マス エフェクト(Xbox 360)のレビュー・評価・感想情報

しっかりと練り込まれた設定と、異星人たちの多彩なバックボーンが、多くの選択肢での会話と絡み合ってゲーム世界へと没入させてくれる。キャラの成長のさせかたでいろいろな戦いかたができるのも楽しい。戦闘でやられたときの再開ポイントが頻繁にはないので、若干難度は高い。

週刊ファミ通1067号より

好みは分かれそうですが、妙にリアルな各種族たちが魅力。物語はしっかり描かれていて、やり込み甲斐のあるサブクエストも満載。戦闘は、慣れるまで多少の時間が必要ですが、難度は適度。時間が止まるので大きな支障はないですが、武器＆アビリティ選択は少々やりにくかったです。

週刊ファミ通1067号より

未開惑星の探査など、冒険心をくすぐるシチュエーションがいい。異星人たちの造形にも心惹かれる。戦闘は序盤の命中率の悪さに面食らうが、キャラが育つと俄然楽しくなる。ただ、インターフェースまわりが微妙に扱いにくい。選択肢の文言としゃべる内容がたまにそぐわない気も。

週刊ファミ通1067号より

自由度やカスタマイズ性の高さ、作り込まれた世界観やシナリオなど、特筆すべき要素は多い。不満を挙げるとすれば、続々と増えていくアイテムを整理（ジェル化）するのがめんどうな点か。とは言え、総合的な完成度は間違いなく秀作の域。壮大なSF映画を観るような感覚で遊べる。

週刊ファミ通1067号より

先日、２がリリースされたばかり。僕も購入しましたが、実は１を買ったきり、ほとんどプレイしていませんでした。なぜか？ この『マスエフェクト』というゲーム、こちらの嫌なところを攻めてくるんですよね… 宇宙の存続を賭けた戦い。異星人同士が協力し合い、あるいは憎しみ合い、強大な敵に立ち向かっていく。 そんなメインストーリーの間に、サブクエスト的なものがたくさんあるわけですよ、いまどきのRPGらしく。そのクエストがねぇ、なんともいやらしいんですよ。 例えば、とある軍人が主人公に泣きついてくるわけです。私の妻の遺体を、軍が返してくれない。なんとかしてくれと。 で、軍関係者に話を聞くと、彼女の遺体は貴重なサンプルであって、この研究を進めれば大勢の人々に恩恵があると言うわけです。 さて、どうしますか？ ---- とある男女が言い争いをしています。 話を聞いてみると、女性は妊娠中だと。男性は夫…ではなく、亡くなった夫の兄だと。 女性の出産はもうまもなく。しかし、先日検診を受けた際に、そのお腹の子に先天的な心臓疾患の可能性があることがわかったのです。 遺伝子治療を施せば、治る可能性がある。男性はそう言う。 遺伝子治療にだって危険性はある。心臓疾患だって、発症しない可能性もある。だからこのまま産みたい。女性はそう言う。 さて、どうしますか？ ----- 『マスエフェクト』では、さまざまな場面で会話の選択肢が登場します。三択、四択、ときにはそれ以上の選択肢の中から、答えを選ぶ。それが正解かどうかは、正直わからない。 解答次第では、経験値やアイテムをもらえることもある。その数値が大きいものが、あるいは正解かもしれない。とすると、自分がいま選んだ解答は…不正解？ そうやってまごまごしているうちに、なんだかゲームそのものがつまらなく思えてしまい、しばらくプレイしていなかったのです。 でも、先日、プレイを再開することにしました。 なんだかね、そうやって「不正解」を避けてプレイをすることが、このゲームを進めるうえでは「不正解」のような気がしてきたのです。いいじゃんか、別にそれが制作者の意図として「不正解」であっても。 『マスエフェクト』は、そういうもろもろを引っくるめて、遊び手に選択を求めてくるゲームなのです。主人公のシェパードは、選択肢次第で乱暴者にも紳士にもなりえます。シェパードに何を求めるか、どんなキャラとして振る舞わせたいか。それはユーザーにゆだねられています。 仮に、その選択によってゲームの進行が遠回りになったとしても、それを楽しみましょうよ。作り手たちは、そう僕らに訴えているのです。 悪と正義、その定義がいかに脆いものか。『マスエフェクト』には、こちらの価値観をゆさぶるようなシーンが多数登場します。ときには、自分のパーティーの誰かを犠牲にしなくてはいけない。ときには、仲間に銃口を突きつけなくてはいけない。 あるいは、途中の選択肢によっては最悪の事態を回避できたかも。でも、それは考えても仕方のないかと。仕方のないことと言いながらも、何かしらの割り切れなさを感じていることも確か。 そんな思いを感じさせてくれるゲームというのは、しかし実のところなかなか少ないようにも思えます。 ２を買ってしまった手前、早いところ１を終わらせないと。そう思いながらも、またしてもある星でのクエストで少々足踏み中。 難易度を最低にしても、ドキドキが充分に楽しめる戦闘システム。重厚なシナリオを含めて、とても濃密なひとときが楽しめる良作だと思います。

海外版から遅れて発売されましたが、ローカライズはいいと思いました。多数の選択肢が魅力のマスエフェクトなのでその場の雰囲気を崩さないように訳してあると思います。 宇宙をテーマにした壮大なストーリーが魅力です。SF好きならたまらないでしょうね。異星人とともに戦う様は他に類を見ないRPGだと思います。 戦闘はFPSをベースに戦って行きますが、特殊能力があり、単なるアクションでは終わりません。しかし、敵、味方双方弾が当たっているのかよく分からないという面や、全体的に動きがもっさりしている点は残念。味方のAIもそれほど頭が良くありません。 メインストーリーがしっかりしているので、マスエフェクトの世界にどっぷり浸かれると思います。それほど長くなく、メインストーリーだけだと20時間もあればクリアできる程度です。サブミッションが多数あり、やり込めばかなりの時間が必要とされます。実績もコンプするなら3周は必要かと思います。 良い点・ストーリーがしっかりしていて世界観にハマれる。（SF好きな人は特に）・キャラメイクが外観、クラス、出生と細かく設定できる。・たくさんの単語が出てくるがコーデックス（辞書）が付いている。・会話選択肢が多く、それによって仲間との関係やストーリーが変わる。 悪い点・戦闘中など動きがカクカクになることがある。・よくフリーズする。・ムービーをスキップ出来ない。・会話スキップと選択が同じXボタンなので、飛ばした際に勢い余って選択してしまうことがある。（注意すれば大丈夫です） 海外でも高い評価を得ていますし、全部で3部作になるようなので最初からストーリーを知りたいという方は1からプレイしてみてはいかがでしょうか。価格も安いですし、お得感があります。日本ではあまり知られていませんがもっと評価されてもいいんじゃないかなぁと思います。  

グラフィック、ストーリー、システムともに楽しめました。
海外産のRPGって育成要素はあっても
無駄に戦闘を重ねる必要がないのが良いですね。
サクサクレベルが上がります。
やり込み要素という点ではその分評価は下がりますが。
惜しむらくはフレームレートが安定しないところ。
街を歩いていてもよくフレームレートが落ちる。
スムーズに画面表示されて快適性が保たれていると評価が上がったのになぁ。