Star Garden Gamesによる『Word Factori』は、文字を変形させて指定の単語を作り出すというパズルゲーム。2023年8月3日にSteamで配信予定で、現在体験版が提供中だ。
言葉を使ったパズルゲームはいろいろあるが、本作は文字を図形としてとらえて「加工」していくのが特徴。言葉遊びのゲームというより、各種機械を配置して所定の作業を自動でやり遂げる工場ラインを作り出すマネージメントゲームのような作りになっている。
すべては「I」の文字を定期的に吐き出す建物から始まり、複数のパーツを組み合わせる建物、90度回転を行う建物、上下や左右の反転をする建物などと繋ぐことで全体を構成する。実際どうやるのか、たとえば「CAT」の場合を例に説明しよう。
- 「I」を「C」に加工する(※Iが運ばれてくるとCに加工する建物がある)
- 「I」と「I」を組み合わせて「V」を作る
- 「V」を180度回転させたものと「I」を90度回転させて横棒にしたものを組み合わせて「A」にする
- 横棒と「I」を組み合わせて「L」を作る
- 「L」を180度回転させたものとそれを反転させたものを組み合わせて「T」を作る
とまぁこんな感じ。特定の文字を作る方法は複数あり、新たに発見した「レシピ」(特定の文字を作るための組み合わせ)はデータベースに記録されていくので「あれ、Dってどうやって作るんだっけ?」と思った時は確認できる(ちなみにCの反転とIで作れる)。
クリアーだけならこれでオーケーだが、工場マネージメントゲームと同様、配置や接続を工夫することで作業を効率化できるのもポイント。クリアー後の画面では加工に使う工場の設置数や、余分に排出された文字の数、お題クリアーまでの時間(サイクル数)が表示されるので、より効率的な図面を目指してみるといいだろう。