シリーズ伝統の3on3のチームバトルは継承しつつ、グラフィックを2Dから3Dに一新。3Dならではの演出も多く、見た目が楽しい作りに。初心者も取っつきやすい、シンプルなバトルシステムに加え、チュートリアルが充実しているのもいい。キャラ数も多くてボリューム感も十分。ただ、ストーリーモードは、チームごとのエンディングや掛け合いなどはあるが、物語がたまに挿入される程度であっさり気味。
週刊ファミ通1446号より
登場キャラが50人と多く、『KOF』シリーズならではの魅力であるチームバトルやお祭り感は健在。各チームの物語描写はややあっさり気味だが、新章のスタートとなる展開は興味深い。バトルに関しては、3Dモデルを使用しているが、ゲーム性は従来の2Dの対戦格闘に近く、ネオジオ時代の感覚でプレイできるのが○。実際に3人のプレイヤーでチームを組み、オンライン対戦ができる機能もうれしいね。
週刊ファミ通1446号より
キャラのモデリングが、PS4にしてはちょっと惜しい感じがするけれど、動きは滑らかでモーションも自然。キャラ数が多いのもうれしい。昨今の対戦格闘ゲームとしてはシステムはシンプルだが、超必殺技をキャンセルして“CLIMAX超必殺技”につなげられるなど、爽快な逆転要素もあっていいね。弱パンチ連打でコンボが出る“RUSH”や、丁寧なチュートリアルのおかげで、初心者でも比較的入りやすい。
週刊ファミ通1446号より
3Dモデルになっても、サクサクとした動きや、対戦での心地よいテンポ感は健在です。50キャラがプレイアブルというボリュームの多さもうれしい。ただ、これまでのキャラが、見た目の印象が少しかわいらしく変わっていたりして、かつての渋みが抜けてしまったと感じるところも。□ボタンの連打で出せるコンボなどは、初心者にとっての切り札にはなるけれど、まだちょっと敷居の高さを感じるかな。
週刊ファミ通1446号より
良かった点
キャラクター数が豊富。
過去作ではストーリーモードを最低LVにしてもクリア出来ない難易度だったが本作はクリア出来る難易度になっている。
悪かった点
キャラクターによってはずいぶん昔の性能になっていたりと技が減ったりして物足りない。
アーケードモード(ストーリーモード)にシングルモードがない。
3vs3なのに1vs1を3倍にしただけのシステムでアシストもない。
総評
グラフィックは発売当初のものより良くなりましたが、システムにKOFらしさがなく残念。
各チームのエンディングは次回作が楽しみになるものでKOFらしいエンディングでした。