クロスレビュー

平均

8.0
学園を舞台に、魔界のプリンスとなって父親の魔王を討ち倒せ。前作のシステムを踏襲しつつ、魔物型キャラを武器に変身させられるといった新システムを追加。
詳細を見る

魔界戦記ディスガイア3(PS3)のレビュー・評価・感想情報

吉池マリア
ファミ通公式 PS3
8

追加要素はあるものの、おバカなノリや基本システムは前作と変わらず。相変わらずやれることは多いですが、親切な作りなので、シリーズ初心者でも問題なくプレイできると思いました。数多くの要素をうまくマップ上に取り入れていて、いかに効率よく戦うかを考えるのが楽しいです。

週刊ファミ通999号より

山本ペンキ
ファミ通公式 PS3
8

武器の熟練度が廃止されるなど、細かなシステムのチェンジはあるものの、基本的なプレイ感は前作と変わらず。PS3なのですが、グラフィックに大きな進化がないところも寂しい。追加要素が豊富なパワーアップ版といった感じです。芯がしっかりしたゲームなので安定した楽しさですよ。

週刊ファミ通999号より

デイリー松尾
ファミ通公式 PS3
8

できることは多いのに、それを複雑に感じさせない流れになっているのはさすが。同人的なノリは好みが分かれそうだが、ハマれば何百時間でも遊べてしまうボリュームは特筆もの。ロード時間も皆無で、ストレスなし。でも、この内容ならPS2で十分に事足りる気がしないこともない。

週刊ファミ通999号より

サンフランシス小山
ファミ通公式 PS3
8

尽きないやり込み要素はシリーズ恒例。とことんつき合える。パズルのようなジオブロックや、"持ち上げ"、"投げる"などのコマンドによってマップの状況が刻々と変化するのはとても刺激的。ほかにも凶室など、バトルにシステムに、ひと工夫が貪欲に詰め込まれている丁寧で豊穣な作品。

週刊ファミ通999号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

ファミ通公式のレビュー文、レビューアーイラスト(画像)等の無断転載・複製をお断りしています。

みーな
PS3 2013-09-26 15:02:57投稿
6

良かった点
天井知らずのようなステータスに、終わりの見えないコンテンツなどなど
尋常ではないやり込み要素は健在です

またDLCストーリーとキャラが本当にたくさんあり
お金はかかりますが、やり込みとは別に長く遊べます
懐かしいキャラも多々登場するので、イロモノなパーティも自由自在です

マルチエンディングも多く、純粋なIfルートはもちろん
なぜかラハール様御一行が絡んでくるEDなど無茶苦茶やってくれます

悪かった点
全体的にキャラが地味でした。とくにレギュラーキャラの影が薄い

主人公マオの境遇に加え、学園という規律ある舞台のせいか
前作と比べてあまりにも地味というか、誰も彼もカリスマ性が皆無
ヒロイン?のラズベリルに至っては、ついで程度の出番しかないように感じます
必要最低限喋るだけで、ツッコミがほとんどないんですね
準主役のアルマースのが目立ちますし主人公やってました


あとですね、特に気になるのが会話のテンポ
サルバトーレやマオに多くみられるのですが、一文が長すぎます
捻ってあって面白ければいいのですが、無駄に長ったらしいセリフが多く
パロネタの入れ方も強引なので、ここは上手くまとめてほしかったです


次にキャラ強化について
ディスガイアではキャラ強化こそがメインといってもいいほどのコンテンツです
このゲームでキャラを強くするには「転生」というシステムが必須なのですが
汎用キャラは、この転生に必要なコストが倍々で上がっていくため
事実上主力にすることができません
出来ないことはありませんが、コスト固定の固有キャラと違って時間がかかりすぎます
キャラ数が豊富なだけに非常にモヤモヤしました

総評
登場人物のチャンプル先生っぽく表現すると「味は濃いのにコクがない」という感じ
一見ど派手なのに、引き込まれるほどの魅力はあまり感じられませんでした

前作とは毛色も環境も違うとはいえ
ラハール様とエトナフロンの3人組が仲良く騒いでいただけに
今回の面子はどうしても物足りなく感じてしまいます
チャンプル先生やサファイア姫が自由気侭でみていて爽快です


全体的にまとまりがないので、気持ちの面でのめり込むのは難しいですね

Myoma
PS3 2009-04-01 19:20:41投稿
7

魔界戦記ディスガイア3のレビューです。
少し前のゲームですが、レビュー数が0だったので
レビューしてみることにしました。
ディスガイアシリーズは、このゲームをプレイする時点では、
ポータブル版の1をプレイ済みでした。
点数内訳
独創性 15/15
音楽 10/15
グラフィック 8/15
爽快感 9/15
快適さ 12/15
シナリオ 10/15
気に入り度 10/10   
合計 74点
良い点
◎アイテム界、学級界、凶室、委員会、ホームルーム 持ち上げ、タワー攻撃、投げ といったシステムが斬新で、かつ育成が苦にならないようになっている。
◎お笑い要素。教室→凶室 生徒→生屠 といった魔界変換や、武器、防具の説明文、ゲームのお約束いじりなど、最初から最後までずっと笑える。
○音楽。一度耳に残ると頭の中でループし続ける曲がある。拠点の曲、タイトルの曲はかなり気に入った。また、ゲーム中で購入した音楽をランダムダンジョンの曲にできるのも良い。
○魔ビリティーの登場。これにより職業ごとの個性が強くなり、それぞれの職業に活躍の場ができた。
○技が派手なものが多いので、派手な技で大ダメージをぶち込むと爽快。また、技のモーションをスキップする機能もあるので快適。
○ロードはゲーム起動時に少しあって、そのあとは皆無と言っていいほどになっていて非常に快適。
悪い点(こっちは具体的に行きます)
△グラフィック。ドットは好きだが、今作のグラフィックはPS2でも実現可能なレベルなので、PS3らしい高品質なドット、グラフィックを作ってほしかった。
△シナリオが短い。倍はほしかった。
△音楽が"魔界"を意識していないものが多い気がする。今作の曲は楽しい曲、激しい曲が多いのだが、初代のディスガイアの曲は魔界を意識した(やや)ホラーチックな曲が多く、個人的には初代のほうが気に入っている。
△クリア後のシナリオを進めたいが、1ステージ進めるごとに敵がメキメキ強くなるので挫折しそう…。クリア後はもう少し小刻みにイベントを入れて、モチベーションを保ったまま進められれば良かった。
△何をするにもマナが必要な点。特に技習得、技強化は、歴代シリーズは武器や技を使い込んで強化するのに対し、今作はマナでの強化になっている。そのため、序盤はマナ不足で苦しむ。
△魔物キャラが便利なのか微妙な点。育てれば強くなるのだろうが、自分の場合、一軍は全員人型で、魔物キャラは投げレシーブ調節役に入れている程度。そのため魔チェンジもほとんど使わなかった。魔物キャラの利点をもっとはっきりさせるべきだと思う。
△シナリオ。RPGのお約束をいじくるおバカシナリオは個人的には好きだが、楽屋ネタは嫌い、王道が好き な人には合わないかもしれない。
△キャラの移動速度変更機能がない為、作戦を練り直す時など、キャラを移動させるのにちょっと時間がかかる。
△ダウンロードコンテンツ。追加要素を購入できるのはいいが、商売根性むき出しすぎて、ちょっとえげつない。
評価
他のシミュレーションゲームとは全く異なる育成システムがとても面白く、独創性は満点。また、大量のお笑い要素があるためずっと笑っていられます。残念な点もけっこう挙げましたが、致命的な欠点は特にありません。やりこみ好き、シミュレーション好きにはお勧めのゲームだと思います。

クロスレビュー

平均

8.0
学園を舞台に、魔界のプリンスとなって父親の魔王を討ち倒せ。前作のシステムを踏襲しつつ、魔物型キャラを武器に変身させられるといった新システムを追加。
詳細を見る

魔界戦記ディスガイア3に関連

すべて見る
  1. 1
    『VRChat』の始め方。メタバースの歩き方。必要なものや初心者ワールドの活用法、アバターのアップロードまで徹底解説
  2. 2
    初代『アイドルマスター』が稼動を開始した日。人気シリーズの原点はアーケード版から始まった。アイドルたちから実際にメールが届くなどのユニークな仕掛けも【今日は何の日?】