境が変わってきました。このような時代背景とあわさり、『ガンダム』の世界観、物語の設定に共感や羨望を覚えた人も多いはずです。
宇宙空間やスペース・コロニーの概念などを作り上げたのが、美術監督の中村光毅氏です。彼を中心にビジ ュアル化したリアルなSF設定を、美術ボードや設定資料、模型などを交えて紹介します。
Column~『機動戦士ガンダム』を生み出したクリエーターたち(2)~
中村光毅
美術監督
東映動画を経て、タツノコプロに美術担当として入社し、『マッハ GoGoGo』、『科学忍者隊ガッチャマン』などを手がける。1976年に大河原邦男氏とメカマンを設立し独立した後は美術に専念。『機動戦士ガンダム』では、スペース・コロニーや宇宙要塞などの巨大建造物から、地球上の何げない風景まで多岐にわたる背景画を手がけた。その後、『風の谷のナウシカ』など多くのアニメ作品で美術監督を務めた。
戦争と人間の性
『機動戦士ガンダム』のもうひとつの大きな魅力は、戦時下の人間を描いたドラマ性にあります。主人公の少年アムロは地球連邦とジオン公国の戦争に巻き込まれ、モビルスーツ・ガンダムのパイロットとして重責を負います。日々の熾烈な戦いをくぐりぬけながら、若き司令官ブライトや同僚とのいさかいや邂逅、束の間の恋を体験しなが ら成長を重ね、“ニュータイプ”への覚醒を果たします。またアムロたちは、復讐に燃えるシャア・アズナブルや歴戦の勇士ラン・バ・ラルら、敵方の魅力的なキャラクターと交錯し、複数のストーリーが絡みあう重層的なドラマがくり広げられます。こうしたエピソードは実社会にも重ね合わされ、“名場面”や“名台詞”として語り継がれています。
安彦良和氏はキャラクター・デザイナーとして、等身大の名キャラクターを数多く誕生させただけでなく、アニメ ーション・ディレクターとして、作画の指揮をとり、登場人物のきめ細やかな表情が、深い人間ドラマ、躍動感あふれるモデルスーツを映像化しました。本展では、安彦氏が描いた情感あふれる原画を約500点選りすぐり、『機動戦士ガンダム』の名場面を物語の流れをたどりながら振り返ります。
『機動戦士ガンダム』の名シーンを原画から振り返る
※上記作品写真はいずれも『機動戦士ガンダム』のアニメーション原画。
※展示内容は一部変更になる場合があります。
※複製品を展示する場合があります。
Column~『機動戦士ガンダム』を生み出したクリエーターたち(3)~
安彦良和
キャラクター・デザイン、アニメーション・ディレクター
1947年生まれ。虫プロ・アニメーター養成所の第一期生。『新ムーミン』で原画、『勇者ライディーン』でキャラクター・デザインを手がけるようになる。
『機動戦士ガンダム』では数多くのキャラクターのデザインを生み出したほか、アニメーションの動きを原画で指示し富野演出を支えた。1989年以降は専業漫画家となる。2001年から約10年にわたり連載した『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』は累計1000万部を突破。同作はアニメ化され、2015年春より上映。
激突・モビルスーツ
物語の舞台設定やドラマ性に加えて熱い人気を博したのが、至近距離でくり広げられるモビルスーツの戦いです。モビルスーツは、パイロットが搭乗する、戦闘機や戦艦と同列のリアルな一兵器として設定された点が、画期的でした。アムロやシャアは、ガンダムや専用のモビルスーツを操り、息もつかせない劇的な戦闘をくり広げまし た。メカニック・デザインを担当した大河原邦男氏は、線の少ないのびやかなデザインによって“ガンダム”、“ザク”、“ズゴック”など、数々の名機を生み出しました。モビルスーツは、バンダイがテレビ放映の翌年に発売したプラモデル“ガンプラ”によって、爆発的な支持を得ました。モビルスーツはつぎつぎと商品化され、模型誌などで改造キットの作例が紹介されるなど楽しみの幅が増え、販路は海外へも拡がりをみせています。
本展では、モビルスーツや戦艦の基本設定を定めた、大河原邦男氏が描いたイラストを多数展示します。さらには、ザクやジムら、主要なモビルスーツの劇中シーンを、ジオラマによって再現展示します。
Column~『機動戦士ガンダム』を生み出したクリエーターたち(4)~
大河原邦男
メカニカル・デザイン
1947年生まれ。ファッションデザイナーを目指しアパレルメーカーに入社後、方向転換してタツノコプロに入社。『科学忍者隊ガッチャマ ン』で初のメカ・デザインを担当。1976 年、中村光毅氏と美術設定・デザインの会社メカマンを設立したが後にフリーとなり、『タイムボカン』シリーズなど多数の作品に参加。メカ・デザインの第一人者となる。『機動戦士ガンダム』では数多くのモビルスーツや戦艦をデザイ ンした。
■第3章:ガンダムは終わらない
『機動戦士ガンダム』以降、続々と制作されているガンダムシリーズをダイジェスト映像『ALL G トリビュート・クロニクル』で紹介します。さ らには、今年秋に予定される富野監督が14年ぶりに手がけるシリー ズ最新作『ガンダム G のレコンギスタ』の最新映像を先行披露し、つねに進化を続けるガンダムの世界を紹介します。
その他 Information~特設ショップやフォトスポットも 充実!~
圧倒的な規模の展示室以外にも、お楽しみポイントが充実しています。“機動戦士ガンダム展”オリジナルグッズを販売する特設ショップを開店します。展覧会限定ガンプラ、文具、雑貨、Tシャツなどを販売します。そのほか、記念撮影が可能なフォトスポットも用意します。商品の詳細は、随時公式サイトで紹介します。
■『機動戦士ガンダム』について
『機動戦士ガンダム』とは
『ガンダム』シリーズ第1作目『機動戦士ガンダム』の舞台は、人類が増え過ぎた人口を 宇宙へ移民させた“宇宙世紀”。宇宙移民者の国“ジオン公国”が地球連邦に対して起こした独立戦争のさなか、ひとりの少年アムロ・レイが、連邦の新兵器ガンダムを操縦して戦い、成長していく物語です。“赤い彗星”の異名をもつジオン軍のシャアら、敵味方に数多くの人物が登場し、さまざまな名場面と名台詞を残しました。
1979年4月にテレビアニメとして放映を開始。静かな反響を呼び再放送が続き、翌80年に発売されたプラモデル“ガンプラ”、81年から公開された劇場版3部作の大ヒットによって、人気は社会現象となりました。『機動戦士ガンダム』の魅力は、リアリティーある近未来のSF設定や、モビルスーツと呼ばれるパイロット搭乗型の人型兵器の戦闘シーン、さ らには戦時下での重層的な人間ドラマにあります。富野喜幸総監督(現・富野由悠季
氏)、中村光毅美術監督、アニメーション・ディレクターの安彦良和氏、 メカニックデザイナーの大河原邦男氏、そのほか数多くのクリエイター が生み出した物語は、鑑賞者の心に深く刻みこまれ、従来のロボットアニメのイメージを一変させました。
1979年、ガンダム伝説の始まり
「私たちは、アニメによって拓かれる私たちの時代とアニメ新世紀の幕開けを、ここに宣言する」。
1981年2月22 日、『機動戦士ガンダム』劇場版第1作公開初日に、富野総監督が新宿駅東口のアルタ前広場に集まった 1万5千人のファンに“アニメ新世紀宣言”を読み上げ、それまで子どものものとされてきたアニメは、いまや新しい若者の文化であるというメッセージを高らかに発信しました。
1979年から現在まで、『ガンダム』は変わらぬ人気を誇り、多くの人に影響を与え続けています。『機動戦士ガンダム』以降、『機動戦士 Zガンダム』から「機動戦士ガンダム UC(ユニコーン)」まで、テレビアニメ、映画、OVAなどで40作以上の多彩な作品を公開。小説やコミックなどのスピンオフ作品、ゲームや関連グッズは膨大な数に上り、象徴的な 商品“ガンプラ”は1980年の発売以降、4億個以上を販売しています。
2009年には30周年を記念し、東京・台場の潮風公園に高さ18メートルの“実物大”ガンダム立像が建てられ、約415万人が来場して大きな話題となりました。
2014年には、『機動戦士ガンダム UC』の完結編、富野監督が手掛ける最新作『ガンダム Gのレコンギスタ』が予定され、2015年には安彦良和氏が描いた大ヒットコミック『機動戦士ガンダ ム THE ORIGIN』もアニメ化されます。
ガンダム伝説は、これからも続いています。
※プレゼントは終了しました。
■プレゼント情報
“機動戦士ガンダム展”の招待券(大阪会場)を、抽選で5組10名様にプレゼント。
希望される方は、以下のフォームを明記のうえ、応募を完了させてください。
<注意事項>
◎応募期間は2014年5月11日23時59分までとなります。
◎ひとりにつき、応募は1回まで。複数応募された場合でも、当選はひとり1口までとなります。
◎郵便番号、住所、氏名、電話番号、メールアドレス(パソコンのメールアドレスのみ)は必須項目です。入力漏れや誤入力がある場合は、応募を受け付けられません。
◎当選者の発表は、賞品の発送(2014年6月下旬予定)をもって代えさせていただきます。
◎賞品の発売日が変更になる場合、賞品の発送時期もあわせて変更となりますので、あらかじめご了承ください。
◎賞品は譲渡しないことを応募・当選の条件とします。譲渡には、売ること、オークションに出品することなどが含まれます。譲渡が明らかになった場合、当選は取り消され権利をお返しいただく場合があります。
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