有名アニソンをYouTube動画でチェック!
本稿では新旧問わず話題となったアニソンを紹介しています。今回はano(あの)さんの歌う『ちゅ、多様性。』をピックアップ。『チェンソーマン』のED曲としても話題となった本作は、元・相対性理論の真部脩一さんが制作に携わっていました。
※以下、『チェンソーマン』のネタバレを含みますので、未視聴の方はご注意ください!
何度でも聞きたくなってしまう『ちゅ、多様性。』
アニメ『チェンソーマン』はED曲が1週間毎に変わるというユニークな試みでも注目されました。豪華なアーティストが名を連ねるなか、7話目のED『ちゅ、多様性。』を担当したのが“あのちゃん”ことanoさん(アーティスト名義はano表記)です。
ED曲はそれぞれ『チェンソーマン』のアニメ内容にリンク。7話目では主人公のデンジと姫野の“げろチュー”シーンが衝撃的な内容の回でした。
インタビューでanoさんも「最初は『どうしよう』って思いました」と語っていますが、完成した楽曲に視聴者からは「遊び心がすごい!」、「どうやって表現するのかと思ったら、むしろ“げろチュー”を前面に押し出してるwww」という驚きの声が上がっていました。
『チェンソーマン』第7話ノンクレジットエンディング / CHAINSAW MAN #7 Ending│ano 「ちゅ、多様性。」
『ちゅ、多様性。』は、『チェンソーマン』のEDバージョンとMVバージョンのふたつがYouTubeで配信されています。EDバージョンはアニメとのリンクを楽しめますし、『チェンソーマン』を知らない人でも独特な画面づくりは必見の内容です。
MVではチャイナ調の服を着たanoさんと、ネズミのかぶりものをしたキャラやダンサーたちが出演。anoさんの唯一無二な歌声と、チェンソーをふり回したりカメラに向かって嘔吐したような仕草をするのが楽曲と異様にマッチしています。
ano「ちゅ、多様性。」Music Video
『ちゅ、多様性。』の独創的な世界観は、楽曲制作に元・相対性理論の真部脩一さんがたずさわっていることが要因のひとつかもしれません。
楽曲の作詞はanoさん(クレジットはあの名義)と真部さんが共同で制作。作曲は真部さん、編曲はTAKU INOUE(たく いのうえ)さんが担当しています。楽曲を聞いた人たちからは「相対性理論っぽい、と思ったら真部さんだった!」「『LOVEずっきゅん』に近い?」という意見も聞かれました。
『ちゅ、多様性。』の歌詞は“Get on chu(ゲット オン チュ)!”が“げろチュー”、“Bet on chu(ベット オン チュ)!”は“べろチュー”に聞こえるなど遊び心も散りばめられています(ED映像では、ご丁寧にGet on chu部分に“げろチュー”とルビが振られています)。
サブカル好きにはたまらない楽曲かも? ぜひ一度、中毒性のあるanoさんワールドを体感してみてください!