2023年7月14日~16日、日本最大級のインディーゲームの祭典“BitSummit Let's Go!! / ビットサミットレッツゴー!!”が、京都市勧業館みやこめっせにて開催。
本記事では、ヨコゴシステムズが開発するアクションゲーム『THE GOOD OLD DAYS』を紹介していく。
仲間たちとともに冒険することを夢見ていた主人公・ショーンは、借金取りから父親の作った借金50000ドルを20時までに返せと迫られてしまう。借金取りからショーンの先祖が残した財産が地下に埋まっているという話を聞くが、その財産を狙う謎の一家も現れて……というストーリーから始まる本作は、制限時間内に目標金額を集めることを目的とする探索型の2Dアドベンチャー。今回展示されていたデモ版ではゲームの冒頭部分を体験することができた。
ゲームを始めると、鍵で閉ざされた扉や、即死してしまう棘の床など、メトロイドヴァニアらしいさまざまな仕掛けやトラップの数々が待ち受けている。操作するショーンは爆弾を扱うことができ、敵を攻撃したり、扉を壊して扉の鍵といったアイテムを入手するアクションを行うことができた。
また、製品版では地下に閉じ込められたショーンの仲間たちを助けることでキャラクター切り替えが可能に。今回遊んだデモ版にも、ショーンでは通ることができない天井の低い道などもあり、それぞれの個性を活かして仕掛けを解いていくようなアクションも楽しめそうだ。
そして特徴的なのは、お金を集めるという要素。メトロイドヴァニア型のアクションということでボスなども登場するそうだが、目的はあくまでお金を集めること。集金方法もバリエーション豊富で、ボスを倒したら大金が手に入ったり、隠し通路の先に大金が隠れていたり、試練と呼ばれる高難度ステージクリアーやミニゲームでお金が入手できたり……などさまざまで、いろいろな方法を駆使して目標金額を集めるという自由度の高いシステムはかなり斬新。なかには悪事を働いたり、宝くじを当ててお金を集める……なんて方法もあるそうで、プレイヤーによってさまざまな資金調達がくり広げられそうだ。
当日ブースにいた開発者の方いわく、ゲームクリアーまでは大体4時間くらいのボリューム感となるそうだが、マルチエンディングでくり返し遊ぶことでストーリーの全貌が見えてくるような形になるとのことで、遊び応えも期待できそう。2023年末にSteam版のリリースを目指して現在開発中とのことなので、続報にも注目しておこう。