タワーディフェンスの戦略性とシューティングの爽快感を見事に融合! ふたつの異なるジャンルをミックスさせたゲームは、いままでにも多数出ていましたが、足し算ではなく掛け算レベルで両ジャンルの魅力を引き出すことに成功した作品は希有。プレイヤーの立場が、地球サイドではなくて侵略側のエイリアンというのもおもしろいし、オフラインでの画面分割の協力プレイに対応しているのもいいね。
週刊ファミ通1504号より
タワーディフェンス的な側面だけでなく、シューティング要素でも頭を使ってプレイする必要があるのは新鮮。ビルなどのオブジェクトを倒壊させ、敵にぶつけてダメージを与えたり、敵の進行ルートをふさいだりと、戦略的な要素がしっかり入っています。どちらかに特化させたプレイより、両方の要素を満たしたプレイのほうが攻略につながるのがいいね。協力がオンライン対応なら、なおよかった。
週刊ファミ通1504号より
敵を自動で攻撃する防衛塔を建造しつつ、レーザーフェンスで敵の進路をふさぎ、いかに迂回させて時間を稼ぐかといった戦略性があるのがおもしろい。タワーディフェンスに、自機を動かして敵を攻撃できるシューティングの要素が加えられている点も目新しい。大きなビルなどを破壊して、敵を下敷きにするほか、進路を断てたりできるのもいいアクセント。ほどよい忙しさで、なかなか熱中できます。
週刊ファミ通1504号より
予測される敵の侵入経路に防衛施設を作り、ルートを限定したり、前線到達前に戦力を削ったりと、計画的に迎撃準備を整えるのが楽しい。絶えず変化する戦況を把握し、瞬時に判断を下し続ける戦闘もアツい。ただ1機で飛び回り、装甲の厚い敵を空と陸とでずっと相手にする忙しさには、快感すら覚えました。集中力が切れない、1ウェーブの長さもちょうどいい。エイリアン側勢力という設定にも興奮。
週刊ファミ通1504号より
悪かった点
射撃の爽快感がなく1ステージが単調で長いのはつまらないと感じた。
また、敵と背景が似たような色で視認性が悪いのは改善して欲しいと思った。
総評
もう少し飽きさせず遊びやすい作りにして欲しかった
良かった点
360度の『シューティング』作品でありながら、敵の進路を妨害して遅らせる『タワーディフェンス』がある戦略性があってとても面白いです。
グラフィックがとても良く、ステージ上にある建物の破壊する際もぎこちなさがなくて爽快です(建物の破壊で進路妨害も可能です)。
オフラインで画面分割しての2人プレイが可能で、敵が多くなるものの作業分担が出来てとても良いですね。
悪かった点
キャンペーンを進めるとどんどん敵の種類が増えていくのですが、その敵の種類によっては武器とユニットとの相性があるので破壊するのが一苦労ですね。
それに対して、武器やユニットの強化、アイテムによる一時的に強化も無いです。
また、中盤以降になると突然の難易度が跳ね上がるのが驚きで、ユニットの配置や武器の変更など結構忙しくなります。
ロード時間がとても長いのが難点で、開始とコンティニュー、クリア後にロードをいちいち挟まないといけないのでサクサク遊べないです。
最後に、頻繁に無限ロードをし続けるバグが発生しますのでご注意を(クリア後によく発生します)。
総評
最初は人類が侵略者を倒す作品だと思っていたのですが、実際には侵略者がプレイヤー側で人類を蹴散らすとなっています(これには驚き)。
手軽に遊べるかと思いきや大胆な戦略性が必要な為、これが上手く出来ないと序盤からでも詰む奥深さがあります。
『シューティング』作品が得意な方には面白いのでおすすめ作品ですが、『シューティング』作品が苦手な方には『タワーディフェンス』要素もあったりで慣れるまでは時間がかかると思います(まず最初に目が疲れると思いますね)。
お値段もお手頃なので、是非に遊んでみて下さいね。
有難うございました。