海外で開発された11タイトルがプレイアブルでお披露目

2012年3月20日、ソニー・コンピュータエンタテインメント主催のイベント”World Game Project Fes Vol.2”が東京・渋谷のShibuya PLUGにて開催された。今回で2回目となるこのイベントは、海外発の良作ゲームを多くのゲームファンに実際に触れてもらい、その魅力を知ってもらうことを目的としているもので、今回はプレイステーション3、プレイステーション Vita向けの全11タイトルが出展された(出展タイトルは下記参照)。出展された作品のなかにはまだ発売前のものがあることもあり、多くの人が足を運んでいた。また、本イベントは基本的に訪れた人が自由に試遊台でプレイするというものだが、”PixelJunk 4am”のDJライブ、グラスホッパー・マニファクチュアの須田剛一氏によるトークショウというふたつのステージイベントも行われ、会場を盛り上げた。
■プレイアブル出展タイトル
【プレイステーション3】
『FIFAストリート』
『Dragon Age II』
『バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ』
『STARHAWK』
『PixelJunk 4am』
『SSX』
『ウォー・イン・ザ・ノース:ロード・オブ・ザ・リング』
『風ノ旅ビト』
【プレイステーション Vita】
『レイマン オリジン』
『ルミネス エレクトロニック シンフォニー』
『FIFAワールドクラスサッカー』











プレイのお供はジャンクフードで! 『LOLLIPOP CHAINSAW』の実機デモプレイも国内初お披露目に
海外でも高い評価を得ている日本のクリエイターのひとりとして、今回のイベントに招かれた須田氏。クリエイター、そしてグラスホッパー・マニファクチュアの代表として、海外の多くのパブリッシャー、デベロッパーと交流があるという須田氏は、本イベントのキーワードでもある”海外発”に対しては「海外、国内というよりも会社ごとの個性がハッキリしているのがゲームを作る会社の特徴であり、重要な点。自分たちは日本のスピリッツを持ってゲームを作っているし、これは日本のメーカーだから、海外のメーカーだからということから来る違いではないと思います」と語った。
そして話題は、そんな須田氏とグラスホッパー・マニファクチュアのスピリッツが詰め込まれた同社の最新作のひとつ『LOLLIPOP CHAINSAW』へ。「バカだけど笑える、明るくポップなイメージがキモ」「ゾンビゲームなのに怖くない」といった本作の特徴が語られ、つづけてなんと国内では初となる実機でのデモプレイも披露。「イベントの趣旨に合わせて」ということで用意されたのは海外版。全編英語ボイス/字幕となったが、訪れていた多くの外国人ファンから随所で笑いと歓声が起こり須田氏も「ひと安心(笑)」。最後に発売を楽しみにしているファンに向けて「遊ぶ時は、朝は朝マック、ポップコーンとコーラも用意して、夜はもちろんピザ! そんな環境でプレイしてほしいですね(笑)。ジャンクフードが似合うゲームになっています。それから、ひとりではなく皆でワイワイ遊んでほしい」と締めくくった。



