昨今、オープンワールドのゲームが増加するなか、ひとつの広大なマップではなく、ある程度区切られてはいるが、それでもなかなか広いマップを冒険していくのが特徴。大陸横断鉄道が拠点という設定で、先へ進むとマップと四季が変わるため、変化に富んだ探索を継続して楽しめる点がいい。また、雰囲気と臨場感がバツグンで、高い没入感を得られるのが◎。日本語ボイスによるローカライズもナイス。
週刊ファミ通1578号より
荒れ果てた地上世界の風景が、圧巻のクオリティーのグラフィックで描かれていて臨場感が抜群。ベストセラー小説を原作にしたシナリオも魅力。開けたエリアを訪れることもあり、これまでのシリーズと比べて探索要素が加わったのはいいね。銃をカスタマイズするのも楽しめます。視点と照準の旋回速度が、感度を最高にしてもあまり速くならないのは、ガチのシューターにはストレスになるかも。
週刊ファミ通1578号より
ドラマがしっかり描かれるなか、自由も利く構成が魅力的。シリーズの知識がなくても飲み込めるシナリオも巧み。新天地を夢見て旅する話は珍しくはないけれど、先へ進んでいく強烈な動機づけとなります。仲間たちと日常会話で交流する演出も、感情移入を深め、汽車での旅を特別なものに。マスクのフィルター交換などの面倒さや、必然性のある銃撃戦に、舞台への理解と緊張感が高まっていきます。
週刊ファミ通1578号より
ロシアの雪の大地や、辺境の風景が核戦争後の終末感とマッチ。スピード感ある展開に、作品の世界へとグイグイ惹き込まれていく。戦場に放り込まれるというより、主人公になりきって戦う感じ。物語的な自由度は高くないが、装備品のクラフトで自分なりの戦いかたが楽しめる。全体のボリュームがあるぶんロードは長いけど、難易度が5段階からいつでも変更可能なので、絶望の世界だけどプレイしやすい。
週刊ファミ通1578号より