クロスレビュー
アーケードのレールガンシューティング風の作りながら、VRによる臨場感がハンパない。リアルに再現された、古びたお化け屋敷の中をトロッコで進んで行くのだが、正面だけでなく横も警戒しなければならないので、恐怖感が倍増。めちゃくちゃ怖く、それでいておもしろい。頭を傾けて障害物をかわす操作も楽しいです。両腕を伸ばしてプレイするので肉体的に、さらに怖さで精神的に、けっこうキます。
週刊ファミ通1456号より
システム的には、シンプルなレールガンシューティングだが、しっかりと恐怖を味わわせてくれる演出で、手に汗握ります。視界の外から出現する敵の声や音に耳をそばだて、そちらを向いて敵を狙うのは、VRならではの体験で、その場にいる感覚や迫力が増幅させられる。2丁拳銃を撃ちまくれるのは爽快で、“シークレット”を探したり、随所にある的などを撃ってハイスコアを狙う要素があるのもいいね。
週刊ファミ通1456号より
ジェットコースターに乗っているときの、フワッと落ちる感覚や、重力まで感じられて、部屋にいながらにして遊園地にいるみたい。コースはのっけから不気味さ全開で、恐怖を煽る仕掛けが満載。豚のわめき声や天井から流れる血など、精神的にも攻められて、終始涙目でした。『Until Dawn』本編とはあまり関連性がないようにも感じられるけど、得体の知れない怪人などは、山荘を思い出させますね。
週刊ファミ通1456号より
2丁拳銃のガンシューティングとしては、進行方向に集中し、トリッキーな動きで襲い来る敵と真っ向勝負できる良作。難易度によるパニック感の変化も丁寧に調整されていますが、いかんせん音響効果を活かしまくった場面演出が怖すぎです。グロテスクな物体を間近で見せつけられるなど、驚かせタイプのホラー表現が好きな人にとってはうれしいフィーチャーが満載で、精神的に追い詰められました。
週刊ファミ通1456号より
クロスレビュー