2023年7月14日~16日、日本最大級のインディーゲームの祭典“BitSummit Let's Go!! / ビットサミットレッツゴー!!”が、京都市勧業館みやこめっせにて開催。
2020年に『ジラフとアンニカ』(Steam/Nintendo Switch/プレイステーション4/Xbox One)をリリースしたアトリエミミナのブースには、先日正式発表されたばかりの新作『星のハルカ』のPC試遊版が展示されていた。
本作は、メガネ少年の“ユウキ”と不思議な少女“ミーヤ”が宇宙を舞台に冒険する、3DアクションRPG。アトリエミミナ代表・紙パレット氏によれば、今作の大きなテーマのひとつは、本格的なアクションバトル制の導入という。『ジラフとアンニカ』同様、Unreal Engineのブループリントによる制作環境で、そのジャンルについて日々勉強をしながら開発しているとのことだ。今回の試遊版を見る限り、紙パレット氏が本来得意とするリズムアクションの要素も組み込んだ、テンポのよいバトルを楽しめそうだ。
ストーリーパートは、『ジラフとアンニカ』でも採用されていたデジタルコミック風スタイル。宇宙をまたにかける壮大な物語をわかりやすく追えるとともに、ストレートな“ボーイミーツガールもの”としてのトキメキも存分に味わえるものになっている。
今回の出展バージョンは「作品の雰囲気がわかる範囲をとりあえず遊べる状態のもの」とのことで、「2025年予定のリリースに向けて随時アップデートしていきます……」と紙パレット氏。パーマネント・メンバーがふたり体制のインディーゲームの規模感をはるかに超えたスケール、クオリティーの作品であることが十分伝わるものだっただけに、続報にも期待が高まる。