『パワプロ2012』企画 ~親父を越えろ~ 落合福嗣さんスペシャルインタビュー!

 落合親子による『実況パワフルプロ野球2012』PS Vita版を使った親子対決の動画が配信中。ファミ通.comでは、対決に臨む落合福嗣さんにインタビューを実施。対決に懸ける熱い意気込みを語ってもらったぞ。

●息子が考える、父・博満の能力は?

 落合親子による『実況パワフルプロ野球2012』PS Vita版を使った親子対決の動画が配信中。ファミ通.comでは、対決に臨む落合福嗣さんにインタビューを実施。対決に懸ける熱い意気込みを語ってもらったぞ。(文中は福嗣)

―――福嗣さんは『パワプロ』シリーズを遊ばれた経験はあるんですか?
福嗣 シリーズはずっと遊んでいます。初めて遊んだのは『パワプロ4』だったと思います。

―――どのモードで遊ばれていましたか?
福嗣 対戦もそうですけど、思い出深いのはサクセス(※1)ですね。周りのみんなは最初に自分の分身を作るって言うんですけど、僕が最初に作る選手は"落合博満"だったんです。ちゃんと神主打法にして。
(※1:オリジナル選手を育成できる、シリーズのメインモード。)

―――父親を超える選手は完成しましたか?
福嗣 うーん……(笑)。やっぱりサクセスは奥が深いから、なかなか難しいですよね。今回の企画でもオリジナル選手を作りましたが、よくできた選手は父とは違うタイプですね。

―――お父さんの能力を表すとしたら、どれくらいになりますか?
福嗣 よく話題に挙がるんですけど、「やっぱオールSだよな」って(遠い目をしながら)。
一同 (笑)
福嗣 いや、(父は)足速いし、守備もうまいんですよ? だから、過去のシリーズで父の現役時代の能力を見たときに、なんで打撃能力は高いのに、走力や守備力が低いんだろうと思っていました。父も「オレ足速いぞ」って言っていましたし。でも最終的に僕らの中では、"『パワプロ』において、すべての能力が高い万能選手は一長一短では作れない"ということで納得するようにしています。


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―――最初に今回の企画を聞いたときの感想は?
福嗣 すごくうれしかったですね。「ああ、ふだん家でやっていることが公にできるんだ」って。世間では父に対して気難しいイメージを持たれている方も多いと思うので、「そうじゃないよ、ゲームだってふつうに遊ぶんだよ」っていうのを伝えられる機会をもらえたと思いました。

―――ふだんはお父さんと野球ゲームで対戦をされたりするんですか?
福嗣 『パワプロ』での対決は、じつは今回が初めてなんです。でも、ふだんは『プロスピ』(※2)で対決しています。最初は僕が操作方法を教えて、ちゃんと試合ができるようになるまでに半年かかりましたね。最近はすっかり慣れて、球速設定も"リアルスピード"でプレイしていますし、僅差の試合が多いですね。
(※2:『プロ野球スピリッツ』。KONAMIから発売されている、リアル系プロ野球ゲーム。)

―――今回の対戦のチームのコンセプトは、お父さんが投手力重視で、福嗣さんが打撃力重視という構図になっていますね。
福嗣 長年『パワプロ』をプレイしてきた身からすると、まず塁に出ないと始まらないなと考えて、打てる選手を集めました。投手も有名で能力が高い選手が中心です。とは言っても、父が監督を辞めてからは、僕があまりプロ野球を見なくなってしまったので、2011年までのプロ野球界のイメージですけど。ちなみに、チームに登録する選手は僕が先に選べたので、父は「あの選手取られちゃったのか~」と悔しがっていましたね(笑)。
―――能力重視のチームというわけですね。試合をする際は、どんな作戦を立てられましたか?
福嗣 "強振"しないで、細かくつなぐ野球を心がけようと。でも、試合がいざ始まるとクセでどうしても強振したくなっちゃうんですけどね。守備でも、ミスをしないように堅実なプレイを意識しました。


●ゲーマーの息子と野球人の父、勝負を通じて育まれる絆

―――対決では、どんなところに注目してほしいですか?
福嗣 さきほども少し触れましたが、僕のチームには僕が作ったオリジナル選手の一塁手が入っているんです。この選手が……!!!!! っていう感じ。
一同 (笑)

―――オリジナル選手は、サクセスのどのモードで作られたんですか?
福嗣 パワフル大学です。ほかの大学は発売されてからのお楽しみに取っておこうかなと。サクセスは運が絡むので、なかなか思い通りの選手ができないですよね。僕も1週間のあいだに十数人挑戦したんですが、最終的にチームに登録した選手は、対決当日の朝に完成したふたりの選手のうちのひとりでした。

―――満足のいく育成内容だったんですね?
福嗣 4年8月に海外選抜に選ばれましたし、かなり順風満帆の大学生活を送った選手ですよ。でも、彼女を作らなかったんですよ……。

―――ああ、それは悔いが残りますね(笑)。
福嗣 あとから彼女がいるといいイベントが起こるって聞いて。だけど僕、いつもサクセスを遊ぶときは彼女を作らないんです。"女の子と遊んでいる暇があったら練習して能力上げようぜ"って思っちゃうんですよね~。
―――試合前に、お父さんとお互いのチームについて情報交換されたりとかは?
福嗣 それはしなかったですね。ただ、僕が母に探りを入れてみたら、人選はギリギリまで考えているようだったんですが、試合の練習はあまりしていなかったようです。「そんなんで大丈夫かな?」と思っていたんですけど、これまた試合でとんでもないことに……。

――見どころ盛りだくさんですね。では最後に、この対決動画を見た人に伝えたいメッセージをお願いします。
福嗣 僕ら親子の対決を見て、お父さんとお子さんがお互いに『パワプロ』で遊んでみようかなって思ってもらえたらいいですね。『パワプロ』は遊びやすくて、すごくいいゲームですし、何より歴史がある作品なので、ゲームを知っているお父さんも多いと思うんです。『パワプロ2012』を通じて、お父さんが「いまの『パワプロ』ってこんなに進化してるんだ!」とか、逆にお子さんが「昔の『パワプロ』ってどうだったの?」なんて会話が生まれるかもしれません。僕自身、ゲームを通じて父と話ができるっていうのは、21世紀の新しいコミュニケーションの形だと感じています。この動画が、そんな"家族の絆"を結ぶきっかけになってくれたらうれしいです。


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