番組内で発表されたおもな内容をダイジェスト

 プレイヤーから寄せられた『ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア』(以下、『新生FFXIV』)に関する疑問に、本作のプロデューサー兼ディレクターを務める吉田直樹氏が直接答える、不定期ストリーミング放送“第9回プロデューサーレターLIVE”が、2013年10月19日の21時からオンエアされた。

 この人気番組の特別版ともいえる“出張版プロデュサーレターLIVE”は、東京ゲームショウ2013の会場で開催されたが、スクウェア・エニックス社内で腰を据えて行われる本放送は、じつは『新生FFXIV』のロンチ後初。年末公開予定のパッチ2.1の目玉コンテンツのひとつであるハウジングを中心に、今回もプレイヤーには見逃せない新情報がいくつも発表されたのだ。
 以下に設問と、吉田氏の回答の要旨を箇条書きにした形で、今回の要旨をお伝えしていこう。

戦士、竜騎士の強化とコンテンツファインダーの問題点解消

 番組の冒頭で吉田氏は、ゲームの現状に関して寄せられた質問に対して回答。ジョブの性能およびそのバランスについて、とくに戦士の性能についての現状認識と今後の課題について解説した。

Q.戦士をはじめとするジョブバランス調整の予定は?
A.
・戦士がナイトに比べて弱いと思われている理由は、大迷宮バハムートのボス戦で想定外の事態が起きているのが主原因。
・必ずタンクが行動不能に陥るべき場面で、開発側の手違いでナイトだけ突破できてしまう状態になっている。
・これを是正すべく、今後はボス戦でナイトだけが可能だった立ち回りを戦士でも可能な状態に変える。
・戦士のスタンの性能がナイトよりも劣る点も挙げられているが、この根本的な原因は、ブルータルスウィング発動までの時間が長い点にある。
・これも効果発生までの時間を短くするなどの対策を実施しようと思っている。
・ラースと原初の魂を使いこなすのが難しい面もあるので、パッチ2.1でこの部分を解消するための調整を加える。
・全部で7項目ほど変更部分があるが、簡単に言えば戦士を強化するということ。
・現状はタンクが突出して忙しい状態になっていることも認識している。

Q.竜騎士の現状認識について。
A.
・現状は敵の特定の技を逃げて避けたり、敵の攻撃フェーズが変わったりする形式のバトルコンテンツが多いので、近接DPSよりも遠隔DPSのほうがダメージを出しやすくなっている。
・吟遊詩人は現時点で強すぎると思っており、これを是正するために近接DPSの性能を底上げする。
・竜騎士のジャンプに関しては空中で無敵にするつもりはない。
・技全体の硬直時間を短くするなどして敵の技を“避けやすく”したい。
・これらの調整はパッチ2.1で導入予定。
・リミットブレイクのゲージは、いろいろなジョブが混在するパーティほど溜まりやすい仕組みになっている。

Q.コンテンツファインダー(CF)のギスギス感を解消してほしい。
A.
・効率を求めてCFを利用する人が増えるとギスギスしがちなのは把握している。
・パッチ2.1でパーティ募集を掲示板の形式で出せるようになるので、参加したい人はその一覧からパーティを選んで参加できるようになる。
・さらにそこから詳細を開くと、初挑戦歓迎や効率重視などのチェックボックスがあるので、主催者は事前にここへ印を入れておけば、該当する希望者が自動的に集まる。

ポロリしまくり! 第9回『新生FFXIV』プロデューサーレターLIVEまとめ_01
▲身振り手振りを交えて、吉田氏はパーティ募集に関する新システムを解説していた。

アラガントームストーンの入手経路増加

 ここで話題は、以前発表された新コンテンツ“ランダムデイリー”の説明へ。

・パッチ2.1で公開予定のランダムデイリーは、カテゴリごとに1日1回挑戦できる。
・クリアするたびにアラガントームストーンが報酬としてもらえる。
・高レベルの人が時間が短いコンテンツにマッチングされれば、時間が短縮できるのでラッキー。
・アラガントームストーンは、パッチ2.1で追加される3つの高レベルダンジョンのほか、極・蛮神戦、クリスタルタワー、蛮族デイリークエスト、
トレジャーハントの各コンテンツでも取得できるようになる。
・特定のコンテンツに注力することも可能だが、いろいろな遊びにコツコツ挑むことでアラガントームストーンが貯まっていくようにしたい。

Q.オーディンやベヒーモスのF.A.T.E.の混雑を解消してほしい。
A.
・『新生FFXIV』ではフィールド上に8メートル四方の見えないグリッドが引かれており、その中にいれば敵と味方が優先的に表示されるシステムになっている。
・このためグリッドから外れた敵味方が表示されなくなってしまう場合がある。
・パッチ2.1でゾーン全体を管理するシステムを入れ、エリア内で特殊なキャラクターやオブジェクトが出現している場合は、その表示を最優先にする処理を導入する予定。

Q.エオルゼアの経済状態について。
A.
・10月15日に実施した緊急メンテナンスでギルの入手経路を増やし、現在は推移を見守っている状態。
・いまはギャザラーのレベリングに時間が掛かるため、素材が溢れすぎている。
・これを解消するために、ハウジングでそれらを大量に消費する仕組みを考えている。
・クラフターに新しい装備系のレシピが入る。
・ほかにもウルヴズジェイル(PvP)向けの薬品や食事も用意するので、これにより素材の消費が進むはず。

Q.不正行為であるチートの利用について。
A.
・完全撲滅の姿勢を貫く。
・現在、すごい勢いで業者が『新生FFXIV』に集まっている。
・不正ツールを使ったワープへの対処はいたちごっこになるが、それでも構わないので徹底的に追跡・対処する。
・BOTについても、通報を受けたら即座に調査している。ただし冤罪を起こさないよう、細心の注意も払っている。
・今後もSTF(スペシャルタスクフォース)の人員を増やすなどして徹底的に立ち向かっていく。

Q.運営状況について。最近ミスが多いのでは?
A.
・各部門のミスが少しずつ増えていると認識している。
・たとえばスタッフの多忙が原因の場合は、仕事のスケジュール管理を見直すなどの対処を行う。

Q.欧州地域を中心にゲームからの切断が頻発している。
A.
・ゲーム側の問題のほかに、そもそもWi-Fi回線で繋いでいたり、プレイヤーが利用しているISP(プロバイダ)側に原因があることも。
・個別の聞き取り調査を行うために、現在使用しているプロバイダや機材の種類といった情報を正確に担当スタッフに詳しく教えてほしい。

Q.最近、人が減っているのでは?
A.
・メインクエストをクリアして満足して休んでいる方もいるが、引き続きプレイを継続してくれる方のほうが多い。
・新たな楽しみを続々と追加し、月額課金しているお客さまを飽きさせないよう、かつお休みされている方が戻ってきてくれるように努力したい。

『シアトリズム FF カーテンコール』紹介に続き、後半戦へ

 ここでゲストとして『シアトリズム ファイナルファンタジー カーテンコール』プロデューサーの間(はざま)一郎氏が登場。来春に発売を控えた期待のリズムアクションゲームの魅力を語った。
 同時にコラボレーション企画“FINALFANTASY GO THERE”の一環として、『新生FFXIV』に登場する9つ(予定)の曲に合わせてリズムアクションが楽しめることを発表。嵐神ガルーダの曲“墜天せし者”のプレイ風景が番組内でお披露目された。

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▲東京ゲームショウ2013で吉田氏に同作の対戦プレイで敗れた際の“罰ゲーム”の結果を披露。左側頭部に“XIV”の剃り込みが……お見事。

 そうしてコラボ企画の発表を終えて休憩時間に入る……と思いきや、最後の質問が。

Q.大迷宮バハムート:邂逅編の第5層はいつプレイできるようになる?
A.修正を終え、現在のところ最終確認中。来週水曜日(10月23日)くらいには、早ければ再開予定。

 以上で前半戦は終了。休憩ののちに後半戦は吉田氏によるハウジングに関する解説から開始された。
ここで“ハウジングおじさん”の愛称でファンから親しまれているスクウェア・エニックス前社長の和田洋一氏が登場。
吉田氏とともに新コンテンツの中身を解説した。

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▲まずはリムサ・ロミンサのハウジングエリアの様子を公開。南国リゾートを連想させるトロピカルな雰囲気。

Q.ハウジングを楽しむための条件は?
A.フリーカンパニーのランクを一定まで上げたあと、権利書と土地を購入する。

Q.土地代と家の値段以外にも諸経費が必要か?
A.
・維持費はかからない。家の購入価格に関してはまだ秘密。
・システム側からギルを借りるローンは、いまのところ考えていない。

Q.土地の数は?
A.
・ひとつのインスタンスエリアの中に30軒まで家が建てられる。
・同じ地形のゾーンが何層も折り重なった構造なので、取り合いは起きない。

Q.ハウジングの購入手続きから設置までの流れを教えてほしい。
A.
・土地を購入し、購入した権利書をエリア内で選択すると、それに対応する家が敷地内に現れる。
・入り口が近隣の塀と密着すると問題が起きるので、建物の向きの変更はできない。
・パーツはショップでも買える。
・製作で作れるものは、事前に染色しておけば、設置した際にその色が反映される。
・メニューを開くとハウジングの装備画面のようなものが開くので、冒険者の防具を入れ替える感覚でデザイン変更ができる。
・庭にオブジェクトを配置することも可能。操作法は家の選択と同様に、所持品のメニューを開いて任意のアイテムを選択するだけ。
・配置できるオブジェクトの数には上限がある。

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▲ペットの移動先選択と同じ感覚で、オブジェクトの配置場所をカーソルで決められる。物体を回転できるほか、配置したベンチや椅子に座ることも可能。
▲リムサ・ロミンサエリアに設置できるSサイズの家の内部。黒渦団から支給されるベッドが置かれていた。

Q.ギャザラーとクラフターは、どのようにハウジングの外見や内装に貢献できる?
A.
・ハウジング関連のアイテムは約85%がクラフターの製作物になる。
・その材料を採集するのがギャザラーの役割。
・どのクラスでも活躍できるが、職種ごとに作れる数や採れる数は多少変動する。
・購入できるアイテムの数のほうが圧倒的に少ない。

Q.室内のBGMは変更できる?
A.
・ジュークボックスという企画が2.2以降のパッチで入り、『新生FFXIV』の楽曲が自由に聴けるようになる。
・サントラ版を購入する必要がなくならない程度に調整しつつ開発を進めたい(笑)。

Q.家具の中に素材や装備品を入れられる?
A.
・セーブデータが膨大な量になるため、現状ではできない。
・将来的に公開される可能性は残されているが、しかるべき段階を経て慎重に判断したい。

Q.フリーカンパニーが解散した場合、家の扱いは?
A.家を撤去しないとフリーカンパニーの解散コマンドが選択できないようになる。

Q.ハウジングエリアに直接デジョンできるようになる?
A.エリア内にエーテライトを設置できる予定だが、パッチ2.1で間に合うかどうかは微妙な情勢。

Q.家の中ではレストボーナスの効果が……?
A.当然ながら付与される。

Q.家の入り口に伝言板や看板は設置できる?
A.訪問した人がコメントを残せる“ひと言伝言板”が、パッチ2.2で公開予定。

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▲ウルダハのハウジングエリア。吉田氏いわく「荒野というよりも中東地域っぽい街並み」だ。

Q.引越しや建て直しはできる?
A.パッチ2.2以降で予定している。

Q.家庭菜園はできる?
A.庭に畑を設置。そこでいろいろなものを栽培&収穫して、さらにそこからレアなアイテムを植えてという流れを想定中。園芸師の皆さんご期待を。

Q.バトルの練習やダメージの量が算出できる訓練所がほしい!
A.
・木人を家の中に設置可能にしようという話をしている。
・パッチ2.1の予定にはないが、それほど遠くない未来に公開されるはず。

Q.たとえばLサイズの家だけが埋まってしまった場合は、すぐにインスタンスがエリアが追加される?
A.サーバーの台数の兼ね合いもあるので、全体の動向を見て適宜判断する。

Q.ワールド単位でハウジング関連の価格は変わる?
A.
・変わらない。建物の価格は固定だが、土地に関してはオークションの形式になっているので価格は変動する。
・開放当初は最高値に設定されており、売れなかった土地は約6時間おきに価格が下がっていく。高価と感じた場合は、しばらく待ってもらえればと。

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▲ウルダハのSサイズの家。家具多くが黄色を基調としている点が、ウルダハらしい。

Q.家具は庭にも設置できる?
A.家具と庭具はカテゴリが違い、設置できない。ただし似たようなものが双方にある。

Q.家具の上に別の家具を置ける?
A.
・テーブルの上に天秤を置いたりが可能。
・重ね置きに上限は設けるが、ある程度自由に置けるようにはなる。置けて当たり前なものは実現する。

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▲テーブルの上にランプが置かれている。これらは一体型ではなく別々のオブジェクトだ。

Q.窓から外の景色が見える?
A.
・窓から差し込む光は調整できるが、外の風景は見られない。
・家の中に置けるオブジェクトを増やすために、あえてそうした。

Q.家のサイズを、たとえばSからMに発展させるなどの拡張はできる?
A.
・一度家を撤去してもらい、新たに別の権利書を選択してもらう必要がある。
・家を取り外す際には、オブジェクトを一度すべて取り外すことになる。

Q.家具込みで家を売買できる?
A.家は権利書単位で取り引きするため、できない。

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▲ウルダハに設置できるLサイズの家。丸テーブルがいくつも置かれており、部屋の隅にはガルーダの姿があしらわれたソファも置かれていた。

Q.フリーカンパニーのハウジングの内部に個人の部屋は持てる?
A.パッチ2.2以降で考える。部屋ではなく、個人の持ち家を先に公開するべきかを状況を見たうえで決めたい。

Q.フリーカンパニーのメンバーが勝手に家具などを持ち出さないようにしたい。
A.ハウジングの設定で「このランクのメンバーまでは家具を設置できるが取り外せない」など、権限を個別に選択できる。

Q.ミニゲーム的な要素は?
A.現時点で予定はないが、カードゲームを思いつきそうなスタッフがいる。

Q.ハウジングの内外で、マーケットやリテイナー以外のサービスは受けられる?
A.室内に製作施設を置き、それを用いたクラフトが可能。素材を販売するNPCを雇って配置もできる。

Q.“地下工房”で製作するメリットは?
A.
・フリーカンパニーのクラフターが地下工房に集まり、飛空艇が作れる。それにより特定のコンテンツに挑めるようになる。
・これを拡張パックの前に公開したい。その後、船も作れるようにする。

Q.クリスマスを連想させるなど、季節感あふれる家の公開は?
A.
・一発ネタ系の家を将来的に考えている。たとえば、いかにも武器屋などの建物を置けるようにし、そこに商人の方々に集まってもらうなど。
・外観のカスタマイズはできないが、そのぶんテーマが感じられるようなものにしたい。

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▲初公開となるグリダニアのハウジングエリア。吉田氏は「牧歌的になりすぎないように注意した」と語っていた。

Q.チョコボ厩舎の実装時期は?
A.
・パッチ2.3以降のリリース予定で企画が進行中。
・パッチが実施されるたびに、家を活用した新しい遊びを入れていきたい。

Q.ハウジングエリア内の海や川で釣りができる?
A.漁師にクラスチェンジすれば魚が釣れる。

Q.素材を収集する目的でモンスターを配置できる?
A.手に入れたミニオンを部屋で放し飼いにするというアイデアはある。

Q.ハウジング実装時の家具の数は?
A.
・建物のパーツを除いた庭具と家具の合計が220種。前者が40種で後者が180種でスタートする。
・パッチが公開されるたびに、毎回数10種類ずつ増えていく予定。
・パッチ2.2で見た目だけを変える機能が実装される。

荒ぶる和田氏

 ここで和田氏がポロリモードに突入。“CONFIDENTIAL(機密)”と書かれた紙を続々とカメラに映し始めた。

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▲大迷宮バハムートをテーマとするテーブルと椅子。
▲天井照明。こちらは大迷宮バハムートで入手できるアイテムを材料に製作するとのこと。
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▲オーディンの冑と斬鉄剣とマント。この資料が公開された瞬間、吉田氏は叫び声を上げていた。

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▲ティターンのシャムシールゲートと資料には書かれていた。クリスタルタワーを連想させるデザイン。
▲竜騎士のAF2のデザイン資料。もはやポロリはハウジングの領域を超え始めた!
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▲リヴァイアサンの噴水。水が吹き上がるエフェクトが楽しめるとのこと。
▲海の波をあしらったベッド。こちらもリヴァイアサンに関係するものだろうか。

 想定外(?)の和田氏の行動に触発された吉田氏も、ここぞとばかりに資料を公開。

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▲吟遊詩人のAF2。既存のAFとはまったく異なる、赤を基調としたデザインだ。
▲“バハムート装備”のアラガンメイル。吉田氏の話ではパッチ2.2で公開されるとか。
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▲タンク向けのアラガンメイル。ゴツゴツした感じがとても印象的。
▲入手経路は秘密だが、このような装備の実装計画も進んでいるとのこと。
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▲アシエンのローブの白バージョン。はたしてどうやって手に入れるのか。
▲頭装備に独特の“ツノ”が取り付けられている。召喚士のAF2だろうか。
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▲戦士のAF2。バイキングを連想させる冑。鎧の左肩に用いられている素材は皮革のようだ。
▲モンクのAF2は、どことなくエキゾチックな雰囲気を漂わせている。

グリダニアのハウジングを紹介しながら

 新情報の連続ポロリはここまで。グリダニアのハウジングエリアに設置できる家の紹介へと話は移った。

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▲Mサイズの家。写真中央のアプカルは前後に動き、コップの中をゆっくりとついばんでいた。

Q.ハンモックやベッドに寝転がれる?
A.冒険者が横になるエモートを公開する。

Q.家の中に装備品を飾れる?
A.鎧などを着せられるスタンドの公開を準備している。パッチ2.2以降にリリース予定。

Q.家具や調度品として額縁や絵を飾れるようになるなら、そこにスクリーンショットをはめ込める?
A.
・絵や額縁を飾ることは可能だが、スクリーンショットを貼り込むのは難しい。
・アートチームが描いた絵が掲げられるようになるので、お楽しみに。

Q.大きな部屋を間仕切りで区切った場合、ドアは設置できる?
A.当たりとアニメーションの処理が難しくなるので、ドアは置けない。開いた部分のスペースも確保する必要が出てくるので難しい。

Q.Lサイズの家は階層構造になっているが、フロアごとに入場制限を設定できる?
A.間仕切り(エリアに境界線)がないため、設定できない。

Q.家を買う際にメンバーから集金できるシステムは?
A.いろいろ怖いことが起きそうなので予定していない。

Q.クルザスのキャンプ・ドラゴンヘッドの司令室に置かれている、エオルゼア地図は置ける?
A.作ることにした。

Q.ハウジング内の壁紙や床の図柄を変えられる?
A.変えられるようになる。

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▲チョコボの壁紙のようだ。これを貼り合わせると、チョコボの足跡が線で結ばれるのかも。
▲向かって右側が床用。左側が壁用だ。モーグリたちの賑やかな雰囲気が伝わってくる。
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▲ほかにも、このような壁紙や床材が盛り込まれる予定。
▲グリダニアのSサイズの家。いくつかの家具に植物があしらわれており、マイナスイオンに満ちた室内が演出されている。

Q.明かりを点灯したりなど、ギミックつきの家具は?
A.存在する。こちらもパッチで数を増やしていくが、ギミックなしの家具よりも増加するペースは遅くなる。

Q.釣った魚を入れる水槽は?
A.現時点で予定していない。多面半透明のオブジェクトは制作が難しい。

Q.個人向けのハウジングの公開時期は?
A.パッチ2.1リリースから半年くらいでマイルームを開放する程度の距離感で考えている。

まとめに

 質問への回答はここまで。番組終了際に、既知の情報に関する告知などもなされた。

・パッチ2.1で公開されるハウジング以外のコンテンツを個別に解説するとのこと。
・また11月14日予定で『ライトニングリターンズ』とのコラボF.A.T.E.が開始される。
・ファンキット第5弾は、発信音に使える効果音集。iPhoneとアンドロイドでも使える汎用のものを10月下旬に公開予定。
・『ファイナルファンタジーXIV:ライブラ エオルゼア』のアンドロイド版を公開。
・コミュニティイベント、「守護天節スクリーンショットコンテスト」を開催。賞品はアーリマンネックレス(仮題)。上位に入賞するともらえるが、今回限定ではない。

 最後に吉田氏と和田氏から挨拶。

和田氏「皆さんのご支援ありがとうございます。私は出張が多くまだレベル45の状態ですが、どこかでごいっしょできれば幸いです。『新生FFXIV』は皆さんといっしょに進化していくゲームです。まだ始まったばかりなので、これからもご意見・ご要望をお待ちしています」。

吉田氏「久々のプロデューサーレターLIVEになりますが、この2ヵ月間、ゲームをロンチさせることの難しさを実感しました。僕も冒険者を作成して皆さんといっしょに遊んでいますが、とても楽しいです。ハウジングは『新生FFXIV』を作る2年間の中でもとくに念入りに作ってきたコンテンツ。初回に膨大な数が公開されるので、まずはその量に驚いてください」。

 前例がないほど膨大な量の情報が公開された今回のプロデューサーレターLIVEは、じつに3時間近くにわたった。次回は11月中旬にオンエアー予定で、テーマはコンテンツとのこと。つぎの放送も十分すぎるほどに期待が持てそうだ。

※写真はすべてtwitchからの切り出しです。