Pikuniku（ピクニック）(Switch)のレビュー・評価・感想情報

ちょっとかわいくてヘンテコな登場キャラと、軽いノリでユルい雰囲気の世界が、本作最大の魅力。最初のうちは、丸い体から長い足が伸びた主人公を、ただ操作しているだけでも楽しい。ゲームはお使いとパズルが中心で、あちこちを行ったり来たりする必要があるものの、本作の世界にいること自体が心地よく、苦には感じません。ひとり用のほかに、協力プレイが用意されているのもいいですね。

週刊ファミ通1576号より

オープニングから「なんだこのゲームは!?」と思わせるような独特のテイストが炸裂。気の抜けたようなキャラのデザインや、不思議でユーモラスな作風がとても魅力的。道中のアクションやパズルは、歯応えがあるわけではないが、退屈することなく進められるし、幅広いプレイヤーが楽しめる塩梅なのがいい。ボリューム感はそれなりだけど、協力プレイ用のステージが用意されているのもナイス。

週刊ファミ通1576号より

キュートな絵柄と明るい色使い、おかしみがにじむお話と仕掛け絵本のような設計が、魅力的な世界を構築。個性的な住人たちが愛おしい。マップの隅々まで探索したくなる気持ちを、扱いやすい操作性が応援し、いろいろな発見が支えてくれます。謎解きのヒントは控えめだけど、先を急ぐゲームでもないしね。ずっと浸っていたい心地よさのある作品だけに、ボリュームは物足りなく思えるかな。

週刊ファミ通1576号より

シンプルな色使いの世界だが、そこで待つ遊びの形は色とりどり。作り込まれたステージ構成やギミック、ストーリーの謎が、自然と足を先に進めさせる。かわいさやわかりやすさを残しつつ、極限までデフォルメされたキャラやステージも〇。×ボタンによる会話やキックアクションなどに、若干操作しづらさを感じる場面もあるが敷居は低め。2Dジャンプアクションの王道の手触り感があります。

週刊ファミ通1576号より