アニメ調のポップなグラフィックは見た目にキャッチー。インターフェース類は使いやすく、手触りは軽快。謎解きや仕掛けは2D『ゼルダ』風で、プレイ感覚的に目新しさは薄いのだけど、勇者が力尽きても“それまでのスキル”がつぎの世代に受け継がれるというシステムがおもしろく、くり返し遊んでしまう魅力がある。本筋以外の寄り道ダンジョンや各種仕掛けも凝っており、マップ探索の楽しさも豊富。
週刊ファミ通1539号より
2Dの『ゼルダの伝説』を思わせるゲームデザインがベース。そこに、自動生成などのローグライクと、主人公が世代交代する要素が加味され、本作の特徴になっている。ヒーローが失敗すると一気に100年の時が流れて、マップがガラリと変化するが、前のプレイで取得したアイテムがどこかに落ちているなど、部分的に影響を及ぼす仕様がおもしろい。かわいいグラフィックや、コミカルなノリも好印象です。
週刊ファミ通1539号より
ポップなイラスト調のグラフィックがかわいらしく、いい味を出している。昔の『ゼルダ』シリーズのような様式や謎解きもなじみやすい。ユーモラスな武器の存在もナイスです。主人公が世代交代をしながら冒険を進めていくシステムが特徴的だが、探索に時間制限があるのはストレスにもなりうるところかな。戦闘も単調さがあり、序盤が少々退屈で、おもしろくなってくるまでに時間が掛かるのが難。
週刊ファミ通1539号より
見た目は『アドベンチャー・タイム』のようなアニメタッチながら、『ゼルダの伝説』シリーズの影響が色濃いローグライクRPG。主人公が力尽きるとつぎの世代に交代したり、ダンジョンだけでなく、街自体も構造が変わるのがおもしろいね。ただ、5日間の時間制限は少しきびしいかな。街とダンジョンを簡単に行き来できる便利な機能がある一方で、システムについて説明不足な部分もあるのが惜しい。
週刊ファミ通1539号より