2023年4月29日、30日の2日間にわたって開催中の“ニコニコ超会議2023”にて“スプラトゥーン3甲子園2023”が開幕。4月30日には関東地区大会のDAY2が行われた。
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本大会は『スプラトゥーン3』初となる公式全国大会。今回の関東地区大会を皮切りに、全国5都市での地区大会とオンライン大会が行われ、各大会の代表を決定。2023年12月に開催される全国決勝大会で各地区の代表がナワバリバトルの頂点を競い合うというもの。
なお、スプラトゥーン甲子園2023では、年齢制限なしの一般チーム部門に加え、小学生以下の小学生チーム部門の2部門でのバトルが実施される。本記事では、2023年4月30日に行われた関東地区大会DAY2の速報をお届けする。
『スプラトゥーン3』(Switch)の購入はこちら (Amazon.co.jp)小学生チーム部門DAY2は見事な連携で“squid”が優勝!
DAY1に引き続きハイレベルな熱戦がくり広げられる中、決勝まで勝ち進んだのは“the友”と“squid”。それぞれ決勝にかける熱い想いを語り、さっそくバトルスタート。
第1試合の対戦ステージはナメロウ金属。“the友”のブキ編成はスクリュースロッシャー、ハイドラント、シャープマーカーネオ、.52ガロン。対する“squid”は、シャープマーカー、シャープマーカー、シャープマーカーネオ、LACT-450という編成。
ステージ中央付近にある金網の通路と左右のトラック周辺が勝利の鍵となるナメロウ金属。序盤はsquidが一気に攻め立てる。the友も.52ガロンがふたり連続で倒すも、squidの残りのメンバーがうまくフォローし、squidの優位は変わらず。
中盤に入るとハイドラントのナイスダマをキッカケにthe友がナワバリを塗り返し、その勢いのままハイドラントがステージ中からうまく相手を牽制を続ける。しかし、試合終盤にsquidがハイドラントに集中攻撃をかけて倒すことに成功し、再度逆転しそのまま勝利を掴んだ。
第2試合のステージはユノハナ大渓谷で、ブキ編成は両チーム第1試合と変わらず。開幕からステージ中央の高台を巡る激しい攻防が展開された。長射程のブキに高台を取られるとかなり厄介なため、squidとしてはthe友のハイドラントに譲りたくないところ。
一進一退の攻防が続く中、試合中盤でthe友が中央を制圧することに成功。squidもカニタンクなどを駆使して塗り返し、試合はほぼ互角のままラスト30秒に。倒し倒されの大乱戦の末、45.7%対50.1%でsquidが2連勝。
というわけで、関東地区大会DAY2の小学生チーム部門は“squid”が優勝となった。
一般チーム部門DAY2は圧倒的な制圧力で“PlotTwist”が勝利を掴む!
一般チーム部門DAY2の決勝まで駒を進めたのは原石不足とPlotTwist。両チームのメンバーが順番に意気込みを語り、決勝の幕が開けた。
第1試合のステージは海女美術大学。ブキ編成は原石不足がスクリュースロッシャー、シャープマーカーネオ、クーゲルシュライバー、ノーチラス47。対するPlotTwistがシャープマーカーネオ、スクリュースロッシャー、シャープマーカー、クーゲルシュライバーとなった。
中央の広場と高台がポイントとなる海女美術大学。序盤はどちらも譲らぬ展開で、試合が大きく動いたのは中盤に入ってから。原石不足がPlotTwistのクーゲルシュライバーが使用したジェットパックの着地を狙って倒し、一気に攻め上がる。
負けじとPlotTwistもスペシャルウェポンなどを駆使して攻め返すも、原石不足がうまく守り切り、試合はそのまま終盤に突入。
ラスト30秒まで原石不足の有利は変わらず、そのまま勝利するかに思われたが……ラスト15秒でPlotTwistが広場中央を守っていた原石不足のノーチラス47を倒す。それをキッカケに一気に反撃。最後にはシャープマーカーネオのファイナルクリスタルダスト(※試合の終了間際にトルネードを相手のナワバリに投げ込むこと)も綺麗に決まり、0.6%差でPlotTwistの大逆転勝利となった。
第2試合のステージはナメロウ金属で、ブキはPlotTwistのシャープマーカーがシャープマーカーネオに変更した以外は同じ編成。第1試合と打って変わって、PlotTwistを序盤から前線を上げていく。
原石不足もナイスダマ、トリプルトルネード、ジェットパックとスペシャルウェポンを同時に発動し、反撃を試みるも、PlotTwistはそれを許さず。
PlotTwistの優勢のまま試合は進行し、残り5秒というところで原石不足が相手をふたり倒し数的優位に。一気にナワバリを塗り返したが、惜しくも届かず、PlotTwistが2連勝で優勝を手にした。
熱戦の連続だった“スプラトゥーン甲子園2023”関東地区大会。スプラトゥーン甲子園自体は約3年ぶりの開催となったが、これまでと変わらない盛り上がりを見せていた。今後の大会ではどんな試合が見られるのか楽しみにしたい。
なお、次回は2023年6月17日、6月18日にアクセスサッポロ 大展示場で開催予定の北海道地区大会。大会出場は5月10日15時00分まで、観覧は5月31日15時00分までエントリーを受け付けているので、気になる人は“スプラトゥーン甲子園2023”公式サイトをチェックしてみてはいかがだろうか。