ジャストダンス2022(PS5)のレビュー・評価・感想情報

ダンスのお手本の映像が、ミュージックビデオのように凝った映像のものが増えて、見応えがアップした印象。プレイの面ではいつも通りなので、曲以外の部分で新鮮味はないものの、とっつきやすく、気軽に遊べる仕様は相変わらず魅力。日本版限定で星野源さんの『恋』が収録されているのもうれしい。邦楽がもっとあれば……というのが本音だが、サブスクで膨大な曲数を楽しめるのは、やはりすごい。

週刊ファミ通1720号より

基本的なゲーム内容は前作の『2021』とほぼ同じ。モーションを判定するデバイスがひとつだけ（右手持ち）ということで、画面の指示通りの完璧な振り付けがスコアに影響しません。それゆえ、ノリで楽しく踊るきっかけ作りとしても、はたまた単なる振り付けお手本映像としても、問題なく活用できます。ストリーミングサービスのサブスクリプション利用は、好みの曲があれば……という感じで。

週刊ファミ通1720号より

ダンスというより、体を動かすのが楽しくなるツールです。うまく踊れているかは片手の動きのみで判定されるため、振りを極めることに意欲を燃やせるかはプレイヤー次第。クラシック曲でバレエのようなポーズを取るなど、お遊戯的な演目も充実していて、誰かと遊びたくなります。基本的な部分は前作と同じなので、収録曲で判断を。（個人的に）なじみのない洋楽中心でしたが、気分がアガる曲ばかり。

週刊ファミ通1720号より

実際に踊るのも、片手を振るだけでライトに遊ぶのもあり。フィットネス用にも、多人数プレイのパーティーゲーム用にもなる、シリーズの持つ遊びの間口の広さは健在。洋楽を最近聴かない自分でもどこかで耳にしたフレーズの収録楽曲ばかりなので、安心して楽しめます。とは言え、星野源の『恋』で恋ダンスを踊るときの盛り上がりはほかの曲とは違うので、もっと日本語楽曲で遊べれば、と思う部分も。

週刊ファミ通1720号より