Warner Bros. Interactive Entertainmentの社長David Haddad氏のインタビューが、海外メディアVarietyで取り上げられた。その中で、同氏はプレイステーション5、プレイステーション4、Xbox Series X|S、Xbox One、Nintendo Switch、PCにて販売されている『ホグワーツ・レガシー』が、2023年12月時点で2200万本の売上を達成したことを述べている。

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 『ホグワーツ・レガシー』は、J.K.ローリング氏の『ハリー・ポッター』シリーズを原作としたオープンワールドアクションRPG。1800年代のホグワーツが舞台となっており、主人公がホグワーツ魔法魔術学校の5学年に編入した1年間を描いている。

 プレイヤーは多くの学友や教師、魔法生物たちと関わりながら魔法使い、魔女として成長していく。原作内では“禁じられた呪文”としてタブー視されていた“死の呪文”などが、あまりにも気軽に使えるため話題にもなった。

『ホグワーツ・レガシー』の販売本数が2200万本を突破。WB Gamesは『ハリー・ポッター』シリーズの世界観をもとにしたタイトルを複数制作中とのこと

 Haddad氏は、インタビュー内で『ホグワーツ・レガシー』の販売本数が2023年末までに2200万本を突破していることを語った。なお、そのうち約200万本が2023年12月に販売されたものだという。この好調な売れ行きについて、同氏は「
通常、こういう売れ方をするのは、すでにシリーズとして人気があるタイトルの続編などのポジション。このトップランクに食い込むことができて誇りに思う。開発をAvalancheが担当してくれたのも理由のひとつだろう」と言った。

 注目したいのは、販売本数だけではない。WB Gamesによれば、発売から2023年12月31日の期間で、ユーザーが本作をプレイした総時間は7億700万時間にもなるという。そのほか8億1900万個のポーションが生成され、13億個の魔法植物が収穫され、5億9300万匹の魔法生物が救出され、49億人もの闇の魔法使いが仮想魔法学校のホールで倒された、というデータも発表されている。1度ストーリーをクリアしても、ほかの寮に所属して繰り返し遊ぶプレイヤーが多いために、これだけプレイ時間ものびているようだ。

 また、Haddad氏によれば、すでに制作を発表している『Harry Potter: Quidditch Champions』のほか、『ハリー・ポッター』の世界観をもとにした新たなゲームを複数制作しているという。

『ホグワーツ・レガシー』の販売本数が2200万本を突破。WB Gamesは『ハリー・ポッター』シリーズの世界観をもとにしたタイトルを複数制作中とのこと
『Harry Potter: Quidditch Champions』

 『Harry Potter: Quidditch Champions』は、原作『ハリー・ポッター』内に登場する、魔法使いや魔女たちの間でポピュラーなスポーツ“クィディッチ”を題材としたオンライン対戦ゲーム。『ホグワーツ・レガシー』内で「クィディッチがプレイできないのはおかしい」とプレイヤーから不満もあったために、シリーズファンには嬉しい発表となっていた。

 発売時期や、具体的にどういったゲーム内容になるのかは記事執筆時点では不明。制作中だという未発表の『ハリー・ポッター』シリーズ関連のタイトルも含め、今後もWB Gamesに注目していきたい。

※画像は公式サイトより引用。

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