※本記事は、2023年2月16日にアップした記事を再編集したものです。
『VII』や『VIII』のムービーが3DSで観られるなんて!
いまから12年前の2012年(平成24年)2月16日は、ニンテンドー3DS用ソフトの『シアトリズム ファイナルファンタジー』発売された日。
『ファイナルファンタジー』シリーズ25周年記念作品として発売された本作は、歴代のナンバリングタイトルのBGMを用いたリズムアクション。“シアトリズム”というのはシアターとリズムを組み合わせた造語になっています。
ゲームは、画面左から流れてくる丸い“トリガー”が画面右にある“ジャストサークル”に重なった瞬間に、タイミングよく入力操作をするというルール。トリガーにはいくつかの種類があり、対応する操作が必要です。
難易度は“基本の譜面”、“熟練の譜面”、“究極の譜面”の3種類。“基本の譜面”は比較的簡単で、あまりリズムゲームをプレイしたことがないシリーズファンでも安心して遊ぶことができました。一方、究極の譜面は名前通り究極でしたね……。
ただ、本作には少しずつ難度が上がる“カオス神殿モード”もあり、このモードを遊ぶことでプレイスキルを自然に上げることができました。“カオス神殿”を遊んでいるうちに、いつの間にか究極がクリアーできるようになったという人もいるのでは?
シリーズの『I』から『XIII』までの楽曲が収録されており、イベントシーンを舞台にしたEMS(イベントミュージックステージ)、フィールドをモチーフにしたFMS(フィールドミュージックステージ)、戦闘をモチーフにしたBMS(バトルミュージックステージ)という3つのミュージックステージが存在。FMSでは入力に成功するとより長い距離を歩くことができたり、BMSでは敵を多く倒すと経験値やアイテムを多く入手できるなど、ステージごとに異なる遊びかたができました。
なかでも注目はEMS。『I』から『VI』はゲームの名場面が流れますが『VII』以降はムービーシーンが流れる仕様。ハードの垣根を越えてPSのムービーが3DSで見られることにめちゃくちゃ感動しました。
また、本作はキャラクターがレベルアップしたり、アビリティを習得したりとRPG要素も豊富。やり込むことができました。シリーズおなじみの召喚獣が登場するのもファンにはうれしいポイントでしたね。
最初から収録されている70以上の楽曲ほか、追加コンテンツが有料配信され、『X』の『いつか終わる夢』や『VII』の『更に闘う者達』など多くの人気曲が登場。すれちがい通信でほかのプレイヤーと“プロフィカ”を交換するのも楽しかったです。
2014年に続編の『シアトリズム ファイナルファンタジー カーテンコール』が発売されたほか、2016年にアーケードで『シアトリズム ファイナルファンタジー オールスターカーニバル』が展開。さらに2015年には『ドラゴンクエスト』を題材にした『シアトリズム ドラゴンクエスト』も発売されました。
そして、2023年2月16日はシリーズ最新作となる『シアトリズム ファイナルバーライン』がNintendo Switchとプレイステーション4で発売。なんと、収録曲数は歴代最高となっています。この記念すべき日に、ぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。
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