3Dフィールドならではの視点変更のわずらわしさはあるものの、それでも手触りはよく、ストレスなくプレイできる。すれちがい通信を始め、石版案内人のヒントやレーダーなどの新機能によって、より探しやすくなり、テンポもよくなった。フルオーケストラの音楽もよく、耳でも楽しめる。
週刊ファミ通1262号より
職業で見た目が変わるため、より育成が楽しくなった。オーケストラ音源を使った楽曲は深みがあり、重厚な物語と相まって、本作をより魅力的なものに。下画面でマップが見られたり、石版レーダーが便利だったりと、システムまわりも快適。すれちがい通信の石版交換もハマりますね。
週刊ファミ通1262号より
序盤の謎解きなどが整理されてスッキリし、ゲームに没入しやすくなった。どうぐの整理や売買が少し面倒ではあるが、そのほかのシステム部分は快適。すれちがい通信も含めた石版集めや、多彩な職業&特技など、やり応えは十分。レーダーなど、石版探しのサポート機能は超便利で◎。
週刊ファミ通1262号より
下画面にマップが表示されているのは便利。石版が近くにあると反応してくれるレーダーの存在や、“せんれき”でヒントが確認できるのも、非常にありがたいです。転職できる職業が多彩なうえ、移民の町やモンスターパークといったやり込み要素のボリュームもハンパなくあっていい。
週刊ファミ通1262号より
良かった点
PSからリメイクされて、すいぶんと期間があるので、ストーリーはほぼ忘れていました。ですが、3DSの性能を生かした演出とサウンドで、PS時代とは「また違ったドラクエⅦ」を体験できました。記憶には一か所だけ、「わかっていた箇所」はありましたが、その部分も「分かっていたけれど、やはり、ジーンとくるもの」がありました。
悪かった点
最初に、「すれ違い石版」の「手持ち所有数の少なさ」と「配布回数の多さ」のギャップが激しぎる点。「自己所有の石版」を「どれを手持ちに残しておくべきか?」にかなり頭を使わされてます。かなり、「改善すべき点」だと思います。
次点、「すれ違い石版」で、「レベル、熟練度」を上げすぎると、「ストーリーに戻った時」に、ほとんど、「ボス戦」等が「緊迫感」が無くなり、ストーリーを楽しむだけの人は良いですが、少し制限があっても良かったかと・・・。
総評
「攻略本」を見ずに、「素」の感触で「思い出しながら、楽しめる」のは、良い点だと、思いますが、「『Ⅸ』の地図」程、「リメイク『Ⅶ』の石版」に魅力が感じられ無いのは、少なからず感じています。まあ、「ドラクエ」のシリーズとしては、及第点だと思います。
良かった点
膨大なボリュームで長くドラクエを楽しめる
石板レーダーが使いやすく取り逃しが少なくなった
すれ違い石板の利用でレベル上げが楽になった
悪かった点
クリア後の個々の石板ストーリーが短い。その終わりが判りづらい。
裏ボス関連の条件がめんどくさい
総評
長く楽しめる正統進化をしたドラクエだと思います。
贅沢な意見ですがエンディングまでが長すぎます♪
良かった点
シンボルエンカウントじゃメタル遭遇の興奮がと思ったけど出たら出たでテンション上ってよかった。 数々の鬱ストーリーも当時を思いだしてGOOD
上級職の仕様変更は・・・と思ったけど、モンスター職の価値上がったらまぁ、よしとしましょう。
とにかく良リメイクです
悪かった点
石版レーダーは、初心者は当時見つけれなくて詰んだ人々には嬉しい配慮だが、当時クリアしたとかもっと難易度高くてもいい気がした組のためにON/OFFできたら良かったなぁって
ラッキーパネルもちょっといいアイテム出しまくりでバランスブレイクに繋がるからなんだかなぁ・・・って
あとせっかくの3DSなんだしタッチ機能を活かしたシステムを出しても良かったんじゃなかろうか
総評
攻略にかかる時間が短くなった、ガボ可愛い、職ごとのコスチュームもステキ ってことで満足なんですよ! さすがDQって感じ当時クリアした人でも楽しめる良いリメイク
良かった点
・『グラフィックが大幅パワーアップ』
オリジナルは2000年発売で、当時は既にPS2が出たあとでした。
不満を感じていたグラフィック部分が上手く3D化されていて、オリジナルより魅力的に感じました。
・『オーケストラ音源の壮大なBGM』
これは文句なしに素晴らしい。すぎやまこういちさんの世界にドップリと浸かれ、ファンとしては大満足でした。携帯機の性能とは思えない音質でずっと聴いていたくなりました。
悪かった点
・『シンボルエンカウントの戦闘』
これは誰しも不満に感じると思いますが、オリジナルはランダムエンカウントだったため、マップ構成によっては違和感を覚えることが多かったです。どうせだったらダンジョン構成を思い切って大胆にリニューアルしても良かったのでは。
・『難易度が大幅に下がった』
これは良し悪しがあり、必ずしも批判の対象にはならないかとは思います。これを現代的リニューアルと取るか、単なるゆとり世代仕様と受け取るかでだいぶ印象は変わるでしょうね。
・『ストーリーが重い』
オリジナルがやや鬱ストーリーが多いため、これもしょうがない部分ではあります。堀井雄二さんのダークサイドというか、こういう悲劇的演出が魅力でもあるので一概には言えない部分もあります。
総評
ドラゴンクエストの名リメイク作品というとスーパーファミコンの『3』、そしてPS2で出た『5』でしょうか。特に、スーパーファミコン版『3』の方は何度も繰り返しプレイしたくなるほどの魅力に溢れていました。
リメイク作品がオリジナルに勝るとも劣らない魅力を放つのは、その製作時間が関係しているかもしれません。ドラゴンクエストのような大型タイトルは常に制作期限に追われていますが、リメイクであれば例え新規にグラフィックなどを描くとしても作業の全体量が図りやすいため、スケジュール調整が上手く行きやすいのでしょう。
丁寧な作りこみがあるドラクエはまさに無敵と言えます。そんな"神"リメイクを今回の『7』に求めた人も多いでしょう。
全体的に言えば、かなり満足はしました。オリジナルの『7』自体をそんなに評価していなかったからです。長すぎるストーリー、同時期発売の『ファイナルファンタジー9』と比べるとグラフィックの差はかなりあり、久しぶりのドラクエに肩すかしのようなものを感じたのも事実です(それでもクリアまで100時間以上やり込みましたが(笑))。
今回のリメイク『7』はかなり新規ユーザーを意識しているのでしょう。石版探しも難度が下がり、それだけでも良い調整だとは思います。全ての人を満足させることは無理です。難度をハードモードやイージーモードにでも分けない限り。しかし、そういったモード選択はドラクエらしくはない、という判断なのでしょう。それは同意します。
それぞれの世代が持つ『ドラクエらしさ』のイメージが微妙に違うのが難しいところですね。不満がないわけではないのですが、今回の作品は無難かつ上手い着地をしたと思います。以上の理由から、89点を付けました。