ダンボール箱のキャラはキュートだし、ポップでトロピカルな世界観もステキで、オープンワールドのステージの探索が楽しい。転がりながらの移動は操作に若干クセがあり、箱なので水に落ちるとアウトになる、さらに敵が意外と積極的に攻撃してくるなど、見た目に反して難度は高めで、歯応えがあります。段階的に目的を達成し、世界が少しずつ広がる作りだったら、より遊びやすくなっていたかな。
週刊ファミ通1519号より
コロコロと転がる主人公の操作感は『塊魂』のよう。かわいらしいダンボールのキャラは四角いため、不規則な転がりの制御に苦労するが、広々とした各ワールドを駆け巡りながら、いろいろなミッションに挑むのは楽しい。主人公が小さくて、空中のアイテムを取るときに遠近感を把握するのが難しいかな。ワールドに散らばっている収集要素の“ゴールドテープ”の数が多く、集めるのはやり応えがある。
週刊ファミ通1519号より
転がりながら進む独特のアクションが、もどかしくも愉快。すぐに止まれない特性を制御しつつ、ジャンプしたり、扇風機などのギミックを使うなどして、立体的なマップを隅々まで探索するのにワクワクします。細かく配されたチェックポイントなど、クリアーする意欲を削がない配慮も○。設定がぶっ飛んでいますが、各キャラの性格などが、日本語テキストからはいまいち伝わってこないのは残念。
週刊ファミ通1519号より
箱庭ステージを探索する3Dアクションだが、操作キャラがカクカクと転がって進むダンボールで、移動やジャンプの着地時に、動きを制御する必要が生じる。そこが手応えとなるか、ストレスと感じるかが評価のポイントかと。水に弱い、風で飛ばされるといった紙ならではの特徴と、回数制限のある大ジャンプが、アイテム回収や仲間救出といったお約束的な要素に新たな刺激をプラス。ポップな世界も〇。
週刊ファミ通1519号より