ガストの『アトリエ』シリーズ初のバラエティCD『ロロナ・トトリ・メルルのアトリエ ~アーランドのお茶会(ティーパーティー)~』が2013年11月20日に発売決定! 収録を終えた門脇舞以さん、名塚佳織さん、明坂聡美さん、岸田メル先生へのインタビューをお届け。

●CD『ロロナ・トトリ・メルルのアトリエ ~アーランドのお茶会(ティーパーティー)~』、2013年11月20日に登場♪

▲『新・ロロナのアトリエ はじまりの物語~アーランドの錬金術士~』の発売ももうすぐ(2013年11月21日発売予定)。

 ガストの『アトリエ』シリーズの中でも、高い人気を誇る“アーランド”シリーズ。2009年から2011年にかけて、プレイステーション3で『ロロナのアトリエ~アーランドの錬金術士~』、『トトリのアトリエ~アーランドの錬金術士2~』、『メルルのアトリエ~アーランドの錬金術士3~』が発売され、多くのファンの支持を集めた。

 その後、プレイステーション Vitaで『Plus』シリーズの展開がスタート。2012年11月に第2作のパワーアップ版『トトリのアトリエ Plus』、2013年3月に第3作のパワーアップ版『メルルのアトリエ Plus』が発売された。そして、2013年11月21日には、『Plus』の枠を超え、第1作をあらゆる面で再構築した作品『新・ロロナのアトリエ はじまりの物語~アーランドの錬金術士~』が、プレイステーション Vitaとプレイステーション3で発売される予定になっている。

 この『新・ロロナのアトリエ』の発売前日である2013年11月20日に、シリーズ初のバラエティCD『ロロナ・トトリ・メルルのアトリエ ~アーランドのお茶会(ティーパーティー)~』が発売されることが決定! ロロナ・トトリ・メルルのヒロイン3人が集合し、アストリッド、クーデリア、パメラを交え、あやしげな料理を作ってみたり、突然トーク番組をくり広げてみたりするという、楽しいエピソードが収録される。また、特典ディスクでは、イラストレーターの岸田メル先生(アーランドシリーズ・キャラクターデザイン担当)と、ロロナ役・門脇舞以さん、トトリ役・名塚佳織さん、メルル役・明坂聡美さんによる座談会を聴くことができる。

 ここでは、座談会の収録を終えた門脇舞以さん、名塚佳織さん、明坂聡美さん、岸田メル先生のインタビューをお届け。CDの聴きどころや、アーランドシリーズへの想いをうかがった。

左から、名塚佳織さん、明坂聡美さん、岸田メル先生、門脇舞以さん

――CDの収録、お疲れさまでした! まもなく発売される『新・ロロナのアトリエ』、そしてこの『ロロナ・トトリ・メルルのアトリエ ~アーランドのお茶会(ティーパーティー)~』と、久しぶりにアーランドのキャラクターに息を吹き込んでみて、いかがでしたか?
門脇舞以さん(以下、門脇) ロロナと最初に出会ってから、弟子も増え、また弟子も増え、またリメイクされ、さらにリメイクされ、そして弟子のみんなを連れてまたロロナの物語に戻ってきて、また新しい出会いが生まれたことが、とてもうれしいです。『新ロロナのアトリエ』の収録の前に、最初に演じたロロナの声を聴いたのですが、とても懐かしい気持ちになりましたね。仲間たちが増えるにつれて、自然とロロナの演じかたも変わってきていたみたいです。でも、今日のドラマCDでみんなとのかけ合いを経て、やっぱりいつものロロナに戻りました(笑)。聴いていただければ、その感じが皆さんに伝わると思います。
名塚佳織さん(以下、名塚) トトリも、今回のドラマCDでも、相変わらずトトリらしいというか。やわらかさは保ちながらも、随所随所で毒気のあることを言ったり(笑)。でも、周りの雰囲気もあいまって、全体的に、かわいい女の子たちが3人でワイワイしてる、という感じになっています。今回、ドラマCDということで、皆さんとかけ合いすることができ、しかもいっしょに収録できたので、すごく楽しかったです。アドリブで相槌を入れたりもして。皆さんと会話をしながら作っていけたな、と実感できました。
明坂聡美さん(以下、明坂) 『メルルのアトリエ』は、アーランドシリーズの中ではいちばん新しくて、『メルルのアトリエ Plus』があったり、『新・ロロナのアトリエ』があったりして、(メルルを演じてから)時間があいたという間隔はなかったので、すぐにメルルらしさを思い出せました。なので、懐かしいという感じではなかったんですけども、名塚さんの言うとおり、ドラマCDをみんなで録るのは初めてで。皆さんのドタバタ……自分もドタバタしているんですけど……が間近で聴こえてきて、「ああ、みんな『アトリエ』は楽しい感じでやっているんだな」と、ウキウキしました。

――では岸田先生は、アーランドシリーズのドラマCDの発売が決まり、どのように感じられましたか?
岸田メル先生(以下、岸田) なんかもう、しみじみという感じですよね。最初に『ロロナのアトリエ』のキャラクターデザインのお話をいただいてから、もう5年くらい経っているので。作品を重ねて、3人の主役のキャストさんに演じていただいて……というか恵まれて、作品が大きく育って。このような場で、皆さんがお話ししているのを聴きながら、しみじみしちゃいました。ここまで育って本当によかったなあ、がんばった甲斐があったなあ、って。

――岸田先生は、このCDの中の座談会パートに出演されているんですよね。
岸田 はい、特典の座談会の賑やかし担当です。
門脇 岸田さんがまとめ役なんです。
岸田 MC不在状態だったので(笑)。慣れないことをやりました。台本に“3人の錬金術士と、とある絵描き”って書かれてるんですけど、俺、完全にその世界に入っちゃってますよね。俺、いたんだ!

――(笑)。そういえば、先日、名古屋で行われた世界コスプレサミットでは、ステルク(ステルケンブルク)のコスプレをされていましたよね。
岸田 あの衣装は、オーダーしました!

――つまり、いまご自宅に、あの衣装がある?
岸田 和室に吊るしてあります(笑)。
一同 (笑)。

――和室に、スケさんの衣装が(笑)。岸田先生とキャストの皆さんがお会いするのは、ガスト・ガーラ(※2012年7月に行われたイベント。リポートは→こちら)以来でしょうか?
明坂 ゲームの打ち上げでもお会いしましたよね。
岸田 ちょこちょこお会いする機会はありますね。
明坂 そういえば最初、私、先生は女性だと思っていて。あれーっ? って(笑)。
岸田 打ち上げでお会いしたときの第一声が、「あのヘンな人だー!」でしたよね?(笑)
門脇 ヘンな人、って情報が先に入ってたんだね(笑)。
明坂 そう、金色のメルさんのイメージが強くて、絵のやわらかい印象とまったく違ったのでビックリしました。衝撃的でした(笑)。

――ロロナとトトリとメルルは、ロロナを師匠とすると、トトリが弟子、メルルが孫弟子という関係ですが、キャストの皆さんの中では、どなたが師匠的ポジションにいるのでしょうか?
門脇 年齢の順は、じつはロロナ・トトリ・メルルの順と同じなんです。

――じゃあ、明坂さんがふたりを“師匠!”とお呼びするような。
明坂 そうですね、師匠です!
門脇 しっかりした妹みたいな感じです。
名塚 確かに! メルルちゃんもあけちゃんもしっかりしてる!!
明坂 おふたりとは、これまでにもお会いしたことはあったんですけど、実際ロロナとトトリの声をきいたら「こんな感じなんだ」って。空気感がすごく掴みやすくて、楽しくて、本当によいお姉さんで。
名塚 ごめんね、そんなこと言わせちゃって(笑)。
門脇 メルルちゃんは、いちばん空気が読めるからね(笑)。
明坂 でも、若干のプレッシャーがじつはあって。おふたりとも結婚されてしまったので、つぎは私がお嫁にいかなきゃって(笑)。
門脇 それは、年齢が違うもん(笑)。むしろ、いかせるか! 師匠、認めません(笑)。

――(笑)。年齢と言えば、今回のCDの中のロロナさんは、実年齢なのでしょうか?
門脇 実年齢って、どれだろう?(笑)
明坂 『メルルのアトリエ』の後に、ちゃんと元に戻ったロロナです!
門脇 でも、このふたりがいたらこのロロナ、という感じなので、年齢は考えていなかったです。弟子があっての自分、というのが、ロロナにとっての年齢感というか……。そっか。大人だった、ロロナ(笑)。
明坂 収録していておもしろかったのが、それぞれの物事への反応の違いで。キャッキャするメルルとか、思い悩むトトリとか、「それよりこんなこともあるよ」っていうロロナとか、その3人のわちゃわちゃ感がすごく楽しくて。
名塚 いろんな意見があったね(笑)。

――賑やかで楽しい収録だったのですね。
名塚 ゲームを収録しているときも思ったんですけど、作品全体が、メレンゲみたいにふわふわな感じがあるというか。ドラマCDのセリフの中には、“戦争”とか“爆弾”なんて言葉が出てくるんですけど、あのかわいいキャラクターたちが喋っていると、全部ふわふわに聴こえるというのは、この作品ならではの魅力だと思います。イベントもアットホームでしたし。ふだんから、みんなでしょっちゅうごはんを食べたりしているわけではないのに、集まったら自然にこの世界観を作れるんですよね。
門脇 「こうしなきゃいけない!」っていうのが、あんまりない。意識して作らなくても、楽しいよね、みたいな。

――ロロナとトトリとメルルがいっしょにいる光景は、ユーザーの視点から見ても、とても自然に受け取れます。
門脇 この3人が集まるシーンは、『新・ロロナのアトリエ』の中にもあるんですけど、それが初めてだったにも関わらず、あんまり“初めて感”がなくって(※『メルルのアトリエ』のロロナは、薬の力で子ども化してしまい、記憶があいまい)。未来から来た弟子達と話すことに違和感を感じているロロナを演じているほうが、不思議な感じでした。今日は、違和感なく楽しく盛り上がれて、堪能できました!
明坂 個人的には、ロロナ先生と会話が成立するっていうのが新しかったです。いままで成立していませんでしたから! 理解して返してもらえることが新鮮でした(笑)。
名塚 トトリとしては、複雑と言えば複雑ですよね。一時は先生であり、一時は子どもであり、『新・ロロナのアトリエ』でその中間を見る。これですべてつながったというか。でもトトリはきっと、「この頃の先生は、こういう感じだろうな、それでこういう突拍子もないことがあるだろうな」というイメージは持っていたと思います。
門脇 トトリちゃんは何度も驚いてるから、驚き慣れちゃってる(笑)。
名塚 アストリッドさんとは違う驚きを、毎回受ける、という感じでしょうか(笑)。でも、それも含めて、トトリはロロナ先生のことが大好きですから。

▲『新・ロロナのアトリエ』では、クリアー後の“延長戦”で、トトリ&メルルが未来からやってくる!

――『新・ロロナのアトリエ』の中には、岸田先生の新しいイラストもあるとうかがいましたが、どのような絵なのでしょうか?
岸田 新しいイラストには、ほとんどロロナとトトリとメルルの3人が入ってて。ほかの版権で描き下ろす絵って、描きやすいように衣装をアレンジしたりするんですけど、ゲーム本編中の絵なので、アレンジのしようがなくて。みんな服がすごく複雑で、とくに上半身にパーツが集まっているので、3人のバストアップ描くとき、死ぬほどたいへんでした。久しぶりに14歳のロロナの絵を描いて、「バカなんじゃないの俺、こんなデザインして」って(笑)。
門脇 当時はきっとノリに乗ってたんですね!
岸田 当時は「やってやるぞ!」感があり、辛いとは思っていなかったんですけど、当時よりおじさんになったいま描くと、「辛い、辛い」って(笑)。
門脇 アクセサリーとか、すごい数ですよね。
名塚 初めてトトリの絵を見せていただいたとき、わぁーって感動しましたもん。絵で感動するって、こういうことなんだなって。
岸田 トトリのデザインには、自分の中のモノに対する夢みたいなものが詰まっているので。ヒラヒラだったり、装飾だったり。デザインするときは楽しいんですけどね……。辛かったんで、ぜひ新イラストを見てください!

――楽しみにしています! それでは最後に、アーランドシリーズへの想い、ファンへのメッセージをお聞かせいただけますでしょうか。
門脇 幼いころからファンだった『アトリエ』シリーズに出られたというだけで、夢が叶ったような状態だったのに、こんなにも作品が続いて、何度も何度も皆さんにメッセージを残させていただけて、作品にも自分にも、応援のお言葉をいただけて。すべての人を幸せに楽しくする作品だなと、この数年間、ずっと思ってきました。こうしてまた、みんなと会って、いままでのことを楽しく話して盛り上がれて、そしてこれが最後じゃないというか、心の中で続いていく感じもすごく幸せで。語りつくせないんですけれども、皆さんが作品をずっと好きでいてくださったことは伝わっていますので、感謝の気持ちでいっぱいです。
名塚 この作品に関わらせていただくとき、収録後に、自分自身もあったかい気持ちになれるんです。ひとりで収録しているときも心地いいというか、自分がふんわりした世界に入れたような気分で、毎回楽しませていただいています。そんなステキな作品に、こうして長く関わることができて、私自身も本当に幸せです。イベントのとき、お客様がみんなあったかくて、私たちが持ってきた空気を包み込んでくれるぐらいのあたたかさで、本当に愛されている作品なんだなと実感しました。これからも、新たなCDの収録や、イベントができたらいいなと思っていますので、そのときはぜひアーランドの世界に遊びにきてください。
明坂 『アトリエ』シリーズは、本当に歴史ある、誰もが楽しんできたシリーズで、しかも『メルルのアトリエ』はアーランドシリーズの最後ということで、出演が決まったときは、本当に緊張して、どうしたらいいんだろうと考えたんですけど、関わっていくうちに、柔らかくて、やさしい世界に入り込めたことが本当にうれしくて楽しくて。あっという間に終わっちゃってさみしいな、と思っていたところに、イベントがあったり、『メルルのアトリエ Plus』になって生まれ変わったり、こうしてCDで出会えたり。皆さんが愛してくださって、たくさん出会える機会が増えて、本当にうれしかったです。ファンの方から、メルル大好きです、アーランドシリーズのキャラクター全員大好きです、っていうお話を聞きますし。関わった人たちが、あったかい気持ちになったり、ほっとできたりするって、本当にステキだなって。門脇さんが言うとおり、言葉にできないくらい、いろんな思いが詰まっています。これからも、皆さんの中でも、私の中でも、まだまだ終わりじゃなくて、いろんな世界を見てみたいなと思う作品なので、別の形で会えることを願っています。
岸田 こうしてキャストさんのお話を聞いていると、「まだまだ描きたいな」と思いますね。『新・ロロナのアトリエ』の絵を描くのは辛かったのですが……もちろん辛いなんて半分冗談なんですけど、たいへんなだけ返ってくるものが大きいので。間が空いても空かなくても、アーランドシリーズのキャラクターを描き続けていきたいなと思います。僕もどう言ったらいいのかわからないぐらい、このシリーズにもらったものがたくさんあります。たくさんの量の絵を描いたので、それが自分の実力になったと思いますし、いま自分をいろいろな方に知っていただけているのも、アーランドシリーズをプレイされた方々が気に留めてくださったからだと思いますので、アーランドシリーズが自分の一部になっていると言っても過言ではないんです。これから先、どんな活動をしていくにしても、それはなくなりませんし、『アトリエ』で絵を描いていたことは、自分のエンジンの中心になっていくと思うので。終わりとか、終わりじゃないとか、ないんですよね。一区切りはつくかもしれませんが。ファンの皆さんにも、ずっと付き合っていってほしいと思います。ゲームは遊びたいときにプレイできますし、CDも聴きたいときに聴けますし。絵も、僕が生きている限りは、新しい絵が出てくるかもしれないので(笑)、これからも長くお付き合いいただきたいですし、それに応えられるだけの絵描きでいようと思います。

■『ロロナ・トトリ・メルルのアトリエ ~アーランドのお茶会(ティーパーティー)~』概要
ロロナ(声:門脇舞以さん)、トトリ(声:名塚佳織さん)、メルル(声:明坂聡美さん)、アストリッド(声:田中敦子さん)、クーデリア(声:喜多村英梨さん)、パメラ(声:谷井あすかさん)出演によるドラマ。みんなで料理を作ったり、トーク番組をやってみたりなど、楽しいエピソードを全5話収録。

特典ディスクには、イラストレーターの岸田メル先生、ロロナ役・門脇舞以さん、トトリ役・名塚佳織さん、メルル役・明坂聡美さんによる座談会を収録。

定価:初回限定生産 3600円[税込]
発売日:2013年11月20日予定
発売:コーエーテクモゲームス
販売:ユニバーサル ミュージック