ゲームとしてのデキはじつにシンプル。間合いの取りかたや攻撃を仕掛けるタイミングなど、対戦格闘ゲーマーに要求される駆け引きを楽しむタイプのゲーム。長時間プレイする感じではないが、パーティーゲーム感覚で友だちとプレイするのがいい感じ。対戦すると、けっこう熱くなるよ。元ネタを知っているとニヤニヤしてしまう要素も若干あったり。雑な部分もあるけれど、この価格ならいいかな。
週刊ファミ通1349号より
取れる行動が限られる中で、熱い駆け引きが味わえるのが最高。バカゲー的な雰囲気はとっつきやすく、触れてすぐに楽しさがわかるのがグッド。1回攻撃を当てるだけで勝利となる1ラウンドのテンポのよさや、キャラごとの個性がしっかり違っていて、それぞれ戦いかたが異なるのもいい。PSVita版は、方向キー側と○、×のボタン側をふたりで持って、本体1台で対戦できるシステムがあるのがいいね。
週刊ファミ通1349号より
ふたつのボタンだけで操作するという、究極的にシンプルな対戦格闘ゲームだが、単純さゆえに剥き出しになる、間合いと駆け引きの勝負が楽しい。1970年台のアメリカB級映画のような、破壊的にテキトーでエキゾチックなアジアン・テイストが全編にわたって炸裂し、謎の書体の字幕など、狙っているのか間違いなのかも判別不可能なほどの完璧さである。とにかくみんなでワイワイ遊ぶのに最適な1本。
週刊ファミ通1349号より
2ボタンしか使わないという発想が突き抜けています。開始直後こそ「せめて防御できれば」とも思いましたが、空中と地上で動作が違ったり、同時押しで必殺技を使えたりと、できることが意外に多い操作系の虜になりました。キックが当たれば勝ちという単純明快さは、『スマブラ』とも一部通じるものが。フリークスなキャラ、師匠の格言などのネタも含めて、マニアの笑いを取りにいっている小品です。
週刊ファミ通1349号より