『ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア』をPS Vitaでリモートプレイ可能に!? メディア向け発売記念発表会が開催【最新PV付き】

2013年8月27日、スクウェア・エニックスのプレイステーション3、PC用MMORPG『ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア』(以下、『FFXIV: 新生エオルゼア』が発売されたことを記念して、東京・渋谷ヒカリエにて発売記念発表会が開催された。

●第2部ファンイベントは、またのちほどレポート

 2013年8月27日(火)、スクウェア・エニックスのプレイステーション3、PC用MMORPG『ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア』(以下、『新生FFXIV』)が発売されたことを記念して、東京・渋谷ヒカリエにて発売記念発表会が開催された。


▲巨大パネルに、ララフェル&ルガディンさんも。

▲初公開画像もパネルとして登場。

▲NVIDIAの4Kテレビは想像以上の美麗さ。

 まず、イベント前に、会場で最新のローンチトレイラーを放送。こちらは英語版も開発ブログ(こちら)で公開されているので、気になる人はチェックしよう。


スクウェア・エニックス代表取締役社長 松田洋佑氏

 発表会では、最初にスクウェア・エニックス代表取締役社長の松田洋佑氏が登壇。松田氏は、「ついに『新生FFXIV』をお届けする日がやってきました。オンラインとしての『FF』を再生させるべく、“すべてお客様のために”という信念のもと、開発、弊社一丸となって、最高のクオリティ、最高の品質をお届けするすべく邁進してまいりました。先日まで行っておりましたオープンβテストでは、全世界で100万人を越えるお客さまが参加し、中には300時間以上プレイした方もたくさんおられます。『FFXI』は10年以上の長きにわたって運営しておりますが、『新生FFXIV』も、同じように大きく育ってくれることを確信しております。さあみなさん、新たな冒険の始まりです! 生まれ変わったエオルゼアでぜひプレイしていただき、この新しい世界を楽しんでいただければと思います」と挨拶を述べた。


ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア プレジデント 河野 弘氏

 また、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア プレジデント 河野 弘氏も登場。「発売おめでとうございます。ずいぶん前になりますが、吉田さんが弊社オフィスにお見えになって、「『FFXIV』を“新生”としてリローンチする」とうがかったときに、これは大変なことになるなと思いました。吉田さんと開発チームの熱意がとてもよく伝わってきて、私たちも「このチームを信じよう」と話し合ったことを覚えています。そして現在『新生FFXIV』は、世界中から大変なアクセスがあって大賑わいしており、PlayStation Storeでも過去最高の予約実績が既に出ております。これもひとえにコンテンツとしてのパワーと、吉田さんを始めとした開発チームの熱意があったからこそです。プレイステーション4版の発売も予定されていますが、プレイステーション3から引き継ぶ人が決して後悔しないような仕組みも準備していますし、プレイステーション4ならではということで、プレイステーション Vitaを使ったリモートプレイも考えております。今後も、『新生FFXIV』を、プレイステーションを、日本を代表するタイトルとして、全面的にバックアップさせていただきたいと思います」(河野氏)と祝辞を送った。併せて、SCEJAとスクウェア・エニックスが共同で制作したテレビCMも公開。本CMは、2013年9月12日から放送される予定なのでお楽しみに。


日本マイクロソフト コンシューマー&パートナグループ OEM 統括本部 業務執行役員 統括本部長 金古 毅氏

 日本マイクロソフト コンシューマー&パートナグループ OEM 統括本部 業務執行役員 統括本部長 金古 毅氏は、「2013年4月下旬に開催されました“ニコニコ超会議2”で、『新生FFXIV』と共同出展をさせていただきました際、非常に大きな手応えを感じました。今後は、『新生FFXIV』のキャンペーンも予定していますし、独自の世界観で本作を楽しみたいというお客さまに対して、自作PCの支援もさせていただきたいと思っております。最新のオペレーティングシステムとテクノロジーで、ぜひ本作の世界を堪能してください。今後も、お客さまが安心して遊べる環境を我々も整えていきたいと思います」と祝辞を送った。


インテル 取締役副社長 宗像 義恵氏

インテル 取締役副社長 宗像 義恵氏も、「ユーザー体験の向上を目指して、さまざまな技術共有をさせていただきました。本作の精緻な世界観の描写や満足のいくプレイ、『FF』のすばらしい世界を、よりたくさんの方に体験していただけるよう、Ultrabook (ウルトラブック)でもこの度最適化に対応いたしました。本作は、エンドユーザーの皆さまに楽しんでいける作品だと思っておりますので、今後も協力を惜しまず邁進していきたいと思います。ご期待ください」とコメントした。


スクウェア・エニックス プロデューサー/ディレクター/開発担当コーポレート・エグゼクティブの吉田直樹氏

 そして、いよいよ本作のプロデューサーである、スクウェア・エニックス プロデューサー/ディレクター/開発担当コーポレート・エグゼクティブの吉田直樹氏が、チョコボ騎乗のBGMとともに登場。吉田氏は、「総指揮を引き継いでから約3年。制作を発表してから約2年。世界中のたくさんのプレイヤーの方、ファンの皆さまに支えられて、ようやくこの日を迎えることができました。アーリーアクセスで、現在40万人の方が寝食を忘れてプレイしています。それを含め、今日改めて正式にサービスを開始できるということで大変感慨深いです。『新生FFXIV』は『FF』の正当な最新作であり、オンライン専用のMMORPG。オンライン専用となっても変わらず『FF』らしく、世界最高峰のグラフィックス、ストーリー、何より、最高のゲーム体験を用意いたしました。どうぞ、この新しい世界、新生エオルゼアに足を踏み入れていただければと思います。さらに、来年予定しておりますプレイステーション4への対応、DirectX11の対応など、野心的にこのタイトルを発展させていこうと思います。エオルゼアはオンラインゲームであり、内容は常にアップデートされていきますので、これからプレイヤーの皆さんとともに、『新生FFXIV』という名のテーマパークを作り上げていこうと思います」と意気込みを覗かせた。

 と、ここで、渋谷・ヒカリエの地下3階に設置されているインタラクティブビジョン“エオルゼアミラー”の紹介を動画で実施。このビジョンでは、前を通った人に連動して種族が映し出され、決まったポーズをすると映像内のキャラクターがそれに合わせた動きを行うというもの。設置は2013年8月31日(土)まで。自分がエオルゼアの世界に入り込んだかのような疑似体験ができるので、近くに住んでいる人はぜひ行ってみよう!


▲何が映し出されるかはお楽しみ。

▲ポーズをとると、それに合わせた動作をおこなってくれます。

 また、メディアからの質疑応答も行われたのでお届け。

――一般のユーザーにとってオンラインRPGはまだ敷居が高いですが、オンラインRPGの魅力、『新生FFXIV』で伝えたい魅力を教えてください。
吉田 オンラインはやはり、“エオルゼア”という世界を、世界中のさまざまな言語も価値観も違う人々と、ひとつの世界を共有しながら遊べるのが最大の魅力です。ただ、逆に“共有”という部分で敷居が高くなっているとも考えてますので、『新生FFXIV』では、いつもの『FF』を遊ぶつもりでプレイできるようにしてあります。とくにゲームの序盤はコミュニケーションを取らず、家庭用ゲームとして遊んでいただけると思いますので、若いジェネレーションの方々や、オンラインゲーム未経験の方にこそぜひ遊んでほしいです。徐々にオンラインのすばらしさに触れていただけるよう仕上げたつもりですので、ぜひご期待していただければと思います。

――β4やアーリーアクセスといろいろな施策をとってきましたが、反響や手ごたえはいかがでしたか?
吉田 一番わかりやすいのは数字だと思うのですが、β3では100万人を超える応募があり、また、クローズドであったにも関わらず、50万人以上の方が、平均プレイ時間が30時間を超えるほど熱中していただきました。β3をフィードバックしたβ4(オープンβ)は、登録したらどなたでも参加できるということで、最終的にワールドの増強を重ねなければいけないほど大盛況となりました。アーリーアクセスもすでに40万人を越える方が、いまこの瞬間も遊んでいると思います。正式サービスが今日から始まったことで、今後さらに広がっていくのではないかと思っています。2回目のローンチという、世界でも例を見ないタイトルですが、滑り出しは非常に好調ですね。

――『FFXIV』の再開発にいたった経緯を教えてください。
吉田 2010年9月30日に一度スタートしているゲームですが、皆さまからご期待をいただいたにも関わらず、失望の声が大変多く、『FF』ブランドとして大きな傷がついたタイトルだったと思います。それは根本的に品質が達していなかったことが原因だと思っています。アップデートで品質を向上できるかとも考えたのですが、運営を継続しながらアップデート、そして入念な調査の結果、これではいけないという結論が出たため、再開発に踏み切りました。

――再開発に当たっての狙いを教えてください。
吉田 『FF』シリーズは今年で26年という世界でもロングヒットのタイトルで、スクウェア・エニックスの大きな柱の1本です。ですが、旧『XIV』では、皆さんの期待に沿えず、大きなショックを与えてしまいました。『XV』ではなく『XIV』という、世界でも例を見ない同名タイトルの再開発を行ったのは、このタイミングで運営を中止して『XV』として発売したとしても、プレイヤーの皆さんにとっては“もう信用できない”タイトルになってしまうと思ったからです。そして我々は、絶対ギブアップしません。もう一度皆さんの信頼を取り戻すために作り直し、すべての情報を開示しながら進めることで、徐々に信頼を取り戻し、今日に至ると考えております。ビジネスとして切り捨てるのではなく、この先の未来のためにこういう施策を取ることが、結果的に近道になるのではないかと判断して続けてまいりました。

――据え置きゲーム機で出すことについてどう思われますか?
吉田 『新生FFXIV』は、設備に数百万かける方からそうじゃない方まで、世界中のプレイヤーのさまざまなプレイ環境にあわせて展開したいと思っています。ゲーム本編ではありませんが、データをスマートフォンアプリから閲覧できるアプリも来週展開予定です。ハードではなく、みなさんのデバイスの中でどうやって応えるか、それに答えていくのが僕らの仕事であると思います。そういった環境にも野心的に対応していく予定です。

 最後に、吉田氏は「改めて、今日という日を迎えられた喜びを全身に感じております。皆さまからのご支援をいただきました『新生FFXIV』は、今日がゴールではなくまだひとつの通過点です。今後、世界中のプレイヤーの皆さんとともに作り上げる『FF』を目指して、5年、10年、それ以上世界中のみなさまに愛されるタイトルを目指して、初心を忘れずに邁進していきたいと思います」とメッセージを送り、発表会の第1部を締めくくった。


▲本日発売の公式スターティングガイド。ファミ通ドットコムではプレゼント企画(http://www.famitsu.com/news/201308/27038692.html)も行っています。

▲コレクターズエディションの展示も。

▲キャスト陣のサイン入り台本。

▲こちらは渋谷駅にある広告。BGMもエオルゼア仕様になっています。