2023年9月21日~9月24日まで、幕張メッセにて開催される東京ゲームショウ2023(TGS2023)。カプコンブースでは、プレイステーション5、Xbox Series X|S、PCで発売予定である、カプコンの『ドラゴンズドグマ 2』がプレイアブル出展されている。さっそくプレイしてみたので、その模様をリポートしよう。
再び“覚者”に! 極上のハイ・ファンタジー世界へ飛び込もう
今回の試遊版では、以下の3種類のクエストからひとつを選択してプレイする仕様。なお、プレイ時間は15分間。
北部地域序盤体験
使用ジョブは“アーチャー”。奴隷の身として目覚めた主人公は、兵士からの情報を元に物語の発端の地“メルヴェ”を目指すことに
城都東部魔物討伐
使用ジョブは“ファイター”。記憶を取り戻した主人公は、城都ヴェルンワースで警備長ベルントからの依頼を受け、城周辺(メルヴェ方面)の魔物討伐に向かう
城都西部魔物討伐
使用ジョブは“シーフ”。記憶を取り戻した主人公は、城都ヴェルンワースで警備長ベルントからの依頼を受け、城周辺(ハーヴ村方面)の魔物討伐に向かう
やっぱり最初は剣と盾のファイターであろう、ということで、城東部魔物討伐のクエストを選択。プレイヤーキャラクターは、まるで獅子のような顔をした獣人種のようで、キャラクタークリエイションも幅が広がっているのでは? と期待が高まる。
そしていざフィールドへ! 自然に溢れ、草木が風でそよぎ、のどかな雰囲気。操作方法は過去シリーズに準じたものになっており、違和感なく動かせる。
なんとなく歩き回っていると、ゴブリンが出現。弱攻撃や強攻撃、各種カスタムスキル(スタミナを消費してくり出すジョブ固有の技)を駆使して難なく討伐。前作などと同様、とにかくポーンが優秀で、率先して攻撃を仕掛けてくれるほか、サポートも万全。何なら全部任せておいても大丈夫なくらいである。
戦闘は、過去シリーズとほぼ同じ感覚で楽しめる。操作した感触もバッチリ『ドラゴンズドグマ』なので、シリーズファンはすんなりとゲームに入り込めるはずだ。
さらに歩みを進めると、なんとサイクロプスを発見! シリーズではおなじみと言っていい、単眼の大型エネミーだ。
相変わらずめちゃくちゃデカいうえに攻撃も強烈。ここはシリーズの定石として、“しがみつき”で攻めてみる。
大型の敵にしがみつき、高所にある部位を攻撃したり、体勢崩しを狙ったりできる。サイクロプスの目を集中攻撃していると、そのままダウン状態に。『ドラゴンズドグマ』シリーズでは、大型敵との戦闘中にプレイヤー側が優勢になると、いわゆる“勝利BGM”が流れたが、本作でもそれは健在。ポーンによる追撃もあり、無事サイクロプスを討伐できた。気持ちよすぎる……。
気をよくして探索していると、次第に周囲が薄暗くなってきた。しかも、目的地とは反対方向へ歩いていたようで、急いで引き返してダッシュをくり返すも、残念ながらタイムアップ。
もう15分が経過したのか……と、茫然自失状態だったが、それだけ熱中していたということの証でもある。
23、24日の一般公開日に来場する予定がある人は、プレイ時間が15分間であるという点を考慮に入れて、試遊を楽しんで欲しい。アクションならアクション、探索なら探索といったように、あらかじめ目的を絞っておいたほうがスムーズにプレイできると思われるので、ご検討のほど。
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