2023年5月12日に任天堂からリリースされた、Nintendo Switch用ソフト『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』。
本作で主人公のリンクは、右手に宿る新たな能力を使えるようになった。とくに使用頻度が高いのは、物体をつかんで動かしつつ、物体どうしをくっつけることができる“ウルトラハンド”の能力だ。発売前のPVでもさまざまなものを組み合わせて作ったとおぼしき乗り物などを見てワクワクしていた方も多いことだろう。
だが、慣れないうちは操作にとまどうことも多く、「物体をうまく操作できなぁい！ ぐぬぬ……」と、筆者のようにもどかしい気持ちになったプレイヤーも多いだろう。そこで本稿では、ウルトラハンドの使いかたをまとめた。
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そもそもウルトラハンドってどんな能力なの？
改めてウルトラハンドの能力を解説しよう。ウルトラハンドの力を使うことで、おもに下記のふたつが行える。
- 物体をつかんで動かす
- 物体どうしをくっつける
物体をつかんで動かすといっても、なんでもかんでもつかめるわけではない。ウルトラハンドでつかめるものは、能力発動時に表面がオレンジ色で表示され、画面中央に表示されるカーソルを合わせると緑色になる。
周囲につかめる物体があるかどうかは、この方法で判別するといい。ちなみに、ウルトラハンドのカーソルの操作はRスティックで行えるほか、ジャイロ機能にも対応している。
また、物体をつかんだまま移動できるが、ダッシュしたり、ジャンプしたりすることはできない。はしごも登れないが、ウルトラハンドの能力の効果範囲内であれば、高台に物体を置いた後、高台に登って再び物体をつかむことも可能だ。
ウルトラハンドのもうひとつの能力が、物体をくっつける力だ。くっつけられるのは、つかむことができる物体どうしに限定されるが、この力を使えばいろいろな物を生み出せる。
ウルトラハンドの操作方法をチェック
ウルトラハンドで物体をつかんだ後は、下記の操作が行える。
- Rスティック（またはジャイロ機能）で物体を上下左右に移動させる
- 方向ボタンの上で物体を画面奥に、下で画面手前に移動させる
- Rボタンを長押しして物体を回転させる
- 物体どうしを近づけてAボタンでくっつける
- Rスティックを左右に入力して接着を解除する
これらの操作で慣れが必要なのが物体の回転だ。
基本的な操作方法は、Rボタンを長押しして、方向ボタンの上下で縦回転、左右で横回転が行なえ、ZLボタンで向きをリセットできる。
物体の回転は、おもに物体どうしをくっつけるとき、向きを整えるときに使う。しかし、慣れていないと理想の向きに整えるまで時間がかかってしまうことも……。筆者も使い始めのころは思うようにオブジェクトを動かせず「ムキーッ」となっていたのだが、しだいにコツがわかっていった。基本的には、下記のように回転させて向きを整えるといい。
一連の操作がめんどうな人は、物体を地面に置いてから向きを変えるのも手だ。ただし、物体は平らな場所に置くように。
ウルトラハンドでいろいろな物を生み出そう！
物体をくっつけることでいろいろな物が生み出せると先述したが、たとえば板とフックをくっつけると、レールをくだる即席のロープウェイが完成する。
また、トロッコに風を生み出すゾナウギアの“扇風機”をくっつけると、風力でレールの上を自動的に走行するトロッコができあがる。
序盤の攻略に役立つこれらの製作物は、ほんの一例にすぎない。プレイヤーのアイデアや使える物体によって生み出せる物が変わるので、いろいろ試してみよう。
ウルトラハンドはこんな使いかたもできる！
物体をつかむ、くっつけると能力の性質上、ウルトラハンドは素材を組み合わせて新たな物を創造することに使いがちだが、じつは謎解きや戦闘でも活躍する。
たとえば、仲間とはぐれてしまったコログの運搬。コログもウルトラハンドの能力でつかむことができ、仲間のもとに運ぶときに利用できる。
また、ウルトラハンドは衝撃を与えると爆発する、爆弾樽をつかむことも可能。爆弾樽を空中に持ち上げて、敵の近くに落下させると簡単に爆発させることができるので、周囲に爆弾樽があるときは活用すべし。
