ベースの部分は、レゴブロックで構成されたオブジェクトを壊したり組み立て直してステージを攻略していく、『レゴ』ゲームおなじみのもの。特筆すべきはゲームオリジナルのストーリーで、さまざまな時代のマーベルヒーローやヴィランの特殊能力が、ゲーム中でうまく再現されているのもナイス。ディープなファンもニヤリとするであろうマニアックなキャラが登場したり、4人対戦が可能な点も○です。
週刊ファミ通1521号より
『マーベル』の多彩なヒーローが操作可能で、それぞれの個性的な能力を駆使したアクションがおもしろい。能力や使用する武器を自由に選び、オリジナルのヒーローを作成できるところもナイス。ヒント機能があり、大まかな目的もわかっていても、そこに至る過程でつぎに何をすべきかがわかりにくいことがたまにあるのは、少し気になった。探索や収集要素の多さは本作でも健在で、じっくり遊べます。
週刊ファミ通1521号より
日本ではあまりメジャーでないヒーローも多数登場するなど、見た目から想像する以上にマニア心をくすぐる内容。状況に応じて操作キャラを切り換えつつ、固有のスキルで道を切り拓いたり敵を倒していく、アドベンチャー色が濃い構成です。ただ、先へ進むための解法がひとつだけというシーンが多く、手探り感や手詰まりを覚えることもありました。カメラワークがちょっともどかしく思う場面も。
週刊ファミ通1521号より
周囲の物や敵を、手当たり次第に解体してブロックに変える爽快感は健在。映画化されてないヒーローも集結するオリジナルストーリーは、『マーベル』ファンならグッとくるはず。一方で、ゲーム中で確認できるものの、彼らの能力を知っていて当然、という感じで謎解きが進むため、敷居はほんのちょっと高め。本編を量で凌駕する寄り道要素、ブロックにペンキを塗る数を競う4人対戦とボリュームは十分。
週刊ファミ通1521号より