レアな光景がいっぱい! 『アイドルマスター』8周年ライブ福岡公演リポート

2013年9月15日(日)、福岡県福岡市のZepp Fukuokaにて開催された、『アイドルマスター』8周年のライブイベント“THE IDOLM@STER 8th ANNIVERSARY HOP! STEP!! FESTIV@L!!!”福岡公演の模様をお届け。

●7人のキャスト陣がステージで舞い踊る!

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▲ライブ当日は台風が来ていたが、開演直前のZepp Fukuoka周辺では雨は見られず。プロデューサー(『アイドルマスター』シリーズのファン)たちの熱気が雨雲を吹き飛ばしたのかも。

 2013年9月15日(日)、福岡県福岡市のZepp Fukuokaにて、『アイドルマスター』8周年を記念したライブイベント“THE IDOLM@STER 8th ANNIVERSARY HOP! STEP!! FESTIV@L!!!”の福岡公演が開催された。今回の『アイドルマスター』8周年ライブは、2013年7月7日の名古屋を皮切りに、大阪、横浜、福岡、千葉(幕張メッセ)など各都市を回る全国ツアーとなっており、今回が5回目(大阪は2回公演)となった。

 福岡公演には、『アイドルマスター』の声優陣から長谷川明子さん(星井美希役)、今井麻美さん(如月千早役)、釘宮理恵さん(水瀬伊織役)、原由実さん(四条貴音役)、沼倉愛美さん(我那覇響役)の5人が参加。『アイドルマスター ミリオンライブ!』から麻倉ももさん(箱崎星梨花役)、夏川椎菜さん(望月杏奈役)のふたりもゲストとして加わり、7人のキャスト陣がステージを華やかに彩った。

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 『アイドルマスター』のライブではおなじみとなっている、765プロダクション高木社長による前説では、今回の福岡公演が、ツアーのほかの公演とはひと味違う公演になるということが語られ、プロデューサーたちの期待を高める。ついで高木社長は、『アイドルマスター』シリーズの新展開について触れ、「さらに腕を磨いて待っていてもらいたい」と語った。また、ライブの諸注意を説明する場面では、大人気のドラマ『半沢直樹』で使われる決めゼリフ「倍返しだ!」をオマージュするというユーモアも見せ、会場の笑いを誘っていた。

 続いて、キャスト陣が交代でリーダーを務めている8周年ライブツアーにおいて、福岡公演でリーダーを務める釘宮さんと原さんが「Are you ready!?」と声を掛けると、釘宮さん、原さん、長谷川さん、今井さん、沼倉さんの5人がステージに集結。「準備よし!」とばかりに『READY!!』を披露し、会場のボルテージを一気に高めていった。


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▲写真左から沼倉さん、釘宮さん、原さん、長谷川さん、今井さん。

 『READY!!』の後は、キャスト陣がプロデューサーたちにあいさつ。それぞれがライブの抱負を述べる中、“メガネ大使”としてメガネを掛けてステージに臨んだ沼倉さんは、自身の愛称“ぬー”にひっかけて「“めがぬー”でもいいですか?」とアピール。ライブではかなり珍しい沼倉さんのメガネ姿に、プロデューサーたちのテンションも上がっていた。

 また、その後の釘宮さん、原さん、沼倉さん3人のトークでは、福岡に向かう機内での話が語られた。なんでも、眠っていた釘宮さんが起きたとき、原さんと沼倉さんは“ソラで日本地図を完成させるゲーム”に興じていたようで、熊本県出身の釘宮さんは寝起きにも関わらず、九州の県の配置をズバズバと答えていったそうだ。また、原さんはかなりの健啖家として知られており、3人で食事をした際には水炊きをたくさん食べたのだそうだが、釘宮さんも同じくらいの量を食べたという。これにはプロデューサー陣も驚きを隠せない様子だった。

 トークが終わると、5人がソロ曲をそれぞれ歌っていく。ツアー初となる『We just started』と『リゾラ』に加えて、『arcadia』、『Brand New Day!』、『風花』と、夏をイメージさせる5曲が披露された。


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▲迫力たっぷりに『We just started』を歌った長谷川さん。

▲高音の響きが美しい、今井さんの『arcadia』。

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▲いつもとは違うメガネ姿で、いつも通りのハツラツな姿を見せた沼倉さんの『Brand New Day!』。

▲釘宮さんは『リゾラ』でプロデューサーたちを南国へと誘う。

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▲その歌声でプロデューサー陣を魅了した原さんの『風花』。

 ゲストコーナーでは、麻倉ももさんと夏川椎菜さんが登場。ふたりの人となりを知るためにと、先輩の5人からふたりに質問が投げかけられることになった。一番手となった沼倉さんは、客席を指さしながら「あ、パンダだ!」と言ってみせるが、回答者の夏川さんはポカーンとした様子。じつはこれ、夏川さんがパンダ好きなことにちなんだ質問で、「あ、パンダだ!」という発言を何回かやり直した後に、夏川さんが「あー、ほんとだー!」と反応し、やり取りが成立。続いて、沼倉さんからパンダの好きなところを言ってほしいとうながされた夏川さんは、「白黒ハッキリついているのがいいと思います」としつつ、タレ目なのがかわいいこと、白と黒でデザインの汎用性が高いこと、自分のサインにもパンダを組み込んでいることなどを挙げていた。また、夏川さんは靴下やペットボトル入れなどもパンダ柄ということで、キャスト陣からは「ころあずと白黒対決をしてほしい」という声も挙がっていた(※)。

※ころあずとは、『アイドルマスター ミリオンライブ!』最上静香役の田所あずささんの愛称。白黒対決という発言は、田所さんが、ホルスタインが好きなことにちなむ。


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▲中央左が夏川さん、中央右が麻倉さん。

 続く麻倉さんへの質問では、淑女の“アサミンゴスP”と化した今井さんが、麻倉さんが驚くほどの勢いで手を挙げ、質問権を勝ち取る。「もちょ(麻倉さんの愛称)はなんでそんなにかわいいの?」と質問し、「なんででしょうね?」と麻倉さんが返すと、今度は福岡出身の麻倉さんにとっては凱旋公演になることに触れ、いまの喜びを語ってくださいと振る。すると麻倉さんは「プロデューサーさんたち盛り上がっとう? ここ福岡でライブできてめっちゃうれしいっちゃ! 今日はみんなで盛り上げるけん、プロデューサーさんたちも盛り上がってきーね!」と福岡弁で語っていた。これにはプロデューサー陣はもちろん、キャスト陣も大喜びだった。

 続いては、夏川さん&麻倉さんが、先輩たちに質問をすることに。先輩たちが愛称で呼んでくれるので、自分たちも愛称で呼んでいいかと質問が飛ぶと、これに食いついたのが今井さん。爛々と目を輝かせ、「ふたりはラジオに来てくれたから、呼ぶ名前を知っているはずだよね?」と振ると、夏川さんと麻倉さんが「ミンゴスさん!」と返す。思わずうれしくなった今井さんは、ふたりに抱きついていた。その後も、長谷川さんが“アッキー”や“あきちゃん”、原さんが“はらみー”とそれぞれの愛称を説明するなか、順番を迎えた釘宮さんが、インターネットで変な呼ばれかたをしていると発言。会場のプロデューサーたちがこれに応えるように「くぎゅううう!」とコールするものの、「でも、なんかちょっとばかみたいだし(笑)」と笑いを誘い、“理恵さん”と呼ぶようにお願い。ふたりからそう呼びかけられると高揚した様子を見せていた。また、『アイドルマスター』のメンバーでは最年少の沼倉さんは、“ぬーたこす”という名前をつけられたことを明かしつつ、後輩がいるのがうれしかったのか、“ぬーお姉ちゃん”と呼んでもらうことを熱望。その通りに名前を呼ばれると、喜びの舞いを踊っていた。


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▲ダッシュから抱きつく今井さん。今井さんはこのツアー中、出演したすべての回で誰かに抱きついていた気が……。

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▲沼倉さんの喜びの舞い。

 トーク後は、夏川さんと麻倉さんのふたりがステージを任される。『Happy Darling』、『トキメキの音符になって』とそれぞれがソロ曲を披露した後、ふたりで『Thank you!』を歌い上げ、プロデューサーたちを引っ張った。

 『Thank you!』が終わると、釘宮さんと原さんが登場。緊張していたと語った夏川さんは、思わず感極まってしまう。これには釘宮さんも思わずもらい泣きしてしまいそうになるほどで、プロデューサーたちの心を打っていた。また、麻倉さんは、プロデューサー陣の前で歌うのはリハーサルとはまったく違い、本当にすばらしいと感想を語った。この後は、これまたツアーの恒例となっている、ステージ上セットへのサインの時間。釘宮さんの提案により、キャスト陣がステージに座り込む姿は、ライブとは思えないほどほのぼのとしたもの。これも、釘宮さんと原さんという、ふたりのリーダーの人柄だろう。


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▲アップテンポな『Happy Darling』を元気いっぱいに歌う夏川さん。

▲『トキメキの音符になって』で麻倉さんは「ハイ! ハイ!」と声を上げ、会場を盛り上げていく。

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▲ふたりの魅力が爆発した『Thank you!』。

▲泣き出してしまった夏川さんをやさしく落ち着かせる釘宮さん。緊張していた夏川さんは、ステージに上がる前に、長谷川さんや今井さんに“きゅっ”としてもらったのだとか。

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▲釘宮さんは、麻倉さんとは似ているところがあって親子のようだと語る。ちなみに、麻倉さんのイラストはうどん。

 ゲストコーナーが終わると、再びライブパートへ。その1曲目は、ファンによるリクエスト楽曲からのスタートとなった。このライブツアーでは、全国のプロデューサーが、各会場のリーダーに歌ってほしい楽曲をリクエストすることができたのだ。釘宮さんいわく、一生歌うことがないと思っていたというその楽曲は、『アイドルマスターSP』のテーマ曲のひとつだった『オーバーマスター』! これを皮切りに、今井さん&沼倉さんの『Vault That Borderline!』、長谷川さんの『マリオネットの心』、沼倉さんの『Rebellion』、原さん&長谷川さんの『I’m so free!』などが立て続けに披露された。


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▲高音のイメージが強い釘宮さんが、力強く低音を響かせた『オーバーマスター』。

▲『Vault That Borderline!』では、コール&レスポンスで盛り上がった。今井さんは沼倉さんにならってメガネ着用!

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▲このツアーでの歌い込みにより、さらに洗練された印象を受けた『マリオネットの心』。

▲福岡公演では、この『Rebellion』を始め、『アイドルマスター ミリオンライブ!』のCDシリーズ『THE IDOLM@STER LIVE THE@TER PERFORMANCE』から計3曲が披露された。

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▲『I’m so free!』では、横浜公演のコンビが再び。

▲歌の合間のトークで、プロデューサー陣の疲れた体をほぐすために、伸びをすることに。長谷川さんは「『relations』みたいで懐かしい」とこのポーズ。覚えていない人は、いますぐゲームでチェック!

 福岡公演もいよいよ終盤。『プライヴェイト・ロードショウ(playback, Weekday)』(釘宮さん)、『フラワーガール』(原さん)、『Snow White』(今井さん)、『LOST』(釘宮さん)、『Melted Snow』(原さん)とそれぞれがソロ曲を歌うと、最後は5人揃っての『カーテンコール』。会場全体が幸せな気分に包まれたまま、ステージはいったん幕を下ろした。


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▲釘宮さんの魅力が詰まったポップなチューン『プライヴェイト・ロードショウ(playback, Weekday)』。

▲ときに泣き、ときに笑い、感情を込めて歌った原さんの『フラワーガール』。

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▲今井さんは『Snow White』で、プロデューサー陣に高い歌唱力を見せつける。

▲釘宮さんの温かい歌声が響いた『LOST』。

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▲原さんが貴音とともに歩んできた年月が詰まったかのような『Melted Snow』。

▲華やかにラストを飾った『カーテンコール』。

 プロデューサーたちの熱いアンコールに応えるために戻ってきたキャスト陣は、『自分REST@RT』で最高のパフォーマンスを見せ、会場をさらにヒートアップさせていく。沼倉さんが、若林直美さん(秋月律子役)直伝の「私のメガネ、好き? 嫌い?」コールをするなど各自があいさつを述べた後、最後に用意された楽曲は、『アイドルマスター』シリーズを象徴する『THE IDOLM@STER』! ステージ上のキャスト陣と会場のプロデューサーたちが一体となったまま、公演は大成功で幕を閉じた。


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▲アンコールの『自分REST@RT』からは、冒頭と同じように、キャスト陣がジャケットを羽織って登場。

▲最後ということで安心してしまったのか、麻倉さんが涙をこぼす場面も。スカートの裾をギュッとにぎって話していたのが印象的。

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▲7人のキャストが笑顔を見せた『THE IDOLM@STER』。

▲みんなで手をつないでプロデューサー陣に一礼。

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▲最後はリーダーのふたりがあいさつ。

 今回の福岡公演は、出演するキャストの人数こそ少ないものの、その分ひとりひとりの活躍をじっくりと見ることができた。『オーバーマスター』を歌う釘宮さんやメガネをかけた沼倉さんなど、ここでしか見られない場面も目白押しで、麻倉さん&夏川さんというフレッシュなふたりが一生懸命にがんばる姿には、心を動かされた。ツアーも終盤へと差し掛かり、キャスト陣のパフォーマンスもさらに磨きがかかっているが、果たして、最後の幕張では、どのようなライブを見せてくれるのか。期待して待とう!

■THE IDOLM@STER 8th ANNIVERSARY HOP! STEP!! FESTIV@L!!!
福岡公演セットリスト(敬称略)
01. READY!!(長谷川、今井、釘宮、原、沼倉)
02. We just started(長谷川)
03. arcadia(今井)
04. Brand New Day!(沼倉)
05. リゾラ(釘宮)
06. 風花(原)
07. Happy Darling(夏川)
08. トキメキの音符になって(麻倉)
09. Thank you!(夏川、麻倉)
10. オーバーマスター(釘宮、原)
11. Vault That Borderline!(今井、沼倉)
12. マリオネットの心(長谷川)
13. Rebellion(沼倉)
14. I’m so free!(原、長谷川)
15. プライヴェイト・ロードショウ(playback, Weekday)(釘宮)
16. フラワーガール(原)
17. Snow White(今井)
18. LOST(釘宮)
19. Melted Snow(原)
20. カーテンコール(長谷川、今井、釘宮、原、沼倉)
【アンコール】
En01. 自分REST@RT(長谷川、今井、釘宮、原、沼倉、夏川、麻倉)
En02. THE IDOLM@STER(長谷川、今井、釘宮、原、沼倉、夏川、麻倉)