ゲーム開発サークルArrayCatsは、PCブラウザ用アドベンチャー『発言不能遺言』を、2023年9月25日よりフリーゲーム投稿サイトunityroomにて配信開始した。

 本作でプレイヤーは声どころか文字も書くことができない植物状態の患者となり、モールス信号で家族とコミュニケーションを取りながら、遺産を正しく相続することが目標となる。

 入力するモールス信号は実際のもので、専用ページには対応表も用意されている。プレイしながらモールス信号について、そして遺産相続について学ぶことができる内容となっている。

【2023/09/28 17:08修正】ゲームタイトルの変更を受けて、当該部分を修正しました。

『発言不能遺言』をプレイする(unityroom)

以下、リリースを引用

『発言不能遺言』配信開始

ゲーム開発サークルArrayCatsは、
PCブラウザ用シミュレーションアドベンチャーゲーム「発言不能遺言」を2023年9月25日に、
フリーゲーム投稿サイトunityroomで配信開始しました。

アドベンチャーゲーム『植物状態シミュレーション』配信開始。モールス信号を駆使して正しい遺産相続を目指す。文字すら書けない状態で家族にモールス信号のみで意思を伝えよう

本作ではプレイヤーはモールス信号で家族との意思疎通を試みます。
声が出せず文字も描けない、指をわずかに動かせるだけの寝たきりの状態にあり、モールスも初めは家族に認識されません。
死に向かうしかない状況の中、何とか対話し遺産を正しく相続することが物語の到達点です。

アドベンチャーゲーム『植物状態シミュレーション』配信開始。モールス信号を駆使して正しい遺産相続を目指す。文字すら書けない状態で家族にモールス信号のみで意思を伝えよう

操作はボタン一つでシンプルですが、
入力するモールス信号は実際のものに準拠します。
それによりプレイヤーには物語中の植物状態患者と全く同じ指の動きが要求され、
より登場人物に近い追体験が可能です。

アドベンチャーゲーム『植物状態シミュレーション』配信開始。モールス信号を駆使して正しい遺産相続を目指す。文字すら書けない状態で家族にモールス信号のみで意思を伝えよう
アドベンチャーゲーム『植物状態シミュレーション』配信開始。モールス信号を駆使して正しい遺産相続を目指す。文字すら書けない状態で家族にモールス信号のみで意思を伝えよう

本作の物語では遺産相続の手続きについて現実的に取り扱い、知的好奇心に訴える側面があります。
遺言書が書けない場合どのような相続先指定手段があるか、
血縁者ではない人物が相続を受ける場合どのような条件があるか、
相続先のない遺産はどうなるか、
本作をプレイし終えれば、遺産相続について一端に語ることが可能となります。

ゲーム情報

  • タイトル:発言不能遺言
  • ジャンル:シミュレーションADV
  • プレイ人数:1人
  • 価格:無料
  • 開発:ArrayCats
  • 配信ページ

開発者情報

  • サークル名:ArrayCats(Twitter
  • グラフィック:nito(Twitter
  • プログラマー:リル姉(Twitter
  • サウンド:taro(Twitter
『発言不能遺言』をプレイする(unityroom)