コミュニケーションツールにぴったりな無料バトロワ

 2019年(平成31年)2月5日は、プレイステーション4(PS4)、Xbox One、PC(Origin)版『Apex Legends』(エーペックスレジェンズ)が配信された日。本日で発売から5周年の節目を迎えた。

 なお、PC(Steam)版は2020年(令和2年)11月4日、Nintendo Switch版は2021年(令和3年)3月10日、プレイステーション5(PS5)/Xbox Series X|S版は2022年(令和4年)3月30日に配信されている。

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『Apex Legends』5周年。FPSの入り口にぴったりな無料バトロワ。1種のコミュニケーションツールにも【今日は何の日】

 『Apex Legends』は、Respawn Entertainmentが開発し、エレクトロニック・アーツから配信されたバトルロイヤル型FPS。基本3人1組のトリオを組んで、マップ上に落ちている物資を集めながら戦闘を行い最後の1部隊(チャンピオン)を目指していく。

 レジェンド(キャラクター)ごとに異なる能力を持っており、グラップリングフックで瞬時に遠くまで移動したり、ドームを展開して弾を防いだり、体力回復するドローンを出したりとさまざまなプレイスタイルをできる点が魅力のひとつだろう。

 シーズン0の時点ではブラッドハウンド、ジブラルタル、ライフライン、パスファインダー、レイス、バンガロールの6人だったレジェンドが、現在は25人まで増えている。

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 戦闘時は、銃の射撃音や敵のアーマーを割った際のエフェクトも非常に爽快感があり、レジェンドの能力を駆使しての撃ち合いには興奮したユーザーも多いはず。また、ランクマッチで自分の実力を試し、目標のランクを目指してプレイするのもひとつの楽しさと言える。

 そして何より、自分の立ち回りや戦術がうまくいって敵を倒せたとき、味方と連携してチャンピオンになれたときの喜びがハマっていく大きな要因だろう。

 加えて、条件を達成するともらえるさまざまなバッジがあるのも楽しいポイントだ。バッジはゲーム内のバナーに付けることができ、中には“1ゲーム中に敵を20人以上キルする”や“1ゲーム中に4000以上のダメージを与える”といった難しいものも用意されているため、それらのバッジ獲得をモチベーションにしている人もいるのではないだろうか。

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 ゲームを通じてコミュニケーションが取れるのもよいところ。『Apex』では勝つために味方どうしの連携が重要となる。そのため、友人とプレイする際はボイスチャットをつないで遊ぶ人が多いかと思うが、敵と戦っていない時間やロード中などに日常会話が生まれるので『Apex』は一種のコミュニケーションツールと言えよう。そのゲーム性が、コロナ禍で家にいることの多かったタイミングと重なったことも流行った理由のひとつかもしれない。

 バトロワゲームというと数々の人気タイトルがあるものの、『Apex』は従来の作品と比べてキャラクターの体力が多く、家庭用ゲーム機などのゲームパッド(コントローラ)使用時のエイムアシストによって弾を当てやすいことからFPSのプレイ経験がない人も始めやすかったのではないだろうか。かくいう筆者もリリース当初、友人に勧められてプレイした『Apex』が初めてのFPSであった。

 リリース以降には、YouTubeやTwitchで多くの配信者がプレイしていた影響もあって爆発的に拡散。2024年1月に実施されたスクウェア・エニックスのRPG『ファイナルファンタジーVII リバース』とのコラボイベントでは、『Apex』内に“バスターソード”や“マテリア”といったおなじみのアイテムが実装されたほか、クラウドやティファなどをイメージしたレジェンドスキンも登場して大いに盛り上がった。

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 2月14日(日本時間)にはシーズン20が開幕となる『Apex』。まだ遊んだことのない人はもちろん、前に遊んだことはあるものの離れてしまったプレイヤーもこの機会にプレイしてみてはいかがだろうか。

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