サイゲームスより2023年発売予定の対戦格闘ゲーム『グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-』にてクイック入力とテクニカル入力で性能差がない仕様に関してのクリエイティブディレクターの福原哲也氏のコメントが公開された。

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 最新作『グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-』でクイック入力とテクニカル入力で性能差が無い仕様は、2023年7月27日より実施されるβテストに向けたプレイガイド公開のタイミングで判明したもので、前作『グランブルーファンタジーヴァーサス』ではクイック入力だと各アビリティのクールタイムが伸びたり、技のロックする範囲が変わるなどの性能差があった。

 クイック入力はワンボタンで弾や対空技などのアビリティが出るもので、テクニカル入力は従来の格闘ゲームのようにコマンドでアビリティが出せるもの。格闘ゲームの性質上、「ワンボタンでそういった強力な技がデメリットなしでくり出せるのはどうなのか?」と反響を呼び、現在のクリエイティブディレクター福原氏がコメントする流れとなった。

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 福原氏はツイートに添付された画像で「一度シンプルな入力を導入したGBVSだからこそできる、より踏み込んだ大きな挑戦」「格闘ゲームを遊ぶ上でコマンド入力はできて“当たり前”でした。しかし、これから新たに格闘ゲームを遊ぼうと思ってくれる人にとって、この“当たり前”のハードル自体は非常に高いですし、それができないことを悪いことと思ってほしくない」「“当たり前”の差を埋めて、より早く戦いの駆け引きの楽しさに触れられるようにする」とコメント。

 テクニカル入力を削除せず残したことに関しては「僕のような従来の格闘ゲームプレイヤーは、クイック入力があったとしても反射的にコマンド入力を行ってしまう(僕自身がそうです…)こともあると考え残していますが、暴発を心配される方もいらっしゃると思いますので、設定でテクニカル入力を無効にすることも可能となっています。」とのことだ。

 簡単にコメントの要点をまとめると

  • クイック入力とテクニカル入力の性能差はない
  • コマンド入力ができて当たり前というハードルを下げて、誰でも格闘ゲームの醍醐味である駆け引きを楽しめるようにした
  • テクニカル入力を残した理由は従来の格闘ゲームプレイヤーが反射的にコマンド入力してしまうことがあることを考えて
  • テクニカル入力は設定で無効にすることも可能

 といった感じ。全文は以下の投稿をチェックしてほしい。

 『グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-』は、7月29日からオープンβテストが実施予定。そちらを遊んでこの仕様がどういった影響を及ぼすのか、自身の目で確認してみてはいかがだろうか。

『グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-』とは

 2023年発売予定の対戦格闘ゲーム。前作の『グランブルーファンタジーヴァーサス』に多数の新たなシステム、アニラ、ジークフリート、ニーアなどの新キャラクターを追加されている。

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※画像は『GBVS/Granblue Fantasy Versus』公式Twitterから引用