ローグライクなインディーRPGの続編『Darkest Dungeon II』がPC向けに正式リリース。アーリーアクセスを行っていたEpic Games Storeに加え、Steamでも販売が開始した。Steamでの価格は4500円で、日本語にもテキスト対応する。

 本作は探索/戦闘面でのプレイヤーの選択にフォーカスしたRPG。黙示録の実現を防ぐために4人のキャラクターが馬車に乗って旅に出るのだが、マップの自由移動などはなく、馬車を画面奥に向けて走らせながら分岐のどちらに進むかなどを時折選ぶのみという省略された構成だ。

 しかしシンプルに省略されているからといって、カジュアルだったり簡単だったりするわけではまったくない。バランスはシビアで、ターンベースの戦闘ではバフ/デバフのかけあいの中の僅かな差で全滅することもあり、「あと1ターン耐えられてれば!」とか「あそこの分岐であっちのルート選べば良かった!」と叫びたくなることもしばしば。

Darkest Dungeon II
戦闘はターンベース。バフ/デバフをうまく使って削りあえ。
Darkest Dungeon II
移動画面は馬車に乗って基本的に奥に探索していく。先に何があるか推測して判断していくのが何気に大事。
Darkest Dungeon II
ストレスが溜まりすぎるとメンタルブレイクしてしまうことも(耐えて乗り切ることもある)

 ゲームとしてはローグライクな要素が入っており、最初のうちは全滅するのが当然。冒険の報酬として残ったロウソクを使うことで新キャラをアンロックしたり、既存キャラを強化したり、次の冒険に役立つアイテムを入手したりして、だんだん地域マップの踏破の可能性を高められるという寸法だ。

  • それぞれ固有のボスとメカニズムを持つ5つのキャンペーン
  • 主人公は全12キャラが登場。それぞれの裏側が明かされるストーリーコンテンツを進めていく事で能力がアンロックされる
  • 4つの主要なエリアを踏破する
  • 10種類のペットが存在
  • 難易度調節アイテムもある
Darkest Dungeon II
最初のうちは全滅するのが当たり前なので、まずはキャラのアンロックや強化をやっていこう。
Darkest Dungeon II
装備や戦闘用アイテムは非戦闘時に前もってスロットにセットしておくというスタイル。戦闘でヤバくなってからでは無理。
Darkest Dungeon II
日本語ローカライズの内容は微妙に怪しい。実プログラムでの確認ができてなさそうだから直してほしいなぁ……。