アニメ『転生したらスライムだった件』初の映画『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』について、声優の木村昴さんが演じるキャラクター・行商人ラキュアの新場面写真が解禁された。
さらに、木村昴さんのインタビューも公開。インタビューでは『劇場版 転スラ』に参加が決まった時の心境やラキュアというキャラクターを演じたイメージ、“転生”したらなってみたいものなどを語っている。
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木村昴が《転スラ》ワールド初参戦!“クセ”の強い裏の顔を持つ行商人《ラキュア》を熱演「何を考えているか分からない、無視できない存在感を出せたら」木村昴インタビュー&“ラキュア”新場面写真解禁!
シリーズ累計発行部数3,000万部突破の大人気異世界ファンタジー「転生したらスライムだった件」(通称「転スラ」)初の劇場版作品『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』が、現在大ヒット公開中!原作・伏瀬自らが原案を手がけた完全オリジナルストーリーである<劇場版>は、人間からスライムに転生した主人公・リムルたちが、仲間のために陰謀に立ち向かう“絆”の物語。「転スラ」ならではの個性豊かなキャラクターたちが繰り広げる世界観はそのままに、壮大な映像と大迫力の戦闘シーンなど映画館のスクリーンで見るべき<劇場版>へと進化を遂げた。既に世界12以上の国と地域での公開も決定し、初日から週末にかけて「転スラ」ファンのみならず、ファミリー層やカップルなど幅広い層の観客が詰めかけ、公開初日から13日間で興行収入(11/25-12/7までの累計)は、7億6千万円(動員:58万人)を突破している。
劇場版のオリジナルキャラクターとして、女優・福本莉子が声優を務めるラージャ小亜国の女王トワや、内田雄馬が演じる大鬼族(オーガ)の生き残りヒイロが劇中活躍を見せる中、異彩を放つキャラクター、行商人ラキュアも見逃せない存在感を放つ。演じるのは、「ドラえもん」(ジャイアン)、「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-」(山田一郎)などで活躍し、持ち前の明るいキャラクターでバラエティ番組など様々なメディアにも引っ張りだこの人気声優の木村昴。
本作の出演で初の《転スラ》ワールドに初参戦となった木村は、「え!あの、あの転スラですか!?」とオファーが来たときの気持ちを振り返る。「人気のある作品だということは知っていましたし、ファンも多い作品だということで、お話をいただいたときはやはりすごくテンションが上がったのを覚えていますね」と沸き上がった気持ちを思い出す。演じたキャラクター“ラキュア”について「一見小物で雑魚キャラにも見えなくないキャラクターなので、見ている人が不快に感じない程度に変な奴だなあと思われるようにクセが強いイメージ」で作り上げたと語る木村。「見ているうちに、何を考えているか分からない、無視できない存在感を出せたら」と唯一無二のキャラクター造形を解説した。物珍しい貴重な宝石を扱う、ラージャ小亜国に出入りするラキュアは、劇中明らかに従来の《転スラ》登場キャラクターとは一線を画すインパクトを残している。「(他のキャラクターの中で)「こいつ何かありそうだぞ?」と思ってもらえるような雰囲気にしてみました。あと、本作の音響監督の方と別の作品でもご一緒する機会がよくあり、その方との作品は比較的クセの強い役柄が多かったので、本作でもご一緒した瞬間からいつものように“クセ強”モードでやらせてもらいました。(笑)クセが強すぎて何を言っているか分からなくなってリテイクするくらい」と収録当時の苦労も振り返った。
異世界に転生した元サラリーマンの三上悟、改めリムル=テンペストが活躍を見せる本作にちなみ、「転生したら?」という質問に、「人だったら宇宙飛行士、動物だったらイルカ」と答えた木村。「すごく宇宙に行きたいんですよ。(笑)いまだに僕の夢は、生きているうちに、1回大気圏を突破したいっていうものなんですね。だから転生してその夢が叶うんだったら、絶対宇宙飛行士がいいと思いました。もしくはロケットですね。まるっとロケットになって自分で行っちゃおうかなみたいな。いやもうこんなの語りだしたら2泊3日いきますよ。(笑)イルカについては、海めっちゃ苦手なんです。でも海は好きなんです、海辺は好きなんですよ。カリブ海のトロピカルなアイランドのすごく透明度の高い海だったらいいんですけど、めっちゃ怖いんです。浅瀬でも入ったら何かがガバーって来るんじゃないかみたいなことを想像するともうダメ。だからイルカになって、海の中も自由自在に泳ぎたい、そういう夢もありますね」と意外な一面を見せた。
また年末に差し掛かる今、2022年に一番印象に残ったお仕事について「日本テレビさんで「ヒルナンデス」の木曜レギュラーになったこと」を挙げた木村。「まだバラエティ番組に声優として出演すると、周りからどう触れていいのか分からない空気みたいなものを感じたり、どうやって自分が周りと打ち解けるかがテーマだったりしますが、「ヒルナンデス」のメンバーはそういったことを抜きにして、快く迎え入れてくれて、凄く嬉しかったです」とレギュラーが決まった時を振り返る。同じ木曜レギュラーのジャニーズWEST桐山さんとの番組内でのエピソードについて「番組の途中に報道情報が流れている時、スタジオが待ちの状態になるタイミングに、恒例で「前説」ならぬ「中説」として、来ていただいているお客さんを盛り上げる時間があるんです。木曜日は、僕と桐山さんがコンビとしてその時間にネタをやるという担当をしていまして、そのおかげで桐山さんとも仲良くなったり、スタジオの裏でネタの打合せをして、放送が終わったあとに、大師匠の南原さんから披露したネタのダメ出しや指導も受けたりしています。(笑)」と裏話を語った。
大活躍だった2022年から、来年の抱負について「僕は声優なので、声優業という中心はぶれずに持ちつつ、その声優という枠には囚われずに、いろいろな場所に呼んでいただけているうちは、その期待に応えられるように頑張りたい」と笑顔で語り、また「来年こそは車の免許を取りたい」と具体的な目標も定めた。唯一無二の存在感をアピールした木村は、来年もさらなる活躍が期待されている!
『劇場版 転スラ』について木村は「日頃より、「転スラ」を応援してくださっている皆さん、非常に多いかと思います。そんな皆さんも絶対に盛り上がる楽しい映画になっていますし、この映画を機会に「転スラ」を見てみようと思っている方にも、充分に楽しんでいただける作品となっているかと思います。お楽しみに!」と締めくくった。
<STORY>
【魔国連邦】(テンペスト)の西に位置する【ラージャ小亜国】。かつては金の採掘で栄えていたが、今はその繁栄は見る影もなく、湖は鉱山毒に侵され、国は危機的状況に陥っていた。女王「トワ」は、王家に代々伝わるティアラの魔力を使い、毒を取り除いて民を守っていたが、その代償としてティアラにかけられた呪いを全身に受けてしまい、命を蝕まれていた。そんな中、テンペストに突如現れた、大鬼族(オーガ)の生き残り「ヒイロ」。ベニマルたちの兄貴分だったというヒイロは、トワに命を救われ生き延びていたのだった。自分を救ってくれたトワと【ラージャ小亜国】を守るため、テンペストのリムルに助けを求めに来たヒイロは、ベニマルと運命の再会を果たす。ラージャの危機を救うため、そしてトワにかけられた呪いの謎を解くため、リムルたちはラージャへ向かうが...。そこには驚くべき陰謀が待ち受けていた!
<CAST>
- リムル:岡咲美保
- ヒイロ:内田雄馬
- トワ:福本莉子
- ベニマル:古川 慎
- 智慧之王:豊口めぐみ
- ヴェルドラ:前野智昭
- シュナ:千本木彩花
- シオン:M・A・O
- ソウエイ:江口拓也
- ハクロウ:大塚芳忠
- クロベエ:柳田淳一
- リグルド:山本兼平
- ゴブタ:泊 明日菜
- ランガ:小林親弘
- ゲルド:山口太郎
- ガビル:福島 潤
- ディアブロ:櫻井孝宏
- ラキュア:木村 昴
<STAFF>
- 原作:川上泰樹・伏瀬・みっつばー「転生したらスライムだった件」(講談社「月刊少年シリウス」連載)
- ストーリー原案:伏瀬
- 監督:菊地康仁
- 脚本:筆安一幸
- キャラクターデザイン:江畑諒真
- モンスターデザイン:岸田隆宏
- 総作画監督:田中雄一
- コンセプトアート:富安健一郎(INEI)
- 美術デザイン:ボワセイユ レミ、佐藤正浩
- 美術監督:佐藤 歩
- 美術:スタジオなや
- 色彩設計:斉藤麻記
- モニターグラフィックス:生原雄次
- CGI プロデューサー:町田政彌
- 編集:神宮司由美
- 撮影監督:佐藤 洋
- 撮影:チップチューン
- 音響監督:明田川 仁
- 音楽:藤間 仁(Elements Garden)
- アニメーション制作:エイトビット
- 配給:バンダイナムコフィルムワークス
「転生したらスライムだった件」について
TVアニメ『転生したらスライムだった件』は、異世界で一匹のスライムに転生した主人公が、身につけたスキルを駆使し、知恵と度胸で仲間を増やしていく異世界転生エンターテインメントで、TVアニメ『転スラ』第1期が2018年10月より2019年3月までTOKYO MX ほかでTV放送され、更に2021年1月から9月まで『転生したらスライムだった件 第2期』第1部、初TVアニメ化となる「転スラ」スピンオフコミック『転生したらスライムだった件 転スラ日記』、『転スラ第2期』第2部が9ヶ月連続で放送されました。原作コミック「転生したらスライムだった件」(講談社「月刊少年シリウス」連載中/漫画:川上泰樹、原作:伏瀬、キャラクター原案:みっつばー)は、小説投稿サイト「小説家になろう」で9億PV(ページビュー)を突破した、伏瀬氏による同名人気小説のコミカライズで、コミック、小説、スピンオフ作品など関連書籍のシリーズ累計発行部数は3,000万部を突破しています。
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劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編“ラキュア”役 木村昴さんインタビュー全文
――Q 累計発行部数3,000万部を超える人気シリーズ「転スラ」初の映画化になりますけども、木村さんは劇場版オリジナルキャラクター“ラキュア”をご担当されます。「劇場版 転スラ」に参加が決まった時の心境を教えてください。
木村昴さん:人気のある作品だということは知っていましたし、ファンも多い作品だということで、お話をいただいたときは、「え!あの、あの転スラですか!?」と、やはりすごくテンションが上がったのを覚えていますね。嬉しかったです、とっても!
――Q 行商人ラキュアというキャラクターはどうやってイメージを作りましたか?
木村昴さん:一見小物で雑魚キャラにも見えなくないキャラクターなので、見ている人が不快に感じない程度に変な奴だなあと思われるようにクセが強いイメージで作りました。見ているうちに、何を考えているか分からない、無視できない存在感を出せたらと演じたつもりです。(他のキャラクターの中で)「こいつ何かありそうだぞ?」と思ってもらえるような雰囲気にしてみました。あと、本作の音響監督の方と別の作品でもご一緒する機会がよくあり、その方との作品は比較的クセの強い役柄が多かったので、本作でもご一緒した瞬間からいつものように“クセ強”モードでやらせてもらいました。(笑)クセが強すぎて何を言っているか分からなくなってリテイクするくらい。(笑)
――Q 今回転スラの主人公リムルは、異世界に転生してスライムになりましたが、もし木村さんが”転生”したら、なってみたいもの、やってみたい仕事とか何かありますか。
木村昴さん:えー!いやいっぱいあるでしょ!僕は転生して宇宙飛行士がいいかな。僕、すごく宇宙に行きたいんですよ(笑)いまだに僕の夢は、生きているうちに、1回大気圏を突破したいっていうものなんですね。だから転生してその夢が叶うんだったら、絶対宇宙飛行士がいいと思いました。もしくはロケットですね。まるっとロケットになって自分で行っちゃおうかなみたいな。いやもうこんなの語りだしたら2泊3日いきますよ。(笑)
――Q ちょっと夢広がりますよね。
木村昴さん:いや広がりますよね!?うわーなんだろう、だから人だったら宇宙飛行士、物とか動物だったら、海の動物になってみたいですね、イルカとか。イルカとかいいです。海めっちゃ苦手なんです僕。海は好きなんです、海辺は好きなんですよ。海辺は大好きなんですけど、海で泳ぐのが無茶苦茶怖いんですよ。カリブ海のトロピカルなアイランドのすごく透明度の高い海だったらいいんですけど。めっちゃ怖いんです、浅瀬でも入ったら何かがガバーって来るんじゃないかみたいなことを想像するともうダメ。だからイルカになって、海の中も自由自在に泳ぎたい、そういう夢もありますね。うわ~どうやったら転生って出来るんですかね。ハハハハハ(笑)ほんとですよね(笑)
そういう夢を持っている人が見たら、きっとこうワクワクできる映画にもなっていますよね。
――Q もうすぐ2022年が終わりますが、今年印象深かったお仕事はありますか?
木村昴さん:今年一年色々なお仕事をさせていただきましたが、日本テレビさんで「ヒルナンデス」の木曜レギュラーになったことがとても印象深かったです。まだバラエティ番組に「声優」として出演すると、周りからどう触れていいのか分からない空気みたいなものを感じたり、どうやって自分が周りと打ち解けるかがテーマだったりしますが、「ヒルナンデス」のメンバーはそういったことを抜きにして、快く迎え入れてくれて、凄く嬉しかったです。その中でも特別にジャニーズWESTの桐山さんと仲良くさせていただいてて、番組の途中に報道情報が流れている時、スタジオが待ちの状態になるタイミングに、恒例で「前説」ならぬ「中説」として、来ていただいているお客さんを盛り上げる時間があるんです。木曜日は、僕と桐山さんがコンビとしてその時間にネタをやるという担当をしていまして、そのおかげで桐山さんとも仲良くなったり、スタジオの裏でネタの打合せをして、放送が終わったあとに、大師匠の南原さんから披露したネタのダメ出しや指導も受けたりしています。(笑)
「ヒルナンデス」のレギュラーが自分にとって大きな出来事でしたね。
――Q来年2023年の抱負をお聞かせください。
木村昴さん:あくまで僕は声優なので、声優業という中心はぶれずに持ちつつ、その声優という枠には囚われずに、いろいろな場所に呼んでいただけているうちは、その期待に応えられるように頑張りたいなと思います。声優だからこれをやっちゃダメとか考えないようにして、いろいろなところにお邪魔させていただければ、一緒にアニメも盛り上がると思いますので、たくさん挑戦してみたいと思います。あと、来年こそは車の免許を取りたいです。(笑)教習所を2浪してまして、最終試験の会場まで行って筆記試験さえ合格すれば免許が取得出来たんですが、試験まで数分のところで、当時付き合っていた彼女からメールでフラれてしまって。彼女へのサプライズとして、車で迎えに行く目的で教習所に通っていたので、試験を受けずにそのまま帰ったことがあります。(笑)もう一度免許を取ろう、と思ったときにはもう忙しくて通えない状態でしたので、来年こそは普通自動車免許を取得したいと思います。(笑)
――Q 映画を楽しみにしている皆さんへメッセージをお願いいたします。
木村昴さん:日頃より、「転スラ」を応援してくださっている皆さん、非常に多いかと思います。そんな皆さんも絶対に盛り上がる楽しい映画になっていますし、この映画を機会に「転スラ」を見てみようと思っている方にも、充分に楽しんでいただける作品となっているかと思います。
またですね木村昴(私)が演じております“ラキュア”、まあ一癖も二癖もある非常に個性的なキャラクターですので、そこにもご注目いただきながらご覧いただけたら幸いです。
お楽しみに!