ファミ通.comがアニメ業界の気になる人たちへとインタビューする連載“アニメの話を聞きに行こう!”。連載第2回は、アニメーション監督・新海誠氏へのインタビューをお届けします。

 2022年11月11日、『天気の子』から約3年ぶりとなる新海誠監督最新作『すずめの戸締まり』が公開されました。

 2016年の『君の名は。』が大ヒットを記録して以降、日本中からとても大きな期待を背負って作品を作り続けてきた新海監督。そんな中でも決して守りに入ることなく、過去作とは違ったテーマに挑み、『すずめの戸締まり』もまた監督の新たな到達点といえる傑作となっていました。

 今回は、そんな新海監督が最新作に込めた想いについて、たっぷりと語っていただきました。インタビュー中に監督が発した「いまでなければ間に合わないと思った」という言葉の真意とは? 

 なお、序盤はネタバレ少なめですが、インタビューが進むにつれ、ネタバレの度合いが大きくなる構成になっています。まだ『すずめの戸締まり』を観ていない人はご注意ください。すでに観てきた人には、最後まで読んでもらえると嬉しいです。

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新海誠(しんかい まこと)

アニメーション監督。日本ファルコムなどでゲームのムービー制作に関わったのち、劇場公開作品『ほしのこえ』や『秒速5センチメートル』でアニメファンの注目を集める。2016年の『君の名は。』が大ヒットし、興行収入は日本映画歴代2位の250億円を記録。続く『天気の子』(2019年)のヒットを経て、『すずめの戸締まり』が2022年11月11日に公開された。

制作中は「人生でいちばん辛い2年半」だった

――『すずめの戸締まり』はテンポよく舞台が変わっていくロードムービーとなっていて驚きました。土地ごとに印象的な場所がたくさん出て来ますから美術設定などの労力も大きかったのではないですか?

新海それはもう本当にあの……たいへんでした。

――(笑)。

新海僕だけじゃなくてスタッフみんながそうだったと思うのですが、人生でいちばん辛い2年半でしたね(苦笑)。

――そんなにですか!

新海映画全体のカット数としては、『君の名は。』が約1600カットで、『天気の子』は1700カット。『すずめの戸締まり』は2000カット近いんです。

 そしていまおっしゃった通りで、舞台が変わっていくというのはそれだけ大きな労力がかかります。つぎの場所に行くたびに、美術設定や3DCGなどは新たな映画を作り始めるくらいのセットアップが必要なんです。カット数だけで見れば20%くらいの増えかたですが、体感的な労力としては過去作品の倍くらい大変でした。

 感覚的には、エベレストみたいなすごく高い山を酸欠になりながらようやく頂上まで登って、下山してきて「もう勘弁してくれ! 二度と登りたくない!」と。作り終えた直後のいまはそういう気分です。

『すずめの戸締まり』公開記念インタビュー。新海誠が「いまでなければ間に合わないと思った」、作品に込めたテーマを語る【アニメの話を聞きに行こう!】

――(笑)。それほどの苦労をしてまでこういったロードムービーという形にした理由というのは?

新海本作の企画時、最初の着想として“場所を悼(いた)む物語”にしたいという発想があったんです。

――場所を悼む。

新海はい。失われていく場所を見送る……鎮魂する……お礼を言いながらお別れをするというような。

 日本は少子高齢化が進んでいて、消えていってしまう町や家を目にする機会が増えています。僕自身の故郷もそうです。どんどん寂しい場所になっていく。でも、建築物を建てるときは“地鎮祭”をしたり餅撒きをしたりするのに対し、使わなくなるときには何もしないですよね。

 人が亡くなったときはお葬式で故人を悼むけれど、大切だった場所が失われていく中で僕らは何ができるんだろうと。そこから“場所を悼む物語”という発想が生まれました。

 人が使わなくなった廃墟に現れた“扉”、日本古来の芸術表現について書かれた本に出てきた言葉から“後ろ戸”という名前を『すずめの戸締まり』では使っていますが、これを閉めていくというイメージも、“場所を悼む”というイメージからの連想で生まれました。

『すずめの戸締まり』予告【11月11日(金)公開】

――そういった廃墟的な場所が日本各地にあるから、それを映すロードムービーになっていったと。

新海はい。ただ、場所を悼むような物語にするとどうしても映画のテンションが静かになってしまうと思ったので、その上で「エンターテイメントとして映画を成立させるために何が必要か」と考えていって、最終的にたどり着いたのが“少女と椅子のバディ”でした。

 今回はバディものというイメージで物語を考えていきましたが、それは僕が年齢的に『君の名は。』のような恋愛物語を描くことへの興味が薄れて、もっと違う関係性を描きたくなったのも大きかったと思います。鈴芽と叔母の環との関係性が大きく描かれているのも同様の理由があります。

鈴芽の相棒は“椅子”ではなく“牛乳パック”になる可能性もあった

――途中から「JKと椅子の冒険譚なのか!?」と驚きつつ鑑賞しました。

新海少女を主人公にするのはすぐに決まったんです。単純に前作『天気の子』の主人公が男の子だったので。その上で、廃墟のような場所をめぐるなら絵的にも物語的にもバディが必要だと感じて、どんなバディにすべきかというのは紆余曲折ありました。

 少女どうしのバディ、あるいはパートナーが旅を続ける中で化け物に変わっていってしまうなど、いろいろ考えて。廃墟と化け物などは絵としてはバシッと決まりそうだったのですが、“場所を悼む”という静かな行為が前提にあったので、ちょっとカッコよく決まり過ぎてしまうのではないかと。

 やはり笑いの要素もあるエンターテインメント映画にしたいという思いもあったので、少女の隣に立っているのはかわいらしかったり、動いているだけで微笑ましくなるような存在にすれば、エンタメとして成り立つんじゃないかと。そうして考えていく中で“3本足の椅子”が生まれました。

『すずめの戸締まり』公開記念インタビュー。新海誠が「いまでなければ間に合わないと思った」、作品に込めたテーマを語る【アニメの話を聞きに行こう!】

――パートナーのアイデアは椅子以外にはどんなアイデアがあったのですか?

新海無機物をパートナーに選ぶ中で案はいろいろあったんですけど、たとえば牛乳パックとか。それはボツになったわけですが“人とは決定的に違うものになる”という部分は最後まで残りましたね。

 企画を考え始めたころに一度実家へ帰省したのですが、人気のないバス停にひとり掛け用の木製の椅子がポツンと置いてあったのがずっと印象に残っていたんです。それも着想のひとつになり、その異物感を鈴芽の相棒に当てはめたところ、それまでのどのアイデアよりもしっくりきて現在の形になりました。

大きな影響を受けたのは村上春樹の“とある短編”とあのジブリ作品

――『すずめの戸締まり』を観ていて、小説『海辺のカフカ』を思い出しました。この映画を作る上で着想を得た作品や影響を受けたものがあれば教えてください。

新海たくさん影響を受けている作品はありますが、『海辺のカフカ』も『すずめの戸締まり』を作る上で読み返した作品のひとつです。この小説でも石が出てきたり猫がしゃべったりしますよね。

 同じ村上春樹作品の中で『すずめの戸締まり』に直接的にインスピレーションを受けたものを挙げるとすれば、『かえるくん、東京を救う』という短編です。主人公のかえるくんが新宿の地下深くにいる巨大なミミズと戦って地震を防ぐといった話で、本作にも地震の象徴としてミミズが出てきますけど、そのネーミングは『かえるくん、東京を救う』から直接引用しています。

『すずめの戸締まり』公開記念インタビュー。新海誠が「いまでなければ間に合わないと思った」、作品に込めたテーマを語る【アニメの話を聞きに行こう!】
『すずめの戸締まり』公開記念インタビュー。新海誠が「いまでなければ間に合わないと思った」、作品に込めたテーマを語る【アニメの話を聞きに行こう!】
村上春樹作『海辺のカフカ』、『かえるくん、東京を救う』(画像はAmazon.co.jpより)

新海あとはジブリ作品の『魔女の宅急便』ですね。作中で松任谷由実さん(※リリース当時は荒井由実)の『ルージュの伝言』も使わせてもらっているので、映画を観た人なら「やっぱり」と思うかもしれませんが。

――急に『ルージュの伝言』が流れるシーン、最高でしたね(笑)。それも赤いド派手なスポーツカーに乗っている高速道路で。

新海物語が進む中で、このシーンくらいから鈴芽の心はどんどん張り詰め始めていますよね。旅の大きな目的地へ向かう道中で、大きな課題を抱えた状態で。

 でも、観客まで同様の張り詰めた気持ちにさせ続けては観ている間に疲れてしまうだろうなと思い、鈴芽の行動原理とはまったく違うキャラクターが、鈴芽の気持ちには忖度せずに能天気な行動をしてくれたら、映画全体がスムーズに躍動してくれるんじゃないかという気がして、芹澤のような人に登場してもらいました。

 あの『ルージュの伝言』のシーンでは、クロネコヤマトのトラックが後ろを走り抜けているんですよ。

――ああ! それは気付かなかった(笑)。

新海もう一度観ることがあればぜひ注目してみてください(笑)。

――作品全体で『魔女の宅急便』の影響を受けているところというのは?

新海鈴芽は、旅先でいろいろな女性に出会っていくわけですよね。その構造は、『魔女の宅急便』の影響を受けています。

 『魔女の宅急便』って、いま観ても、物語としてとても新しいことをしているんですよね。少女の自立を描いているわけですが、旅の途中、キキが宅急便の仕事の中で出会う他者がじつはあらゆる“未来の自分の可能性”でもあって。子どもができた自分、おばあちゃんになった自分、絵描きを仕事にした自分……いろいろな他者に出会うことで自分自身を再発見していくという。

 その筋書きが見事で、いまでも変わらない鮮度とメッセージの強さがある作品だと思います。そこから影響を受けて、鈴芽も各地でさまざまな職業を持つ女性に出会う構成にしています。

『すずめの戸締まり』はゲームっぽい?

――鈴芽たちが最終的に向かう目的地は、現実にモデルとなった場所があるのでしょうか?

新海『すずめの戸締まり』に登場する舞台というのは、御茶ノ水駅や新神戸駅などの公共の場所などは実際のものを描いていますが、最終目的地を含む九州や四国などの町についてはすべて架空のものです。その地域に実在しそうな作りにはしていますが、廃墟のある場所も含め、この映画のために考えて作ったものなんです。

『すずめの戸締まり』公開記念インタビュー。新海誠が「いまでなければ間に合わないと思った」、作品に込めたテーマを語る【アニメの話を聞きに行こう!】

――あくまで“〇〇地方のどこどこっぽい場所”という感じなのですね。もうひとつ少し感じたのが、鈴芽たちの旅は新しい場所に行き仲間と出会って、イベントが発生してボス戦みたいなイベントもあって、RPGのような構造でもありますよね。

新海ゲームのクエストみたいな話の構成だというのは、言われてみればそうかもしれませんね。でも、とくに制作中に意識はしていませんでした。僕がゲーム会社に勤めていたというのもあまり関係ないと思います(笑)。ただ“どんどんステージが移り変わっていくような描きかた”にはしようと思っていました。

 鈴芽は、後ろを振り返らずどんどん前に進んでいくような推進力の強い女の子なんですよね。そういった性質になった理由については物語の途中で明らかになりますけど、彼女は僕たち観客を、見たこともない場所まで引っ張っていってほしいという想いを託したキャラクターでもあるんです。それを表現するためには、各地でまったく異なる光景が目の前に広がっていてほしい。

 そういった意図で作っていった結果、まさにゲームのようにいろいろなステージが変わっていくというものになりました。ボス戦みたいとおっしゃっていたところも、じつはスタッフ間では“九州ミミズ戦”、“神戸ミミズ戦”というふうに呼んでいましたから(笑)。

 ステージ的に分かれている場面場面で「ここでのテーマは何?」、「ここでのBGMはどういうモチーフにしよう?」ということを考えながら作っていきましたね。ゲームも物語を語りうるメディアなので、もしかしたら同じような感覚はどこか持ちながら作ったかもしれないですね。

新海誠が“あの震災”を描いた理由。「いまでなければ間に合わないと思った」

――『かえるくん、東京を救う』も巨大なミミズと戦って地震を防ぐ話でしたが、『すずめの戸締まり』は各地でのミミズとの戦いがありつつ、東日本大震災という現実にあった震災が描かれ、テーマのひとつとなっています。いま、あの震災を描いたのはなぜだったのでしょう?

新海東日本大震災から10年以上が経過して、どんどん震災が我々の共通体験ではなくなってきていると思うんです。僕の娘は震災の前年に生まれていて、彼女にとってあの震災はもう“教科書の中の出来事”なんですよね。

 僕たちの映画は、10代の観客も多いです。震災を経験してはいるけれど、そのときはまだ幼かったりして、大きな実感を伴う出来事ではなかったという方も大勢いる。

 それでも、いまならまだ少し手を伸ばせば届くような過去の出来事として、多くの人が想像力を働かせることができるのではないか? むしろ「いまでなければ間に合わない」と思って、今回の映画にこのテーマを込めました。

『すずめの戸締まり』公開記念インタビュー。新海誠が「いまでなければ間に合わないと思った」、作品に込めたテーマを語る【アニメの話を聞きに行こう!】

――大きな災害をエンタメ作品の題材にすることについて、不謹慎という批判を受けるのではないかといった不安や躊躇などはなかったのでしょうか?

新海当然、震災を描くと決めたとき、スタッフともいろいろなことを話して、同じ覚悟をした上で制作をはじめました……少し、長い話になるのですが、いいですか?

――もちろんです。

新海僕は来年で50歳になるんですけど、この40代の10年間、『君の名は。』、『天気の子』と、ずっと震災のことを考えながら映画を作ってきた気がします。

 『君の名は。』に登場する“1000年に一度の彗星”も、地震のメタファーとして描いていました。『天気の子』で描いた“人の力ではどうすることもできない巨大な災害”というのも、直接的に震災を描いたわけではないにせよ、2011年を経験したから出てきたアイデアだったと思います。

――確かに言われてみれば前2作も“災害”を描いた映画でした。

新海あの震災があって、ものの考えかたも、世界の捉えかたも変わった。自分にとって二度目の出発点だったような気がします。でもそれは僕だけではなくて、日本に住むほとんどの人が否応なく経験した変化だったと思うんですよね。

 だからこそ震災に影響を受けた創作物が無数に描かれてきたわけですよね。『シン・ゴジラ』もそうでしょうし、実写映画や演劇、それにアニメでも、そういった作品はいくつも生まれました。“震災文学”と呼ばれる一大ジャンルもありますよね。
 
 人間の歴史は、大きな悲劇を物語にして残してきた歴史でもあると思うんです。どうしようもない悲劇について考えて、なんとか解釈を見出して物語へと昇華することで前に進んできた。『すずめの戸締まり』は、そうして書かれてきた震災文学に連なるひとつの形と言えるんじゃないかと思います。

 そういう意味では本作も珍しいものではないと思っています。ただ、ひとつ意識してきたのは『すずめの戸締まり』がとても規模の大きな映画であるということですよね。

――ええ。

新海小さなお子さんから大人までいろいろな方が観に来てくれる映画になるかもしれない。はじめて触れる“震災にまつわる物語”が『すずめの戸締まり』だという人も多いかもしれないですよね。

 そのために考えなければならないことはたくさんありました。たとえば地震警報の音ひとつ取っても、どんな音にすべきかというのは検討を重ねました。

――作中で流れた地震警報は現実で使われている音ではなく、イチから別の音を作って鳴らしているのですか?

新海そうです。本物の音にしてしまうと実際の警報と区別が付かなくなってしまいますから。

 ただ、スマートフォンから流れる地震警報というのはもはや僕たちの日常の一部なので、本物から離れすぎても嘘っぽくなってしまう。でも、現実の警報そのものの音で、不用意に観に来てくれた人を驚かせてもいけない。

 こうした気を付けるべきことはたくさんありましたけど、「エンターテイメントとして語ってはいけない現実のできごとはあるんだろうか?」とも思っています。“この件にはエンターテイメント作品で触れてはならない”という決まりごとがあったとしたら、それこそ、悲劇だと思うんです。

 さまざまなアーティストが震災に影響を受けて創作してきたように『すずめの戸締まり』もまた、震災をテーマにするからこそ届けられる物語を目指して、なるべく人を傷付けないように最大限考えながら全力で作ってきた作品だというのは間違いなく言えます。

映画『すずめの戸締まり』予告②【11月11日(金)公開】

新海誠監督に話を聞きに行って

 東日本大震災。“311”とただ数字を言えば、固有名詞を出さずにあの災害を指すほどの巨大な災害。その衝撃と悲しみは日本人の多くの胸に残っているだろうし、いまでもすべての地域が復興しきったとは言えない。

 本作『すずめの戸締まり』はこれまで新海誠監督の作品では暗喩的に描かれてきたその“巨大災害”が、初めて明示的に描かれたものだ。

 これまで“災害”を描きつつも、男女の入れ替わりや恋愛要素、エンターテインメントを主軸に据えていた監督が、改めてあの地震を作品に取り入れた狙いはなんだったのだろう。そんな疑問を持ちつつ望んだインタビュー。

 「いまでなければ間に合わないかもしれないと思った」と語る新海監督の表情には、少しの逡巡と、その奥に確かな覚悟が宿っていた(ように見えた)。

 ただし誤解してほしくないのは、本作は決して地震だけを描いた映画ではなく、全体としては明るい雰囲気の冒険映画、そして、少女が旅を通じて自己と向き合い一歩踏み出すという、ある種定番と言っていいほど爽やかなロードムービーとなっている。誰もが観て楽しめるよう工夫が凝らされて、笑える要素も散りばめられている。

 ひょっとするとこの後『君の名は。』、『天気の子』、『すずめの戸締まり』は新海誠監督による“災害三部作”と呼ばれるようになるかもしれない。あの災害をアニメーション作品で、エンタメ作品として紡ぐ。ただ暗いだけにならず、悲しみだけにならず、人を楽しませながら描く。そんな監督の覚悟がうかがえる本作。ぜひご覧になってみては。

作品情報

  • 『すずめの戸締まり』

公開日

  • 2022年11月11日(金)公開

メインスタッフ

  • 原作・脚本・監督:新海誠
  • キャラクターデザイン:田中将賀
  • 作画監督:土屋堅一
  • 美術監督:丹治匠
  • 音楽:RADWIMPS、陣内一真

メインキャスト

  • 岩戸鈴芽:原菜乃華
  • 宗像草太:松村北斗
  • 岩戸環:深津絵里
  • 岡部稔:染谷将太
  • 二ノ宮ルミ:伊藤沙莉
  • 海部千果:花瀬琴音
  • 岩戸椿芽:花澤香菜
  • 芹澤朋也:神木隆之介
  • 宗像羊朗:松本白鸚

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