2022年10月26日、CD PROJEKT REDは『ウィッチャー』シリーズ第1作目『The Witcher』のリメイク版が制作中であることを発表した。『The Witcher』は2007年に発売され、今年は15周年の節目となる。
先日発表されたCD Projekt REDで進行中の5つのプロジェクトの中で触れられていた“Canis Majoris”がこのリメイク作品にあたるという。開発スタジオのFool's Theoryを率いるJakub Rokosz氏は「『ウィッチャー2 王の暗殺者』や『ウィッチャー3 ワイルドハント』のクエスト設計などを手掛けた人物で、世界観などの理解は申し分なし。
ウィッチャーシリーズ 初代『ウィッチャー』の完全リメイクが決定!
CD PROJEKT REDは10月26日(水)、「ウィッチャー」シリーズ最初のゲーム『The Witcher』発売から15周年を迎えるにあたり、本作のリメイク版が現在制作中であることを発表しました。
10月初旬の発表ではコードネーム「Canis Majoris」とされていた本プロジェクトがこのリメイク作品にあたり、2007年に発売された『The Witcher』(CD PROJEKT RED によるRPG 3部作の第1作)を現代向けに再構築します。本作のゲームエンジンはUnreal Engine 5で、CD PROJEKTREDが新章「ウィッチャー」シリーズのために開発中のツールセットを使用してゼロベースから制作されます。RPGに特化したゲーム開発スタジオ「Fool’s Theory」が開発を担当し、現在はその初期段階を迎えています。チームには、過去に『ウィッチャー2 王の暗殺者』や『ウィッチャー3 ワイルドハント』を手がけたベテラン開発者が多数在籍しており、CD PROJEKT REDが全面的に監修を行います。
CD PROJEKT RED スタジオヘッド Adam Badowski によるコメント
「初代『The Witcher』は、私たちCD PROJEKT RED にとってすべてが始まった場所です。私たちが初めて作ったゲームであり、とても大きな出来事でした。この場所に戻り、次世代のゲーマーのためにリメイクすることは、同じぐらい、もしくはそれ以上に大きなことです。Fool’s Theory には、以前「ウィッチャー」シリーズに携わったクリエイターもいるので、本作でのコラボレーションが楽しみです。彼らはシリーズについて熟知しており、リメイクを待ち望むゲーマーの熱量と、質の高い、意欲的なゲームを作る方法の両方を熟知しています。本作についての詳細をお伝えできるようになるまでには時間がかかると思いますが、是非ご期待ください」
Fool’s Theory CEO Jakub Rokosz によるコメント
「『ウィッチャー2 王の暗殺者』や『ウィッチャー3 ワイルドハント』を共に開発した仲間たちと、また一緒に仕事ができることになり大変嬉しく思っています。私たちの心に深く刻まれている作品のリメイクとなればなおさらです。CD PROJEKT RED と力を合わせて、素晴らしい作品を皆様のもとにお届けしたいと考えています」
『ウィッチャー』リメイクを含むシリーズの最新情報については、公式ウェブサイトならびにCD PROJEKT RED JapanのTwitterをご覧ください。