※本記事は、2021年11月29日にアップした記事を再編集したものです。
広大なフィールドを仲間たちと旅をするのが楽しい!
いまから7年前の2016年(平成28年)11月29日は、プレイステーション4、Xbox One用ソフト『ファイナルファンタジーXV』が発売された日。
ルシス王国の王子であるノクティスと仲間の3人が、奪われたクリスタルを取り戻す力を得るため、愛車のレガリアで王墓を回りながら“王家の力”を集める旅に出る『ファイナルファンタジーXV』。前半は仲間と広大なフィールドを旅する明るいイメージですが、中盤から後半にかけては重い展開が待ち受けています。
ネタバレになるため深くは書きませんが、かなりショックなことも……。印象的なのは最後の演出。最終決戦前のシーンに戻り、じつは「悪い やっぱ辛えわ」と仲間たちに本音を打ち明かしていたことが明らかになるんですよね。「悪い やっぱ辛えわ」。「そりゃ 辛えでしょ」「ちゃんと言えたじゃねえか」「聞けてよかった」というやり取りはインターネットでも流行しているのでセリフだけ知っている人も多いかも知れませんが、ぜひゲームをプレイしてみてもらいたいです。
なお、本作はDLCがあり、そのDLCをプレイすることで本編ではわからなかったストーリーの裏側が分かるようになっています。
ノクティスたちと別れてソクタム峡谷で修行に励む“エピソード グラディオラス”やプロンプト出生の秘密が語られる“エピソード プロンプト”もそれぞれ魅力ですが、やはりいちばんの注目は“エピソード イグニス”。このエピソードはマルチエンドで、本編とは違ったIFの結末を観ることができますが、その内容はファンの誰もが望んだものになっています。ぜひ観てみて欲しいです。
現在はすべてのDLCが収録されている『ファイナルファンタジーXV ロイヤルエディション』も発売されているので、いまならプレイするならこちらがオススメです。
ちなみに発売が予定されていた“未来への夜明け”のアラネア編、ルナフレーナ編、ノクティス編は残念ながら中止になりましたが、小説という形で発売されているので、ぜひチェックしてみてください。
ゲームシステムに関しては前述の通り、オープンワールドが本格的に採用されていたのが特徴。フィールドを歩いていると仲間たちが雑談をくり広げるのでにぎやかな旅が楽しめました。また、仲間のイグニスがキャンプで料理を作ってくれますが、どれも美味しそうでした。
バトルはこれまでのシリーズよりもアクション要素が強めに。ただ、攻撃ボタンを押し続けるだけで自動で連続攻撃になるため、操作は簡単。難易度にイージーも用意されており、アクションが苦手でも安心して遊ぶことができました。
一方で装備する武器ごとにアクションが異なり、コンボ中でも武器の切り替えが可能なので自由度があって、やり込みがいがありました。
また、MPを消費することで前方に武器を投げてその場所に移動できる“シフト”も重要。敵に向かって移動した場合は“シフトブレイク”という攻撃になり、敵との距離に比例してダメージが倍増するというものでした。なお、ノクトは『ディシディア ファイナルファンタジー NT』や『鉄拳7』といったアクションゲームにも参戦していますが、どれも本編の“シフト”を再現した動きやシステムが取り入れられていて爽快感のあるものになっていました。
2022年には全世界累計販売本数1000万本を達成。発売から約5年半の歳月を経て偉業を達成しました。男だけの4人パーティでオープンワールドを冒険するという内容のため、シリーズのファンでもまだプレイしたことがない人もいるかもしれませんが、それはすごくもったいないと思います。プレイすれば、きっと思い出に残る作品になるので、ぜひこの機会に触ってみてほしいです!
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