海外の老舗パブリッシャー3D Realmsが、FPS『Ion Fury』のDLC『Ion Fury: Aftershock』を米時間の2023年10月2日(※日本時間の10月3日)に配信することを発表した。価格は14.99ドルで、対応言語は英語のみ。
『Ion Fury』は、FPS初期の名作『Duke Nukem 3D』が使用していたBuildエンジンの派生エンジンで動作するレトロFPS。2Dのキャラクターグラフィック(スプライト)が3D空間の中で動き回る、古すぎて逆に新しい独特な表現が特徴だ。
本DLCでは2019年に発売されてスプライトFPS好きを沸かせた『Ion Fury』を更にパワーアップ。新たなキャンペーンや新武器・新たな敵などのコンテンツはもちろん、新モードなども追加して本編も拡張するものとなっている。
メーカーの厚意で先行してちょっとプレイしたのだが、この手のゲームや『Ion Fury』本編を遊んだ人には目新しさこそあまりないものの、「ここに入ったら……ああやっぱこういう仕掛けがあるよな」と思わず笑う、シークレットやプレイヤーをハメるトラップ満載の『Duke Nukem 3D』直系のマップ構成はオープニングステージから健在。
こちらも敵も撃ちまくり・爆破しまくりで、最序盤から探索してアクセスキーを見つけ出さないといけないのに待ち伏せなどもめちゃくちゃ多いため、しばしば「フザッけんな!」とキレかけるやや難度高めの内容なのだが、こまめにセーブを取りつつ取り組んでみて欲しい。
新モードとして収録されるのは、よりハードに改造されたオリジナルキャンペーンのリミックス版である“アレンジモード”。敵の攻撃なども最初から強力になり、マップ構成も変わっていたりする。そのほかフォトモードなども追加されている。