クロスレビュー

平均

9.0
主人公のルカとなり、仲間と前世の記憶を巡る冒険をする。2007年のDS版をベースに、第二秘奥義や2名の新パーティーキャラクター、ダンジョンなどが追加。
発売日
2012年01月26日
価格
5696円 [税抜]
ジャンル
RPG
メーカー
バンダイナムコエンターテインメント
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テイルズ オブ イノセンスR(PS Vita)のレビュー・評価・感想情報

ローリング内沢
ファミ通公式 PS Vita
9

グラフィックが高画質になったのはもちろん、キャラやダンジョンなど、多くの新要素が追加され、プレイ感覚は大幅に昇華した印象。“称号集め”や“絆値”などはやり込み甲斐がある。多少お使いゲーム感はあるけれど、テンポのよさと心地よい戦闘システムでカバー。ストレスない作りが◎。

週刊ファミ通1207号より

レオナ海老原
ファミ通公式 PS Vita
9

グラフィックの強化に止まらず、各種システムにまで手を加え、もはや新作と言っていい手触り。ボイスやカットインの増加で、戦闘もより盛り上がる。最初こそキャラの造形がさみしく感じるが、プレイしていれば気にならなくなります。タッチのショートカットが思いのほか便利なのも◎。

週刊ファミ通1207号より

吉池マリア
ファミ通公式 PS Vita
9

親切で遊びやすく、追加要素が非常に豊富でボリュームも十分。戦闘は新たなシステムに加え、4人編成になったことで、より戦略の幅が広がった。また、タッチで設定しておいた技をすぐ出せるのは便利。ダンジョンに、おなじみのソーサラーリングを使ったギミックが入ったのも○。

週刊ファミ通1207号より

デビル藤原
ファミ通公式 PS Vita
9

4人パーティーへの変更や新キャラクターの追加、第二秘奥義など、オリジナル版にはなかった要素が満載。別ものに生まれ変わった印象です。メインシナリオがフルボイスなのも、ファンには何気にうれしい。タッチ機能を使って、事前に登録しておいた技を発動させられるのもいいね。

週刊ファミ通1207号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

ファミ通公式のレビュー文、レビューアーイラスト(画像)等の無断転載・複製をお断りしています。

ガル詩人
PS Vita 2012-09-07 10:49:19投稿
4

(発売当時の状況で書いてます。)

テイルズシリーズはスーパーファミコンのファンタジアからのファンで
イノセンスはDSのグラフィックに耐えれなくて購入出来ませんでした。

当時PsVitaはロードオブアポカリプスと同時購入したのですが。
その先にテイルズがあるから発売日に本体を買う!
という判断材料になっていたのですが…。

まず、結果個人的に残念な感じでした…。
ジアビスあたりからエクシリアまでのテイルズが個人的に
高評価だった為というのもあると思います。

ストーリーは、前世の記憶を持った人間達の世界の物語で
いきなり前世の恨みー!で敵が出てくるし。
前世はお前だったのか!で仲間になり親友になります。
勿論プレイヤーはおいてけぼりです。
その補完的ストーリーも一応宿屋の夢の中で語られるのですが。。。

ラスボスのラスボスオーラの無さもヤバイです。
前世での嫉妬やら恨みやらの話が多く、本当に感情移入できません。

ストーリーとは直接関係ないですが、新しい場所に行くと
キャラクター同士の会話を楽しめるのがテイルズの定番になっているのですが
今作はそれのボリュームがかなり多く、
全部読んでたらいつになっても街からでれない!!とイライラしてしまいます。
(じゃあ読まずに飛ばせばいいじゃんとわれたらそれまでですが…。)

キャラクターは、
主人公は優しく気弱で泣き虫な性格で、
そんな彼が成長していく物語なのですが。。。
いちいち前世が絡むので純粋に彼の成長を楽しめなかったですね。
PTメンバーも主人公外してましたしかなり悪い印象です。
メインヒロインは性格が悪い事をマイソロジー3で知っていたので
逆にイノセンスRでは好感触だったのですが。
勿論PTから外してました。

唯一スパーダというキャラクターだけ終始好印象でした。
彼が主人公の物語なら2が出ても買います。
男の自分ですら、もしもシンフォニアのようにエンディングで好感度が高いキャラと?
という展開ならスパーダを選んでいたと思います。

コンウェイというキャラクタも良い味を出していて最後まで使っていたのですが。
テイルズに敵の技を覚える職業は微妙だな…と感じました。

敵キャラクターで主人公達に何度も襲いかかってくる槍使いの敵キャラが居るのですが。
全ては声優さんの演技なのですが、そいつは素晴らしかったです。
多くのプレイヤーは彼を不快に思うでしょうけど。
ここまで気分を悪くさせてくる演技力と台詞廻しに称賛したいです。

グラフィックは、アニメパートのクオリティがカナリ高いです。
ここに力(予算)を入れ過ぎたのか?と思ってしまうくらいです。
OP主題歌も綺麗な歌声とメロディで(9月の現在でも)ウォークマンに入れて聞いてます。
アニメ以外にも2Dイラスト系は驚くほど綺麗です。
パッケージのイラストが綺麗なのですが、それがそのまんまVitaで楽しめる感じですね。

ですがフィールド上の3Dグラフィックのキャラが酷いです。
等身も何かせめてジ・アビス見たいに出来なかったのでしょうか。
そして何より大事なキャラの顔なんですが。
全員少女漫画のようなキラキラした分厚い目をしていて
言いたくないですが、気持ち悪いです。
作った人には本当に申し訳ないですが。ほんと御免なさいって感じです。

バトルシステムも
テイルズオブシリーズの醍醐味の戦闘ですが。
マイソロジーシリーズと全然変わりません…。
敵の怒りに対してカウンターみたいなのが出来るんですが、微妙でした。
全員オートでボーっと進める事も多かったです。

仲間の技を画面内の顔アイコンをタッチすることで発動できるのですが。
緊急時に真ん中2人の顔に親指が届きません。
左は自分なので押さないとして。
一番右のキャラの顔アイコンしか触れません。
これはこれで愉しいのですが…何でこんなことしたんだろう…という気持ちが強いです。

あと、仲間AIの作戦がカナリ細かく設定できるのですが。
申し訳ない、面倒くさいうえに、初期設定だと雑魚すぎて使えないので不便でした。

新キャラ2人が良い味を出していたのですが。
結果彼らが居る事で物語が中途半端なところで終わってしまいました。
最近のテイルズの流れから完全版の発売でも予定しているのか不安になります。

ただ、テイルズという枠を外してしまえばVitaで遊べるRPGとしては
かなり良質な出来なので、VitaTheBestとか出た時には買って損はしないです。
ゲームギアで出た名前も覚えてないRPGをやってた気持ちを思い出しましたね。

あとは早くテンペストをリメイクしてほしいのです。
ツインブレイブでカイウスというテンペストの主人公をかなり気に入ってしまったので。

クロスレビュー

平均

9.0
主人公のルカとなり、仲間と前世の記憶を巡る冒険をする。2007年のDS版をベースに、第二秘奥義や2名の新パーティーキャラクター、ダンジョンなどが追加。
発売日
2012年01月26日
価格
5696円 [税抜]
ジャンル
RPG
メーカー
バンダイナムコエンターテインメント
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