最近、販売状況が安定しつつあるプレイステーション5(PS5)。4K、8Kでの美麗な映像表現をはじめ、SSD搭載による素早い読み込みで快適なゲーム体験、Discordなどの外部サービスとの連携もあり、遊びやすさは進化し続けています。さらに2023年2月22日にはバーチャルリアリティの世界を楽しめるPlayStation VR2(PS VR2)の登場で遊びの幅も広がっています。

【PS4 or PS5あなたはどっち?】これからゲームを遊びたい人におすすめするタイトル、知っておくと便利なPS Plusなどを紹介

 そんなPS5に注目が集まりがちですが、プレイステーション4(PS4)もまだまだ活躍中。とりあえずゲームを遊んでみたい、気軽にゲームを楽しみたいという方には安価でお求めやすいPS4がおすすめです。

 この記事では、これからゲームを楽しもうと思っている方やPS5、PS4を買おうと迷っている方に向けてふたつのハードで楽しめるタイトルなどをお届けしていきます。

※本記事はソニー・インタラクティブエンタテインメントの提供でお送りします。

PS5で最新のゲームを体験しよう。PS4では物足りなくなったあなたへ

 PS5は、2020年に発売されたプレイステーションの最新ハード。DVDやBlu-rayディスクを読み込むディスクドライブを搭載しているバージョンと、ディスクドライブなしのデジタル・エディションの2種類で展開されています。

 お値段はデジタル・エディションのほうがお安め。パッケージ版を購入してディスクを入れて楽しみたいという方は、ディスクドライブ搭載型を購入しましょう。また、ディスクドライブ搭載型であれば、PS4のゲームディスクを入れることでそのままPS4のゲームをプレイすることも可能です。

 PS4と比べると値段もやや上がりますが、そのぶんできることも格段に増えます。いちばん大きいのはPS5専用タイトルを遊べる点でしょう。加えて、冒頭で説明したように4K、8Kでの美麗な映像表現も楽しめます。4K、HDRに対応したモニターなどでゲームを遊べばその映像美に驚くことは間違いなし。

 しかもPS4とは違い、初期からSSD搭載による素早い読み込みで快適なゲーム体験も可能。SSD自体は後から増設もできるため、容量が足りなくなったという方は検討してみましょう。

 “DualSense ワイヤレスコントローラー”も忘れてはいけません。精細な振動によってあたかも本当に衝撃を感じたかのような体験をもたらすハプティックフィードバック、アクションの感覚を指先に伝えるアダプティブトリガーなど、さまざまな機能が搭載され、高クオリティなゲーム体験ができます。

【PS4 or PS5あなたはどっち?】これからゲームを遊びたい人におすすめするタイトル、知っておくと便利なPS Plusなどを紹介

 そんなPS5で楽しめるタイトルの一例として、ファミ通.comで実施したユーザーアンケート“1番好きなPS5&PS4のゲームタイトル”の結果をお届け。1位は変わらず『ELDEN RING(エルデンリング)』ですが、2位には『グランツーリスモ7』がランクイン。PS5の映像美はもちろん、先述した“DualSense”のハプティック振動による繊細なステアリング体験も評価されています。

PlayStation 5の購入はこちら (Amazon.co.jp) PlayStation 5 デジタル・エディションの購入はこちら (Amazon.co.jp)

1番好きなPS5&PS4のゲームタイトル”の結果(PS5版)

  • 1位『ELDEN RING(エルデンリング)』
  • 2位『グランツーリスモ7
  • 3位『ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード
  • 4位『Horizon Forbidden West(ホライゾン フォービドゥン ウエスト)
  • 5位『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク
  • 6位 Ghost of Tsushima Director's Cut(ゴースト・オブ・ツシマ ディレクターズカット)
  • 7位 テイルズ オブ アライズ
  • 8位 バイオハザード ヴィレッジ
  • 9位 ファイナルファンタジーXIV
  • 10位 原神
  • 11位 地球防衛軍6
  • 12位 ラチェット&クランク パラレル・トラブル
  • 13位 Demon’s Souls(デモンズソウル)
  • 14位 Stray
  • 15位 クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- リユニオン
  • 16位 LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶
  • 17位 DEATH STRANDING DIRECTOR’S CUT
  • 18位 Ghostwire: Tokyo
  • 19位 Cyberpunk 2077
  • 20位 Marvel’s Spider-Man: Miles Morales(マーベル スパイダーマン: マイルズ・モラレス)
  • 21位 Apex Legends
  • 22位 RETURNAL
  • 23位 ASTRO's PLAYROOM
  • 24位 コール オブ デューティ モダン・ウォーフェアII
  • 25位 The Last of Us Part I
  • 26位 JUDGE EYES:死神の遺言 Remastered
  • 27位 スターオーシャン 6 THE DIVINE FORCE
  • 28位 Marvel's Spider-Man Remastered(マーベル スパイダーマン リマスタード)
  • 29位 ソニックフロンティア
  • 30位 デビル メイ クライ 5 スペシャルエディション

“PlayStation Plus”を利用してお得にゲームを楽しもう

 プレイステーションハードで提供中のサブスクリプションサービス“PlayStation Plus”(PS Plus)は、プレイステーションネットワーク(PSN)を通してネットワーク上でさまざまな加入者限定のサービスを受けられるというもの。

 現状、エッセンシャル、エクストラ、プレミアムプランを対象とした3つのプランが用意されており、エクストラやプレミアムのゲームカタログ(※)を利用すれば、ゲームを数本買うよりもお得にさまざまなタイトルを遊ぶこともできます。

※ゲームカタログ:200本以上のPS4、PS5のタイトルを自由にダウンロードして遊べるサービス。タイトルは定期的に追加されており、名作も数多く並ぶ。

【PS4 or PS5あなたはどっち?】これからゲームを遊びたい人におすすめするタイトル、知っておくと便利なPS Plusなどを紹介
【PS4 or PS5あなたはどっち?】これからゲームを遊びたい人におすすめするタイトル、知っておくと便利なPS Plusなどを紹介

 さらにPS Plusに加入していれば、オンラインマルチプレイや毎月対象タイトルを追加料金なしに遊べるフリープレイ、オンライン上にセーブデータをバックアップできるなど、プレイステーションハードを活用するうえで便利なことがたくさんあります。

PS5おすすめソフトや2023年発売の注目ソフトを紹介

 現在、PS5で楽しめるタイトルのなかから『グランツーリスモ7』、『ホグワーツ・レガシー』、そして今後発売予定の注目作『FINAL FANTASY XVI』(ファイナルファンタジー16)について紹介します。PS5を購入して、遊ぶタイトルに迷ったらこれらを手に取ってみるのもおすすめです。

『グランツーリスモ7』で次世代のレースゲーム体験

 『グランツーリスモ』シリーズといえば、1997年に1作目が発売された言わずと知れたドライビングシミュレーター。そこから約25周年のときを経て登場したのが『グランツーリスモ7』です。

 ナンバリングとしては7作目となる『グランツーリスモ7』はPS5用タイトルとしても登場。最新ハードの映像美や進化したプレイフィールで、ドライビングシミュレーターとしての完成度にも磨きがかかりました。

【PS4 or PS5あなたはどっち?】これからゲームを遊びたい人におすすめするタイトル、知っておくと便利なPS Plusなどを紹介

 リアルな挙動、豊富な車種、車好きが楽しめる要素がこれまでと詰め込まれた『グランツーリスモ7』。収録車種は400台以上(2023年現在もアップデートで追加中)で、PS5にふさわしいクオリティで作り込まれたモデリングは見惚れてしまうような美しさがあります。

 もちろん、最新の車種から歴史的に価値の高いヒストリックカーから、レーシングマシンなどバラエティに富んだものまで登場します。これらに乗ってのんびりとドライブを楽しんだり、レースを楽しんだりできるのも『グランツーリスモ7』の大きな魅力のひとつ。

【PS4 or PS5あなたはどっち?】これからゲームを遊びたい人におすすめするタイトル、知っておくと便利なPS Plusなどを紹介

 それ以外にも実在のパーツメーカーのパーツを装着してカスタマイズを楽しむことも可能。カスタムした車を走らせるためのコースも充実しており、そのサーキットの完成度も車に負けず劣らず素晴らしいものになっています。とくに海外のサーキットなどは訪れる機会もなかなかないので、ゲーム内で実際に走っているような感覚を味わえるのは非常に楽しいのひと言。

 さらに『グランツーリスモ7』では物理演算でシミュレーションされた気候の変化などが、実際に路面や車両、タイヤに与える影響を忠実に再現。よりリアルな体験に拍車をかけています。

 加えて、忘れてはいけないのは愛車の撮影を楽しめる“スケープス”モード。2500種類以上のフォトスポットにお気に入りの車を置いて、さまざまなエフェクトを追加して撮影が楽しめます。

【PS4 or PS5あなたはどっち?】これからゲームを遊びたい人におすすめするタイトル、知っておくと便利なPS Plusなどを紹介

 乗って楽しい、見て楽しいがこれでもかと詰まっている『グランツーリスモ7』。じつは無償アップデートでPS VR2にも対応済みです。PS VR2さえ持っていれば、『グランツーリスモ7』の世界に入り込んでさらにおもしろさを深掘りできます。

 レースゲームというジャンルで高い完成度を誇る『グランツーリスモ7』をプレイすると、これ以上レースゲームが進化した先に待っているのは実際の運転じゃないのかとさえ思わされるほどです。

『グランツーリスモ7』の購入はこちら (Amazon.co.jp)

『ホグワーツ・レガシー』は『ハリポタ』ファンもアクションゲーム好きも楽しめるオープンワールドアクション

 『ホグワーツ・レガシー』は、J・K・ローリング氏による小説『ハリー・ポッター』シリーズの世界を舞台としたオープンワールド・アクションゲームです。

 本作は1800年代後半のホグワーツが描かれており、原作よりもちょうど100年ほど前の時代が舞台となっています。プレイヤーの分身となる主人公は、ホグワーツ魔法魔術学校の5学年目に転入してきた異例の生徒です。その特異性は入学早々に発揮され、さまざまな事件に巻き込まれていきます。その中で自身の能力や、ホグワーツの過去にまつわる謎へ迫っていくのです。

 この作品の魅力は、なんと言っても『ハリー・ポッター』の世界を探検できるという点でしょう。原作ファンはもちろんのこと、「原作は読んでいなくても話の流れやキャラクターはなんとなく知っている」という人でも楽しめるポイントが満載です。

 組分け帽子やオリバンダーの店などの映画を観ていればおなじみのものから、ピーブズやビンズ先生など原作にしか登場しないキャラクターまでいるので、作品を知っている人であれば、「これ知ってる!」と細かい部分まで楽しめる箇所が非常に多いです。

【PS4 or PS5あなたはどっち?】これからゲームを遊びたい人におすすめするタイトル、知っておくと便利なPS Plusなどを紹介

 それ以外にも探し始めれば、あれもこれもとキリがないほど『ハリー・ポッター』の世界で見たかったものが見つかります。その再現度の高さから、ホグワーツを観光しているだけで数十時間もかかってしまうことも……。

 オープンワールドのゲームなので、ホグワーツから一歩踏み出せば、『ハリー・ポッター』ではなく『ホグワーツ・レガシー』の世界が広がっています。ホグワーツの中ではファストトラベルである煙突飛行粉を頻繁に使用していたのですが、外の探検にはあまり使いませんでした。

 というのも、箒や魔法動物での空中移動が快適すぎるからです。オープンワールド系のゲームではよく車や馬などで移動が快適になりますが、空中まで自由に移動できるゲームは中々ないですよね。空には敵もいないし障害物もないので、ストレスフリーに素早く移動できます。しかも景色がいい。ホグワーツを上空から眺めたり、黒い湖の水上をスレスレで飛んだり、時折通過するホグワーツ特急と併走してみたり……空中移動、最高です。

【PS4 or PS5あなたはどっち?】これからゲームを遊びたい人におすすめするタイトル、知っておくと便利なPS Plusなどを紹介

 個人的に推しているのは、かわいい魔法動物たちのお世話ができる、ということ! 同じく魔法ワールドを舞台とした『ファンタスティック・ビースト』シリーズのファンの方には特にたまらないポイントではないでしょうか。魔法動物をお世話するだけのゲームも発売してほしいと思うくらいです。

 どの子も素敵なのですが、お気に入りはムーンカーフです。……いやでもヒッポグリフも凜々しいうえにかわいいしニフラーも全世界の宝石を買い与えたいくらいかわいいしグラップホーンは大きくて強くてかっこいいし不死鳥も(以下略)。

 世界観だけでなく、戦闘などのアクションも本作のおすすめポイントです。筆者は難易度“ノーマル”でプレイしていましたが、歯ごたえありました。バリアなどで魔法を弾き返せる要素や、魔法を打つ種類と順番によってコンボが決まるなど、戦略性の高いバトルが魅力的。

 “違法アバダ・ケタブラ”や“拡散アバダ・ケタブラ”なんて、あのヴォルデモート卿ですらちょっと引きそうな戦術が編み出され話題となりましたね。あと白菜が強いです。これはガチ。

 『ハリー・ポッター』ファンやオープンワールド系のゲームが好きなら絶対に楽しめること間違いなしです。ぜひPS5の美麗グラフィックで『ハリー・ポッター』の世界を堪能してみてください。(Text by ありみち)

『ホグワーツ・レガシー』の購入はこちら (Amazon.co.jp)

『FFXVI』は間違いなく2023年注目の1本

 『ファイナルファンタジー』(FF)シリーズとしては『FFXV』(FF15)以来、約7年ぶりに発売される『FFXVI』(FF16)。2020年9月17日に実施された“PlayStation 5 ショウケース”で発表から約3年を経て、2023年6月22日に発売されることが明らかになっています。

【PS4 or PS5あなたはどっち?】これからゲームを遊びたい人におすすめするタイトル、知っておくと便利なPS Plusなどを紹介

 『FFXVI』でプロデューサーを担当するのは『FFXIV』(FF14)でおなじみの吉田直樹氏。開発を担当するのも吉田氏率いるスクウェア・エニックス第三事業開発部となります。ジャンルはアクションRPGとなっており、PS5への最適化によりすべてのストーリー、バトル、演出がロードなしで展開すると言われています。

 ストーリーについては、カットシーンだけで11時間ほどのボリュームがあり、これにはサブストーリーなどの演出時間は含まれていないそうです。探索要素などもあるため、かなり遊びごたえがあることが予想できます。

 また、バトルは大きくわけて3種類。主人公のクライヴが人間のスケールで戦うバトル、クライヴが人間のまま大型のボスや召喚獣(※)と戦うバトル、召喚獣同士がプレイアブルで激突するバトルとなります。

※召喚獣:『FF』シリーズではおなじみの召喚魔法によって呼び出される精霊や幻獣的なもの。

【PS4 or PS5あなたはどっち?】これからゲームを遊びたい人におすすめするタイトル、知っておくと便利なPS Plusなどを紹介

 とくに召喚獣同士のバトルではかなりのスケール感でド派手な演出などが期待できそうです。そんな召喚獣はストーリーにも深くかかわる要素のひとつです。『FFXVI』の世界“ヴァリスゼア”で召喚獣は危険な存在として扱われ、特定の人物がその身に宿すものとなっています。

 そのような人物を“ドミナント”と呼称し、ある国では王侯貴族のような扱いを受けますが、一方の国では戦争の道具として扱われてしまうことも。ドミナントとして生まれたものは、過酷な運命から逃げられないとされています。

 国家の思惑、私怨、世界への反逆など、過酷な運命が待ち受ける登場人物たちが織りなす群像劇が物語では展開され、そこに練り込まれたゲームシステムが組み込まれていきます。

【PS4 or PS5あなたはどっち?】これからゲームを遊びたい人におすすめするタイトル、知っておくと便利なPS Plusなどを紹介

 総括してしまえば重厚なストーリーと、考え抜かれたゲームシステムを流れるように体験できるのが『FFXVI』です。PS5を持っている方はもちろん、まだPS5を持っていない方も、『FFXVI』を遊ぶために購入してもよいのではと言えるくらい2023年のPS5で注目のタイトルでしょう。

 ちなみに『FF』シリーズはスピンオフ作品を除けば、ナンバリングによって物語が異なるため、『FFXVI』から遊んでもなんら問題はありません。

『FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16)』の購入はこちら (Amazon.co.jp)

PlayStation VR2(PS VR2)で見える一歩先のゲームの世界へ

 2023年2月22日に発売となったPS VR2。プレイヤーを仮想現実の世界へと旅立出せてくれるPS5の周辺機器です。

 バーチャルリアリティ? 仮想現実? と言われると構えてしまう方もいるかもしれませんが、ゲームの世界に入れると考えてしまうと非常に単純。PS VR2を装着して対応タイトルを遊ぶことで、いつもとはひと味もふた味も違うゲーム体験ができます。

【PS4 or PS5あなたはどっち?】これからゲームを遊びたい人におすすめするタイトル、知っておくと便利なPS Plusなどを紹介

 まさにその世界に降り立ったような緊張感と没入感、自身が見回すとそこに広がっているゲームの世界、初めてバーチャルリアリティを体感すると、言いようもない期待感が湧き上がってきます。

 遊ぶまでに複雑そうな設定が必要そうにも思えますが、じつはPS VR2のセッティング自体は非常に簡単。VRヘッドセットから出ているUSB Type-C端子を、起動しているPS5本体に繋げてヘッドセットの電源を入れるだけで、本体のほうで自動認識してセットアップが始まります。

 これだけでPS VR2が提供する世界に入り込むことができるのです。

 先述した『グランツーリスモ7』のPS VR2対応モードでレースに興じるもよし、PS VR2専用タイトル『Horizon Call of the Mountain』で機械獣が跋扈する世界に冒険へ出てもよし。さらにさまざまなタイトルが鋭意開発中で、これからどんどん期待作や意欲作が登場することでしょう。

【PS4 or PS5あなたはどっち?】これからゲームを遊びたい人におすすめするタイトル、知っておくと便利なPS Plusなどを紹介
【PS4 or PS5あなたはどっち?】これからゲームを遊びたい人におすすめするタイトル、知っておくと便利なPS Plusなどを紹介

 360度どこを見回しても非日常的な世界が広がる光景は、PS VR2ならではの贅沢な体験です。シネマティックモードを活用すればPS VR2ヘッドセットをバーチャルシネマスクリーンとして使用することができ、PS5のゲームや映像などを自分専用の映画館さながらの大画面で楽しむこともできます。

 こんな近未来的な体験が病みつきになってしまうなんてことも……。これまでとは違った新たなゲーム体験を欲している方は、手に取ってみてはいかがでしょうか。

PlayStation VR2の購入はこちら (Amazon.co.jp)

PS4でも気軽にゲームを楽しんでみよう

 まだまだ活躍中でゲームをやらない人でも一度は見かけたことがあるだろうPS4。Blu-rayディスクの再生も可能で、ゲーム以外も手軽に体験できるため、とりあえず一家に一台置いておくのもアリでしょう。

 日本での発売は2014年となり、2023年現在で発売から9年を迎えていますが、まだまだ遊べる据え置きゲーム機として活躍中です。発売から長く経っているということは、それだけたくさんのゲームタイトルも生み出されています。

【PS4 or PS5あなたはどっち?】これからゲームを遊びたい人におすすめするタイトル、知っておくと便利なPS Plusなどを紹介

 一例として、ファミ通.comで実施したユーザーアンケート“1番好きなPS5&PS4のゲームタイトル”の結果をお届け。1位の世界累計出荷本数が累計2000万本を突破し、DLCの開発も発表されている『ELDEN RING(エルデンリング)』をはじめ、数々の名作がプレイできるのもPS4の魅力です。

1番好きなPS5&PS4のゲームタイトル”の結果(PS4版)

  • 1位『ELDEN RING(エルデンリング)』
  • 2位『Ghost of Tsushima(ゴースト・オブ・ツシマ)
  • 3位『ファイナルファンタジーVII リメイク
  • 4位『モンスターハンター:ワールド
  • 5位『NieR:Automata(ニーア オートマタ)
  • 6位 ペルソナ5 ザ・ロイヤル
  • 7位 Bloodborne(ブラッドボーン)
  • 8位 ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S
  • 9位 SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE
  • 10位 ファイナルファンタジーXIV
  • 11位 Apex Legends
  • 12位 Horizon Zero Dawn(ホライゾン ゼロ・ドーン)
  • 13位 ペルソナ5
  • 14位 原神
  • 15位 ウィッチャー3 ワイルドハント
  • 16位 Marvel's Spider-Man(マーベル スパイダーマン)
  • 17位 DEATH STRANDING(デス・ストランディング)
  • 18位 ファイナルファンタジーXV
  • 19位 十三機兵防衛圏
  • 20位 龍が如く7 光と闇の行方
  • 21位 JUDGE EYES:死神の遺言
  • 22位 Detroit: Become Human
  • 23位 DARK SOULS III(ダークソウルIII)
  • 24位 テイルズ オブ アライズ
  • 25位 地球防衛軍6
  • 26位 龍が如く0 誓いの場所
  • 27位 仁王2
  • 28位 キングダム ハーツIII
  • 29位 地球防衛軍5
  • 30位 ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島
PlayStation 4 ジェット・ブラック 500GBの購入はこちら (Amazon.co.jp)

基本無料タイトルがアツい。ネット環境さえあればPS4が十分楽しめる

 F2P(Free to Play)と呼ばれる基本無料で楽しめるタイトルがPS5はもちろん、PS4でも充実しています。タイトルによっては上述したPS Plusに加入せずともマルチプレイをワイワイと遊ぶこともできるため、PS4(PS5でも)とネット環境さえ準備してしまえば、あとは楽しむだけです。

 なかでもとくに人気の高いF2Pタイトルの『原神』、『Apex Legends』について紹介します。ひとまずPS4を買って、何か遊びたいなと思ったらこの2タイトルをプレイしてみるのもよいのではないでしょうか。

ここまで基本無料で遊べるのかと思った『原神』

 『原神』は、広大な幻想世界テイワットを舞台に、プレイヤーは旅人として兄妹との再会を目指して冒険に出る基本プレイ無料のオープンワールドRPG。

 オープンワールドゲームのなかでも指折りの広大なマップ、7つの元素(火、水、風、雷、草、氷、岩)反応を組み合わせた新感覚のバトル、フレンドとのマルチプレイで挑める強敵、自由に編成できる魅力的なキャラクターなど、さまざまな要素が楽しませてくれます。

【PS4 or PS5あなたはどっち?】これからゲームを遊びたい人におすすめするタイトル、知っておくと便利なPS Plusなどを紹介

 PS4版ではPS Plusの加入なしでもマルチプレイが気軽に楽しめるタイトルになっており、PS5版では高速ロードや細かな風景まで描く美麗なグラフィックを体感できます。さらにアカウントがシームレスに引き継げるため、PS4でもPS5でも気軽に楽しめます。

【PS4 or PS5あなたはどっち?】これからゲームを遊びたい人におすすめするタイトル、知っておくと便利なPS Plusなどを紹介

 基本無料とは思えないほどコンテンツも充実しており、期間限定のイベントストーリーをはじめ、おおよそ1年に一度の周期で追加される7つの国を巡るメインストーリーは現在も展開中。作り込まれた世界観をもとに描かれる物語は、『原神』プレイヤーすべての注目の的です。

 また広大なマップの探索では、図らずも神秘的で美しい光景に出会うことも珍しくありません。『原神』らしい2Dと3Dがうまく融合したグラフィックで描かれるロケーションは、いつまでも眺めていたくなってしまうようなものもあります。ときには探索を忘れて風景を見ながらお気に入りのキャラクターを愛でるのも『原神』の楽しみ方のひとつでしょう。

【PS4 or PS5あなたはどっち?】これからゲームを遊びたい人におすすめするタイトル、知っておくと便利なPS Plusなどを紹介

 オープンワールドRPGの楽しみ方は、必ずしも正解がひとつだけというわけではありません。キャラクターが増え続けるということは、それだけ気に入る可能性が高いキャラクターに出会える確率が上がるということ。自分のお気に入りキャラクターたちと、広大な世界を探索し、いろいろな冒険を積み重ねることで、忘れられない思い出も増えていきます。

 オープンワールドRPGは、必ずしも正解の楽しみ方があるわけではありません。遊ぶ人の数だけ楽しみ方やおもしろいポイントが違うはず。『原神』には、その楽しみ方やおもしろいポイントが複数用意されており、自由に世界を満喫できる点がとてもおすすめです。

 のんびりひとりでマイペースに遊んでもよし、友人たちとマルチプレイに励んでもよしなので、ぜひ、プレイスタイルに合った形で楽しんでみてください。

【PS4 or PS5あなたはどっち?】これからゲームを遊びたい人におすすめするタイトル、知っておくと便利なPS Plusなどを紹介
『原神』特設ストアはこちら (Amazon.co.jp)

『Apex Legends』の自由度の高さと戦闘の小気味よいテンポが生み出す楽しさ

 エレクトロニック・アーツのバトルロイヤル型FPS『Apex Legends』(エーペックスレジェンズ)は、基本無料でプレイできる大人気ゲーム。配信開始から4周年たったいまでも、多くのプレイヤーを魅了し続けている。

 “多くのプレイヤー”のなかには、目が覚めるようなプレイングを誇るトップ層から、フレンドとわいわいプレイするカジュアル層まで、さまざまなプレイスタイルで本作を楽しむプレイヤーが存在する。幅広い層から支持を受ける大きな要因として、武器、レジェンド(キャラクター)、マップの大きく3つから構成される“自由度”がある。

 サブマシンガン、アサルトライフル、スナイパーライフルなど、ほかのFPSタイトルでも存在するカテゴリの武器には、合計29種類の武器が存在。レジェンドは23人が実装されていて、索敵能力に長けたレジェンドや味方のサポートを得意とするレジェンド、移動に特化することで戦闘の幅を広げるレジェンドなど、レジェンドの個性も多彩だ。

 さらに、ローンチ当時から実装されているマップ“キングス・キャニオン”、競技シーンで人気の“ワールズエッジ”、直近で実装された“ブロークン・ムーン”など、合計5つのマップを一定期間ごとにローテーションで楽しむことができる。

【PS4 or PS5あなたはどっち?】これからゲームを遊びたい人におすすめするタイトル、知っておくと便利なPS Plusなどを紹介

 上記3つの要素が折り重なることで生み出される自由度は高く、好きなレジェンドで広大なマップに降り立ち、拾った武器で敵チームと対峙していく。戦闘はスピード感があり、射撃の感覚は独特でとても小気味よい。また、降り立った場所でお気に入りの武器を入手できるのか、強力なアイテムが手に入るのか、さらには一定時間とともに狭まるマップ上の安全地帯はどこになるのかといった、いわゆる“運要素”がありゲームがスタートするたびにワクワクできるのもポイント。

【PS4 or PS5あなたはどっち?】これからゲームを遊びたい人におすすめするタイトル、知っておくと便利なPS Plusなどを紹介

 どんな武器でも相手をなぎ倒してチャンピオンに輝きたいプレイヤーや、FPSが初めてのプレイヤーもいるだろう。ゲームを初めて起動するとチュートリアルで基本を学ぶことができるが、その他に“射撃訓練場”という練習の場が用意されている。

 レジェンドの特性や各種武器・アイテムの効果を確認するために最適な場所なので、不安がある場合はここで練習をするのが良いだろう。その後、実際のバトルロイヤルを体験するために“カジュアルマッチ”に参戦することをおすすめする。もちろん、腕に覚えがあるプレイヤーはいきなり“カジュアルマッチ”に挑戦することも可能だ。
 
 加えて、バトルロイヤル以外にもチームデスマッチやガンゲーム、コントロールなどが一定期間ごとにローテーションでプレイすることもできるため、バトルロイヤル以外のモードで主に撃ち合い(戦闘)を中心としたゲームをプレイしたい場合でも、十分に楽しむことができる。

【PS4 or PS5あなたはどっち?】これからゲームを遊びたい人におすすめするタイトル、知っておくと便利なPS Plusなどを紹介

 ぜひ、本作をプレイしてその自由度の高さ、ゲームスタート時に降下する前のわくわく感、そして戦闘の小気味よいテンポ、何より最後の1チームとしてマップに君臨しチャンピオンに輝いた際の達成感を一度味わっていただきたい。チャンピオンになったときのあの喜びを、基本無料のゲームで味わえた時点でそれはもう“得”以外の何ものでもない。完全に、お得です。

 なお、より快適なプレイをしたい場合はPS5版がおすすめです。120fpsに対応したこともあり、対応したモニターを使用すればPC版にも引けを取らない体験ができます。(Text by itra)

『Apex Legends』特設ストアはこちら (Amazon.co.jp)

PS4 or PS5、あなたはどっちで遊ぶ?

 充実のラインアップとお求めやすい価格で展開中のPS4。PS Plusへ加入せずとも、ネット環境さえ揃えてしまえば友人たちとも楽しめる基本無料タイトルを簡単に楽しむことができます。

 もう少しゲームを遊びたくなったら、PS Plusへ加入したり、ゲームを購入したりすれば腰を据えてじっくりとプレイも可能。もちろん、いまからゲームを始めてみようと思っている方にもおすすめできる名機であることは明らかです。

 PS5は、最新タイトルを最高の環境で遊びたい、周辺機器のPS VR2で新しい体験をしたいといった、最先端のゲーム体験を求めている方へ勧めたいハードです。

 気軽に遊ぶのに最適なPS4、最先端のゲーム体験を求める方が満足できるPS5。どちらを選ぶかは皆さん次第ですが、4月からの新生活への準備に慌ただしくなるこの時期、息抜きにプレイステーションでゲームを遊んでみるのはいかがでしょうか。