『勝利の女神:NIKKE』にて、リリースから2024年2月21日現在までに実装されているメインシナリオのあらすじを総まとめ。来たるメインシナリオ27、28に向けて、本記事で内容を振り返ってみてはいかがだろうか。
なおネタバレを多く含んでいるので、未プレイのチャプターがある指揮官(ユーザー)は注意してほしい。
チャプター27以降は下記記事で更新。
週刊ファミ通『勝利の女神:NIKKE』アニバーサリー特集号の購入はこちら (Amazon.co.jp)- チャプター00 墜落
- チャプター01 侵食
- チャプター02 認識
- チャプター03 感覚
- チャプター04 献花
- チャプター05 幻想
- チャプター06 巡礼
- チャプター07 再会
- チャプター08 葛藤
- チャプター09 秘密
- チャプター10 仲間
- チャプター11 最強
- チャプター12 故郷
- チャプター13 回帰
- チャプター14 旅
- チャプター15 幸運
- チャプター16 烙印
- チャプター17 指標
- チャプター18 英雄
- チャプター19 楽園
- チャプター20 火竜
- チャプター21 巨鯨
- チャプター22 侵略
- チャプター23 牢屋
- チャプター24 追放
- チャプター25 追跡
- チャプター26 帰還
- 『NIKKE』1周年特集&ポスター付き! 女神たちの軌跡や100名キャラ解説、開発Q&A、プレイヤーデータ、インタビューなど企画てんこ盛り
チャプター00 墜落
中央政府ニケ管理部所属の新人指揮官(主人公)は、ニケであるマリアンの的確な応急処置によって心肺停止状態からの生還を果たす。人類の敵・ラプチャーの対空火器によって乗っていた輸送機が撃墜されたのだ。爆発音を聞きつけたラプチャーが迫る中、マリアンは指揮官を守るべく奮闘する。
ランデブーポイントにたどり着くと、そこにはラピとアニスというニケの姿が。ふたりは爆発からの生存を喜びつつも、主人公が先日士官学校を卒業したばかりだということに驚くのだった。
チャプター01 侵食
作戦の目標が通信不能になった部隊の捜索であることがわかり、マリアンとラピ、アニスの3機による即席部隊を率いることになった主人公。オペレーターのシフティーの支援を受けつつ到着したポイントには、先発隊はおろか誰の姿もなかった。
ラプチャーの中でもっとも危険な“タイラント級”のブラックスミスが現れ、マリアンを捕獲。ラピとアニスは、これを打ち破ることには成功したものの、マリアンは脳まで侵食され、もはや助かる状態ではなかった。
チャプター02 認識
士官学校を卒業したての新人指揮官がたった3人のニケを率いて、タイラント級のラプチャーを倒す。前代未聞の報告を受けた中央政府司令部の副司令官・アンダーソンは、その実力を測るため主人公たちの分隊・カウンターズに発電所の調査を命じる。分隊には、ネオンというニケが加わることとなった。
不可解な任務に疑問を抱きつつも発電所に到着したカウンターズは、設備をラプチャーが操作するという奇妙な光景を目にする。この異常事態を報告すべく帰還しようとした矢先、運悪くタイラント級のグレイブディガーと遭遇してしまう。
命からがら帰還したカウンターズに言い渡されたのは、人類の砦である地下・アーク、そしてラプチャーが支配する地上、そのあいだに位置する“前哨基地”への追放。拒否権はなく、荒れ果てた前哨基地に向かう主人公たち。そこに突然、3大企業のひとつであるミシリス・インダストリーのCEO、シュエンが現れる。
チャプター03 感覚
傲岸不遜なシュエンから依頼されたのは、とあるラプチャーの捕獲。作戦には、捕獲用の特殊能力を持つ分隊、ワードレス分隊のユニとミハラが同行することとなった。
ワードレスが言うには、シュエンが欲しているのは、どの規格にも当てはまらない“トーカティブ”というコードネームのラプチャー。地上を進むにつれてラプチャーの襲撃も増え、危険性は高まっていく。しかし、シュエンの謀略によって帰還の選択肢を封じされたカウンターズは、追跡を続けるほかなかった。
チャプター04 献花
追跡を続けていた一行は、自分たちが逆におびき寄せられていたことを悟る。そして、トーカティブはみずから姿を見せ、主人公の姿を確認するなり「見つけた」と言葉を発した。
即座にミハラはトーカティブと感覚を交換し、ユニが視覚を遮断。しかし、トーカティブは自己再生機能を活かし、みずからを傷つけながら暴れまわってワードレスの呪縛を打ち破る。
カウンターズが決死の覚悟で動き出そうとした矢先、謎のニケの砲撃によって穴だらけになったトーカティブは撤退。続けて、トーカティブが“巡礼者”と呼んだ謎のニケも姿を消した。思わぬ形で苦境を脱した一行は、アークに助けを求める。シュエンは、トーカティブの件は話さないように主人公に命じた。
地上に帰った一行を待っていたのは、アークの秩序を守るAI、エニックによる裁判。主人公は2日間の作戦遂行の禁止と軽い処分だったが、ラピとミハラには記憶消去が命じられることになった。
その後、マリアンの侵食はアーク内にラプチャーとの内通者がいることが原因である、と確信していたアンダーソンは、そのカギを握るであろうトーカティブの捜索を主人公に命じた。
チャプター05 幻想
地上を放浪する“ピルグリム”のひとりと目される、トーカティブを引かせた謎のニケ。その調査に乗り出したカウンターズは、目撃情報をもとに極寒の地である北部へと到着。しかし、運悪く戦闘の影響で発生した雪崩に巻き込まれてしまう。
アンリミテッドの協力により合流を果たしたカウンターズは、ピルグリムに関する資料があるという研究施設を目指す。しかし、研究施設はラプチャーに占拠され、堅牢な要塞と化していた。
チャプター06 巡礼
3大企業のひとつテトラのCEOであるマスタングから託されていた特別な通行許可証により、主人公たちは施設への進入に成功。ルドミラの案内によって、ピルグリムが出没するおおよその時期や場所を把握したカウンターズは、アンリミテッドに別れを告げた。
目標地点でカウンターズを待っていたのは、トーカティブの奇襲だった。そして、狙い通り主人公とふたりきりになったトーカティブは、奇妙な問いを投げかけ続ける。そこで何かの確信を得たトーカティブが主人公を連れ去ろうとした矢先、ふたたびスノーホワイトが助けに入る。
チャプター07 再会
逃げたモダニアたちを追う主人公とスノーホワイト。吹雪の中をわずかな休息だけで行軍し続け、ようやくモダニアとトーカティブを発見するも、モダニアの圧倒的な強さの前にはスノーホワイトでさえ手も足も出なかった。
落ちていたスノーホワイトの武器を放つ主人公。その音を聞いて駆けつけたカウンターズと窮地を脱したスノーホワイトの共闘によって、モダニアのバイザーが破壊される。あらわになった顔は、主人公には見覚えのあるものだった。
ルドミラ、アリスの助けもあってなんとか前哨基地に帰ることができたカウンターズ。そこに、スノーホワイトが現れ、助けられた礼とともにひとつの弾丸を主人公に手渡した。
チャプター08 葛藤
データセンターにいるプロトコール分隊のエクシアから情報を得たカウンターズは、受け取った弾丸を調べるために地上の研究施設へと向かう。そこで、シフティーから通信が入り、カウンターズ専属のオペレーターになったことが告げられた。
人を信用できないアニスに憤慨するネオン。しかし、これまで命を預けて戦ってきた仲間への絆が揺らぐことはなく、カウンターズは決意も新たにスキャン施設を目指すのだった。
チャプター09 秘密
研究施設で弾丸をスキャンしたところ、“アンチェインド”という成分が含まれていたことが判明する。アンチェインドとは何であるかを調べるため、中央政府のデータにハッキングを仕掛けるエクシア。しかし、すぐに駆けつけたトライアングル分隊によって、エクシアは容赦なく射殺されてしまった。
その後、今回の任務でやりとりしていたシフティーの正体は、ディープフェイクを使ったシュエンだったことが判明。急いでアークへと戻ったカウンターズは、死んだはずのエクシアと再会する。そこで、アンチェインドがニケの脳にあるNIMPHという制御装置を破壊するものだということが判明した。
さらに、ノベルの調査によって過去にヘレティックに勝利した戦いがあったことが判明。カウンターズは、アンチェインドの件も含め、円滑に調査が進められるようにイングリッドとアンダーソンに協力を依頼する。
チャプター10 仲間
イングリッドの協力によって、過去にヘレティックとの交戦があった場所に向かうことになったカウンターズとアブソルート。この共同作戦の目的は、ヘレティックの破片を入手すること。先だってのヘレティックとの戦いでは半径4kmが3ヵ月間燃え続けたため、回収は先送りになっていたのだ。
親睦を深めながら目標地点に近づいていく2分隊。その道中、アニスとネオンが動かなくなったニケを発見。それは、アブソルートといっしょにヘレティックと戦ったメティスの3人(ラプラス、マクスウェル、ドレイク)だった。
チャプター11 最強
メティスも、シュエンの命令を受けてヘレティックの破片の回収に来ていた。しかし、補給の暇なく出発したために補助動力のバッテリーが切れて、動けなくなっていたのだ。結局3分隊は、同じ目的のもとで行動をともにすることになった。
一行は思わぬ障害に立ち往生。9機のニケを同時に支えられそうにもない橋を前に、どの順番で渡るかの口論が始まる。結局さきに渡ることになったのは、指揮官とラピ、それとメティスの計5名。
結果的にふた手に分かれてしまった一行。先に目的地に到着したのは、もちろん橋を渡った主人公たち。突然地面から伸びてきた触手にラピとメティスは傷を負ったものの、襲ってくるラプチャーの撃退には成功。しかし、戦闘の影響で地盤が緩み、5名は奈落の底へと落ちていく。
チャプター12 故郷
地下は、ラプチャーの秘密基地になっていた。電波を体で感じる特異体質を持つドレイクのおかげでジャマーを破壊できた一行は、通信手段が回復。アニスやネオン、アブソルートとの合流に成功した。
ラプチャーの妨害により、どう進めばいいかすらわからなくなった主人公たち。しかし、突然メティスの面々が進むべき道が分かると言い出し、案内を始める。
メティスの異変に気づいていたカウンターズとアブソルートは、目的地に到着するとゴム弾でメティスを無力化。タイラント級ラプチャーの待ち伏せにも対処し、ヘレティックの破片を確保する。そして、イングリッドとアンダーソンに救援を要請した。
前哨基地に戻った主人公に対し、シュエンはアンチェインドの買い取りを提案する。ニケのNIMPHを破壊できるアンチェインドを使って、メティスの侵食を治療するのが目的だ。
持ち帰ったヘレティックの破片は“マテリアルH”と名付けられた。研究の結果、地下に広がっていた施設は、マテリアルHのエサを集める蟻地獄であったことが判明。捕獲したニケを吸収させることで、ヘレティックを復活させようとしていたのだ。
チャプター13 回帰
中央政府が立案した作戦では、アブソルートとカフェ・スウィーティー(プリム、シュガー、ミルク)の2分隊が地下施設を破壊を担当。それが完了するまで、カウンターズは地上のラプチャーとの交戦を担当することになった。ほどなくして、アブソルートがモダニア(マリアン)を発見。すぐさまカウンターズはマリアンの救出に動く。
AZXのおかげで大きくモダニアに近づいたカウンターズの前に、トーカティブが立ちはだかる。約束通り現れたスノーホワイト、そしてバイクで駆けつけたシュガーのおかげで、トーカティブから離れられた一行は、ついにモダニアとの再会を果たす。
作戦の目標であるモダニア(マリアン)の確保には成功したものの、致命傷を負わされた主人公。血液型情報が分からずに困惑するセラフィム分隊(メアリー、ペッパー)の前に現れたのは、アンダーソンだった。
マリアンの侵食を止める手段は、脳の洗浄ただひとつ。NIMPHのないマリアンにそれを実行することは、すべての記憶をなくし、新生児のような状態になることを示す。もうひとつの選択肢は、安らかに眠らせること。そこで主人公が選んだのは──
チャプター14 旅
脳の洗浄が終わったマリアンは、驚異的なスピードであらゆることを学習していく。元ヘレティックのニケという存在の特異さゆえ、彼女を狙う勢力もいるだろう、とアンダーソンの忠告を受けた矢先、武装したトライアングルが現れた。
アークや前哨基地は危険だと判断したカウンターズは、マリアンを連れて地上へと退避する。シフティーやアンダーソンに連絡するため、電波塔に移動したものの、そこにもマリアンを狙う者たちのトラップが仕掛けられていた。
マリアンが素手でシージペリラスを退けたものの、今度は地上まで追ってきたトライアングルに取り囲まれる。そこにアンダーソンの通信が入り、トライアングルへの命令は撤回された。
前哨基地には戻ってこれたものの、中央政府だけでなく、テロ組織にまで狙われるようになったマリアン。これ以上前哨基地ではマリアンを守りきれないと判断した主人公たちは、ある人物に連絡を入れて地上に向かう。
チャプター15 幸運
カウンターズはタレントという商人連合分隊の護衛依頼を受け、地上に出ていた。目的は、タレントの面々が入手したという地上のとある座標の調査だ。
メティスの侵食や先日の総力戦への不参加による影響で、ミシリスの株価が暴落していると語るタレントの面々。今回の作戦は、その損失を補填するためでもあった。
宝の山をあさる一行だったが、ラプチャーの出現により大した量は持ち帰ることはできなかった。そんな中、ミシリスがアンチェインドという技術を独自開発し、侵食を克服したと発表する。
総力戦のときに使ったアンチェインドが奪われていたことを知った主人公たちは、シュエンを問い詰める。しかし、メティスの治療によってすでにアンチェインドは使い切られていた。そこで、主人公たちはふたたびピルグリムに会い、アンチェインドを入手することを決意する。
チャプター16 烙印
シュエンと協力することになったアンチェインド探しには、エキゾチック(クロウ、バイパー、ジャッカル)という分隊が同行。彼女たちは全員、貧民街・アウターリム出身の元犯罪者のニケ。抑止力として、首にはシュエンのボタンひとつで爆発するチョーカーが付けられていた。
エキゾチックが発見したピルグリムたちの痕跡を元に、灯台を目指すことにした一行。そこで待っていたのは、タイラント級を含む大量のラプチャーだった。
戦いの中、後衛であえて何もしなかったエキゾチックの狙いは、主人公の命だった。ニケは人間を撃つことはできないと言うラピだったが、クロウは跳弾を利用して主人公の体を貫く。
一方、アークのシュエンはふたたび苦境に立たされていた。“JohnD”という人物の主張によって、ニケが自由意志を取り戻すことをアークの人々が恐れ始めたからだ。
チャプター17 指標
カウンターズの懸命な叫びに気がついたラプンツェルの助けにより、一命を取り留めた主人公。すべてのニケが味方ではないことを知りつつも、ニケのためにアンチェインドを求める姿を見たラプンツェルは、主人公たちをパイオニア(スノーホワイト、紅蓮、ラプンツェルの分隊)の会合に誘う。
ニケに選択肢を与えるためアンチェインドを欲する主人公に、知りうる限りの情報を提供するパイオニアの3人。アンチェインドは、かつて3人の指揮官だった人物の血液から作られたものであった。弾丸が精製された研究所の場所を知った主人公たちは、一旦アークへと戻ることにした。
チャプター18 英雄
NIMPHのないニケということで、メティスを見る世間の目は冷ややかなものになっていた。シュエンは、メティスをふたたびヒーローに戻し、ミシリスの信用を回復するために一計を案じる。アークに戻ったカウンターズは、その手伝いをさせられていた。
ラプチャーに立ち向かおうとするラプラスだったが、なにやら様子がおかしい。NIMPHがなくなったことで恐怖が失われず、侵食されたときの戦いがトラウマとして残っていたのだ。ラプラスなしでは迫りくるラプチャーに対抗できないと踏んだ一行は、一旦体勢を立て直すことに。
順調にラプチャーを倒していくカウンターズとメティス。タイラント級のストームブリンガーも撃破して一件落着……と思いきや、無数のラプチャーが一行を取り囲む。力を使い果たしていたニケたちは、ひとり、またひとりと倒れていく。
チャプター19 楽園
メティスの復活を見届けたカウンターズは、満を持してアンチェインドが精製された研究所へと向かう。道中、バーニンガム副司令子飼いのニケ、パピヨンの尾行に気づいた一行は、その目的を問い詰める。中央政府の秘密情報と引き換えに、同行を申し出るパピヨン。一行はその話を聞き流しつつも、結局いっしょに研究所まで到着する。
研究所内の探索を進めていくうちに、どうやら先客がいたことに気づいた一行だったが、時すでに遅し。ヨハンと呼ばれる指揮官と3人のピルグリム(イサベル、ハラン、ノア)が主人公たちを瞬く間に制圧してしまう。
目を覚ました主人公の前に立っていたのはハランだった。気まぐれで主人公を助けたハランは、試練を乗り越えたら地上の楽園“エデン”に案内してくれると言う。
チャプター20 火竜
“火竜”の異名を持つヘレティック・ニヒリスターの討伐作戦に参加する替わりに、研究所から持ち帰れた唯一のアンチェインドを譲り受けることになった主人公。カウンターズとパピヨン、そしてヨハンが率いるピルグリム分隊・インヘルトの合同作戦がすぐに開始された。
道中、セシルとの通信を切ったヨハンは、ニヒリスターにアンチェインドを撃つつもりがない主人公を叱咤する。一歩も譲らない主人公に対し、ヨハンは口頭での指揮力試験を実施。戦績は主人公の91敗6引き分け3勝とひどいものであった。
頑なに主人公を排除しようとするヨハンに対し、ドロシーはふたりきりでの説得を試みる。そこでドロシーは、最初から主人公には期待しておらず、勝ち目のないカウンターズをニヒリスターにぶつけることで、主人公がアンチェインドを撃たざるを得ない状況を作ろうとしていたことを伝える。
自分の領域に入ってきた一行の中に主人公の姿を確認したニヒリスターは、探していた獲物がみずから姿を見せたことを喜び、連れ去ろうとする。飛び去る寸前、カウンターズとパピヨンはニヒリスターの尻尾をなんとか掴むことができた。
チャプター21 巨鯨
エデンに帰った主人公はセシルから身体検査を受け、自身の血液がアンチェインドの原料になり得ることを知る。すぐにアンチェインドの弾丸の作成を依頼する主人公に対し、セシルはマザーホエールというラプチャーのコアが必要だと答えた。
マザーホエール捕獲の作戦には、カウンターズとドロシーを除いたインヘルトの2分隊が参加。捕獲には、第二次地上奪還戦で使われたという巨大な対空砲を修理したものが使用されることとなった。
ヨハンの立てた作戦に従って、対空砲をアンカー発射装置として利用。拘束には成功したものの、マザーホエールもあの手この手で抵抗を続ける。そんな中、分隊に最後に加入したノアに共感するところがあったネオンは、ふたりだけの秘密作戦の敢行を持ちかける。
マザーホエールのコアを利用し、研究所で手にしたものよりも遥かに高純度のアンチェインド弾がふたつ完成。そのひとつはヨハンに託し、主人公たちは決意も新たにアークへと戻っていく。
チャプター22 侵略
帰還したカウンターズが目にしたのは、ラプチャーの侵攻で焼け野原になっていたアーク。通信が使えない中、運よく警察の分隊A.C.P.U.(ポリ、ミランダ)に出会えた主人公たちは、事態を誰よりも把握しているであろうエニックのもとを目指すことに。
アーク内のすべての出来事を観測していたエニックは、777(ブラン、ノワール)という分隊が運営するゲームセンター・コインラッシュに、アンダーワールドクイーン(サクラ、ロザンナ、モラン)という分隊が出入りを始めた3日前の出来事が、今回の襲撃の発端だという。
そして、侵攻を受ける3時間前、アンダーワールドクイーンの3名はふたつのことを突き止める。ひとつは、テロ組織・エンターヘブンの隊長であるE.H.が中央政府の上層部となんらかの交渉をしていたが、うまくいかなかったこと。もうひとつは、裏で糸を引いているのがエキゾチックであることだ。
これらの事象を観測していたエニックが、ラプチャーの襲撃を予見したため、住民は事前に避難が完了。アブソルートやメティスにも指示を出し、エニックは襲撃は6時間で収束できると断言する。そんな状況でもエニックには主人公を呼ぶ理由があった。
チャプター23 牢屋
3大企業のCEOと会って状況を整理した後、カウンターズはエキゾチックの捜索に乗り出す。このままでは、E.H.がラプチャーをアークに呼びよせたことになり、中央政府によってアウターリムは血の海になってしまうからだ。
アウターリムで同じくエキゾチックを捜していたモランと合流。現地の住民から情報を得て、エンターヘブンの本拠地に乗り込んだが、そこは無人だった。ほどなくして、対人兵器を手にした量産型ニケが乗り込んでくる。
隠し扉から現れたバイパーによって地下通路に導かれたカウンターズは、ついにエキゾチック全員を見つけ出す。しかし、エキゾチックの周到な準備によって、主人公はさらわれてしまった。
主人公を誘拐したクロウは、「アークの選択が見たい」と語る。そして主人公に見せつけるようにつけたテレビには、ラプチャーを操作して人々を混乱に陥れているユニが映っていた。
メイデンの言霊によりクロウとバイパーは停止。しかし、クロウの入れ知恵で聴覚センサーを切っていたジャッカルがメイデンを襲い、クロウとバイパーには逃げられてしまう。合流したカウンターズは、地獄絵図が広がるアークの被害を少しでも抑えるべく動き続ける。そんな中、アンチェインドを求めるユニが主人公の前に現れた。
チャプター24 追放
クロウは、多くの怪我人を乗せて走るAZXの中にいた。そして、おもむろに動き出すとトイレに爆弾を仕掛け、スイッチを入れる。しかし、インフィニティレールの活躍もあり、起爆は食い止められた。
復讐を我慢し、クロウの所在を通報したディーゼルは、主人公たちにもクロウの動向を報告。クロウとユニが手を組み、ミシリス医療センターに向かったことを確信した主人公は、情報をCEOたちに共有し、自身も現場に向かう。
医療センターに到着した主人公は、シュエンに恨みをぶつけていたユニを説得しようと試みる。聞く耳を持たないユニは、アンチェインドを自身の腕に発射。NIMPHの制御を断ち切り、全員の脊髄神経を遮断する。そして、シュエンの頭を撃ち抜こうとするが、間一髪のところでミハラが動き、身代わりとなった。
これまでの出来事を振り返り、指揮官のことが本当に好きだったことに気づいたバイパーは、クロウとの離別を決意。自分たちの居場所をメールすると、すぐにE.H.と主人公が駆けつけた。
全身にやけどを負っていたE.H.も倒れ、逃げようとするクロウに明確な殺意を向ける主人公。「主人公にニケを殺させ、破滅するところが見たい」というクロウの願いが叶うと思われたその瞬間、ラピのゴム弾がクロウの意識を奪った。
結局クロウは生かされ、徹底した脳の検査が行われることに。中央政府に逆らってアンダーリムを守ったアンダーワールドクイーンは、マスタングの交渉により記憶消去を免れた。ユニはニケの刑務所である“更生館”の独房に収監。ミハラは、脳に損傷が見られたため、ふたた記憶消去が行われることとなった。
アークに滞在していたドロシーは、バーニンガムに対してアークとエデンが協定を結び、技術、資源、人材の共有を行うことを提案。手始めに、エデンを守っていた光学迷彩の技術を供与する。そして、セシルが働いていたというM.M.R.の見学に向かった。
その後、ヘレティックの再侵入に備え、エニックは自身の手によるニケ2機の製作、運用をバーニンガムに提案。すぐに承認を受けた。さらに、シュエンは数多の罪状により、ニケとなってカウンターズに配属されることが決定。
レッドフードを解放する直前、ラピは「必ず私を見つけてください」と主人公に頼んでいた。その言葉を受けた主人公は、アニスとネオンの回復を待って、行方不明になったラピやドロシー、そしてヘレティックたちを捜索することを決める。
チャプター25 追跡
アンダーソンに呼び出された主人公は、一部でもいいから地上を奪還することを依頼される。その後、治療を受け、動けるようになったアニス、ネオンとともにラピの捜索に向かった。
地上に向かう準備をするにシュエンが登場。ニケにされるという判決を覆すため、主人公への協力を誓った。その後、シュエンへの厳しい判決は、主人公に協力させるためのエニックが偽りのものだったことが判明する。
カウンターズは、ラピを捜しに地上へ出ることを予見していたドロシーと合流。ほどなくして、インディビリアとトーカティブに裏切られ、動けなくなっていたニヒリスターを発見する。
たき火の痕跡を発見したカウンターズとドロシーは、3機のニケを発見。そこにいたのは、レッドフードと見知らぬふたりのニケだった。
チャプター26 帰還
「ラピの声が聞こえる」というレッドフード、そして白騎士を名乗るヴァイスリッターという部隊のクラウン、チャイムと合流したカウンターズたち。一行は、状況を整理するために話をしながら歩みを進める。
注射器の存在と効果をレッドフードに告げると、レッドフードはあっさりと自分が死に、ラピに戻ることを承認する。しかし、レッドフードの中にいるラピがこれに抵抗。ラピの意思を尊重し、一行はレッドフードの故郷に向かうこととなった。
道中、ラピの中で「アークを破壊せよ」という声を発していた理由をレッドフードに聞く主人公。しかし、レッドフードには自覚はまったくなかった。
ようやくレッドフードの故郷に到達した一行。レッドフードに生きていてほしいドロシーは、必死の説得を試みる。しかし、“ゴッデス”としての生き方を改めてドロシーに語ったレッドフードは、みずからの意思でラピに体を返すのだった。
アークに戻った一行は、イングリッドに顛末を報告。そして、自給自足も可能に見えたレッドフードの故郷こそ、奪還する場所にふさわしいとアンダーソンに報告した。
その後、シュエンからたっぷりと支援を受け取ったカウンターズは、ふたたびレッドフードの故郷へと赴く。まずは、周囲のラプチャーを一掃させようと奮闘していたところに現れたのは、巨大なマザーホエールだった。
『NIKKE』1周年特集&ポスター付き! 女神たちの軌跡や100名キャラ解説、開発Q&A、プレイヤーデータ、インタビューなど企画てんこ盛り
2023年11月4日にサービス開始1周年を迎えることを記念して、週刊ファミ通2023年11月16日号(No.1822/2023年11月2日発売)では、38ページの大・大・大ボリューム特集を掲載します! こちらも要チェックです。
指揮官必読の記事内容
- 『NIKKE』の魅力
- 『NIKKE』の歩み
- 1周年イベント情報
- 開発スタジオQ&A
- プレイヤーデータ
- ディレクター ユ・ヒョンソク氏インタビュー
- グッズプレゼント
- 特製B3ポスター