いよいよ2023年5月12日に発売迫るNintendo Switch用ソフト『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』。
本稿では『ティアーズ オブ ザ キングダム』に登場予定のゲルド族の族長“ルージュ”を、前作『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』や公開されたPVなどの情報をもとに紹介する。
『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』(Switch)の購入はこちら (Amazon.co.jp)女性だけの砂漠の民・ゲルド族とは
広大な砂漠地帯“ゲルド砂漠”で生活する凛々しい女性たちの一族“ゲルド族”。赤い髪や褐色の肌が特徴で、100年に一度の異例を除けば女性しかいない一族だ。
おもなゲルド族は、ゲルド砂漠の中央に位置する“ゲルドの街”に多く住んでいるのだが、ゲルドの街はなんと男子禁制。早朝だろうが深夜だろうが侵入する者は屈強な兵士たちにすぐさま捕まってしまう。そのため『ブレス オブ ザ ワイルド』では、リンクは“淑女の服”を着て女性のふりをすることとなった。
なお、ゲルド族は、年頃になると街を出てハイラル各地を巡り運命の相手を探す、通称“ヴォーイハント”にくり出す。ヴォーイとはゲルド語で男性のこと。ゲルドの街ではヴォーイハントの日に備えて、実践的?な愛されテクニックを学ぶ恋愛教室も実施されているようだ。ヴォーイハントと恋愛教室が、男子禁制の街で暮らすゲルド族たちの繁栄の秘密なのかもしれない。
幼いながら族長となったルージュ
ルージュはゲルドの街でそんなゲルド族たちを従える族長。母でもあった先代の族長が早くに亡くなったため、幼いながらも族長となった。
自分の年齢を気にしてか、周囲の期待に応えようと立派な族長として気丈に振る舞っており、日々の業務に人一倍励む努力家。族長として民の前に立つ姿は、頼れる家臣ビューラを始め家来や民たちから尊敬されている。
『ブレス オブ ザ ワイルド』では英傑のひとり“ウルボザ”の意思を継ぐ者として、リンクの冒険に登場。ゲルド砂漠をさまよい砂嵐と雷を発生させる困った神獣“ヴァ・ナボリス”(ナボリス)を止めるため、リンク、愛スナザラシ“パトリシアちゃん”とともに立ち向かい、ナボリスの放つ雷を“雷鳴の兜”で防ぐといった活躍も見せた。
なお、大人顔負けの彼女だが、夜の自室ではスナザラシのぬいぐるみに喜ぶ子どもらしい一面も見られる。
また、彼女の愛スナザラシ“パトリシアちゃん”も注目のポイント。じつはパトリシアちゃんは、「フルーツをあげるとお告げを聞かせてくれる」という特別な力を持っている。砂漠の猛暑の対処法やスナザラシの生態、モルドラジークへの対策など、冒険に役立つさまざまな情報を教えてくれる(厳密にはパトリシアちゃんの言葉をゲルド族の女性が翻訳してくれる)。リンゴなどのフルーツでもよいが、貴重なフルーツだとより貴重な情報を教えてくれるらしいので、いろんなフルーツを試してみよう。ちなみに好物はイチゴとのことだ。
もしかしたらルージュとの共闘も!
発売迫る『ティアーズ オブ ザ キングダム』のPVや公式Twitterから公開された画像では、成長したルージュの姿が明らかになった。前作のいたいけな少女が屈強な戦士に成長している。ゲルド族らしい曲刀のような武器を両手に持っており、PVでは戦う姿も見られた。
ルージュと同じく神獣を止めるべくリンクを手助けしてくれたゾーラ族の王子・シドが、リンクと共闘するシーンもあるため、ルージュともいっしょに戦う場面がゲーム中にあるかもしれない。
【ルージュ】
ゲルド砂漠に集落を構える「ゲルド族」の族長。
先代の母親を早くに亡くし、幼くして族長となったため、周囲の期待に応えようと人一倍奮闘する努力家。
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— ゼルダの伝説 (@ZeldaOfficialJP)
2023-04-18 18:00:00
ゲルド族の英傑“ウルボザ”
『ブレス オブ ザ ワイルド』に登場した英傑のひとり“ウルボザ”についても紹介しよう。彼女は剣と盾、雷を操る特殊な力を使って戦う屈強で優れた戦士だが、族長としてみなを引っ張る頼れるリーダーの一面も。亡きハイラル王妃とは親友で、その親友の忘れ形見であるゼルダを“御ひい様”と呼んでかわいがっており、封印の力が目覚めず追い込まれていたゼルダを精神的に支えていた。
しかし、厄災ガノン復活時に、ナボリスを乗っ取った“カースガノン”に敗北。呪われた神獣・ナボリスにリンクが来るまでの100年間囚われていた。リンクがナボリスを解放した後には、雷を操る力“ウルボザの怒り”をくれる。
『ティアーズ オブ ザ キングダム』までもうすぐ! リンクの新たなる冒険にこうご期待。
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