クロスレビュー
5つのゲームが同梱されてお得感はあるけど、それぞれのゲームを起動するときのロード時間が長いのは難点。『ハーフライフ2』の3部作は、やり甲斐があって丁寧に作り込まれている印象。『ポータル』はパズル要素がよく盛り込まれており、新感覚のゲームとして楽しむことができた。
週刊ファミ通1015号より
『ハーフライフ2』は古めかしさを感じるが、その作り込みはやはりすさまじく、遊ぶ価値あり。『ポータル』は本格的なパズルで、ふたつの穴をうまく利用するシステムが斬新。『チームフォートレス2』はクラスの導入により、ただ撃ち合うだけではない独自のオンライン戦が楽しめて◎。
週刊ファミ通1015号より
FPSばかりだが、5作品のセットはお得感抜群。余計な説明や演出がない分、サイバーな世界にドップリ浸れる『ハーフライフ2』は、関連作品も含めて触れる価値は高い。が、字幕が見づらいのが残念。新感覚のパズルが堪能できる『ポータル』が珠玉のデキ。FPSが苦手な人にオススメ。
週刊ファミ通1015号より
FPSの詰め合わせで、ボリュームは多めです。まったく趣の異なる3種類のゲームが入っているので、FPSに興味があるなら損はしないかと。『ポータル』は脱出ゲーム風のパズル仕立てになっており、殺伐としたものが苦手な人でも楽しめます。1作品だけが目的だと割高ですが。
週刊ファミ通1015号より
ハーフライフ2のみのプレイです。
本作は他にも沢山のソフトが入っていますので
評価はあくまでハーフライフ2のみと見てください。
個人的に撃ちまくりのFPSが好きなのもあって
ハーフライフ2は正直あまり面白く感じませんでした。
何故かというと敵との撃ちあいよりもシーン毎に
次へ進むためのパズル的な要素を解いていく必要が多い為。
まだ序盤のほうだからなのか撃ち合うよりも
どうやってここを抜け出すのか?と
あちこち移動している時間の方が長いです。
ファーストパーソン・シューティングというより
ファーストパーソン・アドベンチャーといったところでしょうか。
逆に謎解きが好きでハマる人にはハマるのかもしれません。
商品名のオレンジボックスとは、みかん箱のように、
たくさん入っている、、という意味みたいです。
その名の通り、3種類のゲーム、計5本が入っていて、
人をやや選びますが、相当オトク感のあるパッケージです。
自分がコレを買うキッカケになったのは、このパッケージに
含まれている「ポータル」というゲーム。
毎年海外で行われている、ゲーム開発者向けカンファレンスにて、
最優秀賞を取ったという話から興味を持ちました。
ポータルは、簡単に言うと、3次元視点のアクションパズル。
青とオレンジ、色の違う“ポータル”という“ワープ穴”を設置
できるギミックを使って、ゴールを目指すという単純なもの。
しかし、青い穴とオレンジの穴はつながっていて、同色の穴は2つ
開けられません。聞くと単純なんだけど、実際にやると、すごく
不思議な感覚がします。3D酔いに強い自分が「クラっ」としたので、
もしかするとかなり3D酔いしやすいゲームかも知れませんが、
パズルゆえ割と自分のペースで遊べる点が救いです。
あとは、本当は、なかなか考えさせられるストーリーがあって、
これがこのゲームの魅力の半分(ないしはそれ以上)という気が
するんですが、ネタバレるので是非遊んで確かめてみて欲しいところ。
クロスレビュー