真・女神転生IV(3DS)のレビュー・評価・感想情報

導入が丁寧で、要素が少しずつ増えるゲームの流れになっているので、システムを理解しやすい。敵の弱点を突くと行動回数が増やせるといったバトルシステムは、シンプルながらもスリリング。悪魔合体は相変わらず夢中になれ、オススメの組み合わせを教えてくれる機能もあって便利。

週刊ファミ通1276号より

神と悪魔が織り成す独特の世界観やその人間関係など、初代『真・女神転生』を彷彿させるような作り。戦闘では、敵の弱点を突いたり、相性のいい悪魔を作る工夫が必要。仲魔のスキルを任意で覚えさせたり、戦闘中に悪魔合体ができるなどの要素もあり、戦略性が高くておもしろい。

週刊ファミ通1276号より

序盤のチュートリアルでの導きかたが非常にうまく、シリーズ初心者でもすんなりゲームに入れる作りが見事。それでいて、生と死がつねに隣り合わせの歯応えがある難度で、『真・女神転生』らしい緊張感バツグンの戦いが味わえます。悪魔合体は快適で、なかでもオススメ合体の手軽さは特筆もの。

週刊ファミ通1276号より

悪魔との会話は反応が多彩で、スカウトするのがおもしろい。ウィスパーイベントで、仲魔のスキルを主人公に覚えさせることもできるので、悪魔の収集にも夢中になれる。戦闘はシンプルなシステムだが、ザコ戦でも緊張感があって○。難易度が選べるようになるフォローもうれしい。

週刊ファミ通1276号より

良かった点
緊張感のあるバトル、弱点を付くことで有利になるシステム。
実際の東京を使ったシリーズならではのリアルな世界観と美麗な悪魔のグラフィック。
より親切に使いやすくなったダンジョンマップ。
シリーズ通して遊んでいるプレーヤーには序盤の驚きと中盤からのならではのストーリー展開が良かったです。

シリーズ通して難易度が高く、全滅も頻繁に起こるシステムなのでどの場所でもセーブ出来るようになったのは嬉しい仕様です。

有料コンテンツながらも安価で簡単にレベルをMAXに出来るシナリオが発売日と同時に配信されたのは時間のないプレーヤーには嬉しいですね♪

悪かった点
難易度か高く、有料コンテンツ抜きではレベル上げに時間が取られる。
悪魔のグラフィックが新規のものがグロいだけのものが多くて好きになれないものが多かったです。

フィールドマップの繋がりが分かりづらく迷いやすかったです。

総評
新しくもオーソドックスな部分もしっかり残っていて新しい楽しみもありつつ緊張感もありながら安心して遊べました。
その場セーブ等の携帯機ならではの仕様変更もこのシリーズには合っていると思います。
惜しむらくはエンディングが数パターン有るのでセーブデータは２つではなく４つほど欲しかったです。