2024年1月25日、インディーゲーム開発スタジオのSYUPRO-DXが募集しているクライドファンディングが目標額としていた500万円の支援を達成した。
SYUPRO-DX(シュウプロデラックス)は、
- 『あなたってよく見るとドブネズミみたいな顔してるわね』(2013年)
- 『奴は四天王の中で最も金持ち』(2014年)
- 『彼女は最後にそう言った』(2015年)
- 『終わらない夕暮れに消えた君』(2017年)
- 『どうして勇者様はそんなに弱いのですか?』(2018年)
- 『ココロインサイド』(2020年)
など、おもにスマートフォン向けゲームアプリをリリースしてきた開発集団。家庭用ゲーム機向けにも日本一ソフトウェアと共同で『世界一長い5分間』などを開発している。
今回のクラウドファンディングはPC(Steam)、iOS/Android向けに開発中の新作『FEELING DEATH』(『フィーリングデス』)の開発費用を集めるために行われていたもの。
支援ページによると、2015年のスタジオ法人化後、ゲーム開発を続けてきたが、2022年後半には給与がストップ、2023年12月からは開発メンバー(3名)が副業で得た収入を会社に投入する事態にまで陥り、まさに“倒産寸前”のとなっているという。今回のクラウドファンディングが目標達成しなければ会社は解散することになっていた。
ともあれ目標額に達したことで開発は決定した形となる。
なお、この目標金額(500万円)は“副業をしながら開発続行できるギリギリの金額”で、各メンバーがゲーム開発に専念するには800~1000万円程度の資金が必要になるとのこと。
支援受付も継続中なので、興味のある方は支援受付ページを確認してみてはいかがだろうか。