クロスレビュー
平均
クセのあるキャラとの激しい恋模様といったシリーズの持ち味は健在でありつつ、キャラによってはそれがいい意味で裏切られる部分も。少し現実味の薄いところもあって好みが分かれそうではあるけど、ドラマチックな物語は興味を惹かれるし、ショッキングなバッドエンドも魅力のうちかと。主人公もデビュー済みの歌手なのは新鮮味があり、キャラが立っていて好感が持てるタイプなのがよかった。
週刊ファミ通1542号より
主人公が序盤から成海に好意を寄せている背景と、それが周知されたうえで展開する恋物語というだけでもドラマティックなのに、個別ルートに入ったあと彼らの内情が明らかになっていく展開は劇的で目が離せません。キャラクターの性格づけ、物語の見せかた、どのルートでもメンバーの意外な一面がわかる構成、ほかのシリーズ作品との関連の持たせかたなど、ファンをうならせる仕掛けが満載で秀逸。
週刊ファミ通1542号より
音楽活動に真っすぐな美青年たちの群像劇を、しっかり者の歌姫という“ベスト・ポジション”で楽しめます(個別ルート終盤ではしっかり甘くなります)。イベントCGはさほど多くはありませんが、場面の奥行きや対人距離が再現された立ち絵の配置バリエーションの豊富さは、見ていて飽きません。操作性に関しては、スキップやオートモードの解除法が限定的である点が、少し気になりました。
週刊ファミ通1542号より
ここぞという場面で、彼らの持ち歌が流れる演出がドラマチック。物語には、恋する女の子への応援歌が綴られていて、キュートだったり切なかったり。物言うヒロイン、心に傷のあるアーティストたちの性格設定もしっくりきました。プライベートシーンには違和感を覚える描写もありましたが、ハッピーな気分になれたのでOK。シリーズ作の関連エピソードも織り込まれていて、いろいろな発見が。
週刊ファミ通1542号より
クロスレビュー
平均