2Dアクションのローグライクでハイテンポなプレイ感がクセになるけど、とにかく、すぐにゲームオーバーになる。軽快な動きゆえの操作ミスのほか、気の緩みや勢いで雑になりがちなプレイが、いましめのように落下、罠、敵との衝突などによるダメージとなって返ってきます。“死にゲー”を好まない人には向かないが、プレイヤー自身の成長を実感できるチャレンジングなゲームを好む人はハマれるかと。
週刊ファミ通1712号より
トラップ……というかダメージを受ける要因があまりにも多く、スピーディーかつ小気味よい操作感覚が罠でしかありません。マップの自動生成機能も、恩恵よりも徒労を感じる機会が多く、慎重に慎重をかさねるプレイか、アイテムとの出会いやその使い道を考えることに楽しみを見出せないと、手数が限られている序盤で挫折してしまうかも。条件をかなり細かく設定できる対戦プレイは息抜きに最適。
週刊ファミ通1712号より
数秒、数分で死んではやり直し、のくり返しがクセになる! さまざまな罠で初見殺しに合い、その記録と記憶が増えていくマゾな喜びに目覚めます。道具を駆使して臨機応変に道を切り開いていくプレイに、経験による危険回避がプラスされ、少しずつ長く遊べるようになっていく過程はやり甲斐アリ。洞窟の構造が毎回変わるため、「上達した」と思ったそばから、また数秒で死んでしまったりして笑える〜。
週刊ファミ通1712号より
ファミコン版『スペランカー』を彷彿させる、一瞬の気の緩みが命取りになるハードな世界。ダンジョン構造が毎回変わるローグライクスタイルが難度を一層高め、トライ&エラーで培った自身の経験と知識で挑むスタイルがクリアー時の圧倒的達成感をもたらす。再スタートの手軽さやアクションの手触り、図鑑収集などのシステムの完成度は高いので、“壁”ではなく“絶壁”を乗り越える覚悟があるならば。
週刊ファミ通1712号より