古今東西のインディーゲームを紹介するコーナー。今回は、美しい世界観が魅力のパズルゲームをお届け。担当は、オクドス熊田。
少年と少女は向かう。自分だけの真実を探しに
木の葉が舞う森や、月に照らされた水源、陽光溢れる平野……。『Antivine』は、そんな美しいステージがいくつも存在するパズルゲーム。
視点切り換えで反応するさまざまなギミックを操作して、世界の真実を探しに行こう。短いながらもストーリーは骨太で、紙芝居調のムービーやステージのグラフィック、世界観に調和したBGMも魅力的だ。
本作の世界観や物語の流れをお届けするとともに、ユニークなパズルギミックなども紹介していく。
『Antivine』Steamサイト“植栽の儀式”とは何か。ふたりで探る、世界の謎
寿命を迎えた人間が果樹となり、ほかの人々を支えていく世界。主人公であるセンシューは、そんな世界で“ 木になれない体”として産まれてきてしまった。
ある日、異端を嫌う村人からの迫害を受け、彼は村から旅立つことを決意。旅の途中で出会った少女・ムーメイとともに、“他人とは違う、自分とは何か”を考えながら、さまざまな地を巡ることに。
離れて呼んで、おんぶして、コンビネーションで解くパズル
本作はステージ攻略型のパズルゲーム。ステージごとに設定されたゴールまで、ふたりをたどり着かせるのが目的だ。
基本的には自由に操作できるセンシューを先行させ、ムーメイと合流できる道筋を探しながら進んでいく。いっしょにゴールできるように、ふたりを導こう。
見かたを変えると世界も変わる! 視点切り換えで動くギミック
本作には視点の切り換えによって動く、さまざまなギミックが存在する。文字通り“見かたを変える”ことで進路が開くような仕組みだ。
進む道がわからなくても、カメラをぐるぐる動かすだけでも意外と進めてしまうことも。道に迷ったときは、世界の見かたを変えてみよう。
Antivine
- プラットフォーム:PC
- メーカー:USERJOY Technology
- 配信日:2022年12月21日発売
- 価格:930円[税込]
- ジャンル:パズル
- 備考:ダウンロード専売 開発:Regeneration studio