キャラのかわいらしさと、コミカルなテイストにハートをつかまれる。帽子の切り換えにより異なるアビリティが使用でき、それを駆使して進んでいくのはおもしろく、各ステージやボス戦に多種多様なアイデアが盛り込まれているのがグッド。惑星ごとに趣向もガラリと変わり、ストーリーの展開も凝っているので、ワクワクさせ続けてくれます。キャラの軽やかな動きも、操作していて気持ちがいいね。
週刊ファミ通1614号より
単にメルヘンチックな3Dアクションかと思いきや、なかなか毒の効いたテキストといい、シームレスであることにこだわったサウンドの演出といい、全編を通して尖ったセンスを味わえます。視点操作の反応が独特だったり、アクションの発動方向の補正がキツめだったりもしますが、ほどよい親切さのヒントから解法を導き出し、アクション操作で実行、という基本部分については、しっかり守られています。
週刊ファミ通1614号より
おちゃめな子どもが悪者にひと泡吹かせる構図が痛快! 視点カメラの動きに多少ストレスを感じる場面もあるけれど、カラフルで立体的な舞台を、特殊能力を切り換えながら自由に駆け回るのは楽しい。サービス精神旺盛で、ステージの隅から隅まで発見の喜びがあります。価格のもとは十分取れる内容ですが、想像を超える驚きか、このジャンルの先駆者に迫る洗練度か、そのどちらかは欲しかったな。
週刊ファミ通1614号より
1990年代後半の3Dジャンプアクションの雰囲気を持つ作品。ジャンプの気持ちよさや隠されたアイテムの収集といった基本を押さえた作りに、ステルス、推理、2Dボス戦など多彩なステージアレンジとコミカルな演出で、先に進めたくなる。ステージの大きさもほどよく、成長システムもシンプルで、手軽に遊べるのもいいね。キャラと世界が濃い目だからこそ、もっと多くのステージで遊びたくなります。
週刊ファミ通1614号より